おらと煙は・・・  ~ Diary of  ”Maikuru” ~

高い所が好き。山の頂上で食べるラーメンが大好物。
密かにアクティブ宣言した勘違いオヤジの日記。

高舘山 羽山

2014年02月09日 | 山歩き
平成26年2月2日(日)   晴れ



 インターネットで仙台の情報を見ていたら、なぜか「那智が丘」というおらには似合わない夜景スポットにたどり着きました。夜景と言えば高い所なので、地理院地図で場所を見てみるとすぐ近くに「高舘山(196m)」という手軽な山があるのを見つけました。ネットの山登りの情報で見たことがある山名だったので、「いいかも( ̄ー+ ̄)キラリ」と計画をたてる事にしました。「雪があるから山歩きが出来ないのは仕方がない」とゴロゴロしているよりちょっと仙台方面に行けばいいことに今さら気づき、初の県外遠征です【アイアムアクティブ!】。


 さて、調べてみるとネットで見た事のある高舘山とは鶴岡にある山の事で、今回目指す高舘山はあまり山登りの情報がありません。と言う事は希少な情報をおらが先駆けて発信出来るかもしれないという重要な任務を背負ってこの山に挑むと言う事です、頑張らねば。


 さらに調べているうちに、宮城県だったら他にも山歩きが出来るところがあるのではないかと思い地図を見ていると、南の方に「羽山(223m)」という山を発見しました。おらほにも「葉山(1462m)」があり、同じ山の名前ということとお手軽そうなので、こちらも制覇するという過酷な挑戦をする事にしました。計画を妻に告げると一緒に行くとの事、2人でお出かけです。


 10時に家を出て、妻がお金をおろすとの事でマックスバリュに立ち寄ります。なかなか戻ってこないなと思っていたら山の頂きで食べるパンとジュースを買って戻ってきました、グッドな買い物です。関山峠を越え秋保ヘ向かう途中、道の脇に車が数台止まっており脇でアキレス腱を伸ばしている人がいます。どうも山登りに出掛ける人達のようです。車のナビには右側に「戸神山」と表示されているのでそちらに向かうのでしょう、いったい昨日の散歩は何だったんだろう?と思えるほどの暖かさ、雪もないしいいなー仙台は。妻と次回はこごさ来っべと誓って通り過ぎました。


 まず、今回のイメージ




 およそ12時那智が丘に到着、神社の方に車で向かい駐車場の看板の方に進むと駐車場があり(普通に当り前のことだけど)、そこに車を止め、パンとジュースを持って12時20分頃神社の方に出発しました。結構大きな木があります。暖かい日差しの下神社の脇では黒い猫がひなたぼっこをしており、こちらを睨んでいます。また、ちょっとこの場所には似つかわしくない洋風のチェアの置かれた新しい山門からは結構いい眺めが楽しめます。










 神社にお参りし、鐘をついて公園のような所に向かいます。「Hな木」がありました。




 公園のようなところに着くと盆栽のような松の木がまず目につきます、さらに奥に進むと案内板と展望台があり、台の上からは名取市街が広く見下ろせます。妻が「パン食うが?」と尋ねるのですが、食事は山頂と決まっているので(そんな訳ない)、「いますこすおもてがら」と伝えました。






 公園から引き返し今度は長い階段を下りて、予定の記憶の中にある滝と池に向かいます。階段を下り切ると分かれ道になっているのですが、案内板もなくどこに向かえばいいのやら、ぬかるんだ道がキャタピラで踏まれており右側はさらに二手に分かれていて、左側は下の方を工事しているのかユンボが置かれています。滝があるはずなのでチョロチョロと水の流れる川のある左側に進みます。途中、刀の置いてある所を通過しましたが水が流れていなかったため、滝の場所だと気付かずに通過してしまいました。階段を上ると池が登場です。氷が張ってあります。






 当初は結構整備された所だったのでしょうが、誰とも会わないしなんか寂しい場所です。池の脇を右側に進むと道にぶつかり、案内看板もなくまた悩みます。しかしキャタピラの跡があったので、右に下って行けばさっきの工事個所と判断し左に向かいました。だんだん元の場所に帰れるのか不安になりますが、とりあえずキャタピラの跡があるという事は今向かっている方から入ってきたという事なので、勇気を持って進みます。間もなく右手に階段が見えたので、ここを登ると車道に出ました。右に曲がり山頂を探しながら車道を進むと分かれ道が現れます、アスファルトの道はスタート地点に戻ると思われ、左側に折り返し砂利道を歩きました。間もなくさらに分かれ道となり、右側にアンテナが見えたので山頂か?とそちらに向かうもアンテナ施設のみ。水溜りのある道をさらに奥に進むと右側にチェーンの切れた車止めの跡があり、ちょっと入ってみたい気持ちを抑え更に木のトンネルのような道を進みます。








 だんだん下り道になり、引き返す事にしました。車道の分岐をスタート地点と思われる方へ進むと、間もなく看板が現れました。






 看板の脇に道があったのでこちらが山頂かと入ってみましたがどうも違うようで戻りました。昔お城があった場所もあるようですが、高舘山登頂・制覇ならず13時20分駐車場に戻りました。でも、お腹が空くほどいい運動になりました。






 山のてっぺんで食事をする事が出来ず空腹感が絶頂となったため、山形にはない「餃子の王将」で食事としました。腹が減っていたのと値段がリーズナブルなため、おらが王将ラーメンと焼きめし・妻がエビの揚げそばセットと天津飯と2人で4品頼んでしまい食べきるのに難儀しました。昨日頭を痛めた公式の計算はすっかり忘れる事にしました。


 胃袋に隙間を感じない程に満腹ではありますが、次なる目的地は「羽山」です。ナビを便りに「太陽の村」に向かいました。食べすぎのため下っ腹がゴロゴロいって便意をもよおした為施設のトイレを借用し、15時20分下の駐車場から羽山神社に向かい出発です。






 信じられない事ですが雪の積もった形跡もなく、秋の落ち葉の道を歩いている雰囲気です。冬は県外に出れば山歩きが出来るのですね、妻と新発見に感動しながら歩いていきます。







仲のよさそうな影



 本当によく整備されていていい所です。






 最後の急な坂を登り切って山頂神社の右後ろに到着しお参りです、いい汗もかきました。帰りは下った途中から「なら林線」を歩き、「まつ林線」から「七曲線」を下りて16時10分駐車場に到着しました。






 途中で秋保の日帰り温泉で汗を流し、家に着きました。山形県を出て雪のない道をたっぷりと歩き眺望も楽しみ、美味しい餃子と食事をたっぷりと食べ、一人千円を超える高級温泉に浸かり充実の一日でした。





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