平成26年6月5日 晴れ
のち 曇り![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_cloud.gif)
おらほでは、6月にこいのぼりを立てます。
○○まつり(例えばひな祭り) とか ○○の節句(例えば桃の節句)とか言わないので、正式には何の日か不明ですがひな祭り同様、旧の端午の節句だと思います。
最近はこいのぼりを上げる木を立てる家は減って、我が家もその一家ですが、年寄りにより家の中に飾ってあります。ちらかっていて恥ずかしいですが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/cb/44abd6a83956a4893d60b727b8a95ad6.jpg)
・ ・ ・ ・ とてもこいのぼりには見えません
一応吹き流し・おとうさん鯉・おかあさん鯉・こども鯉があり、青空の中で風に泳ぐこいのぼりの姿は想像できませんが黄金太郎鯉以前の味のあるこいのぼりです。それでもウチの年寄りの精一杯の行動でしょう、たぶん
。
もうひとつ、これは今風ですが息子の初節句の時に妻の実家の親から贈ってもらった立派な五月人形も飾ってあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/ef/819fc700bea81ddf9b7cba06f54b22dd.jpg)
家の中に飾るならやっぱりこういう物です。妻の父母がかわいい孫のために贈ってくれた大切な人形です。今となっては逞しくなった息子もこんなかわいい顔をしていた事と、こんなに小さい赤ちゃんを家の中ですれ違う時に譲り合う程立派にオガした妻にも驚きと感謝の意を覚えます。
そして人形のむかって左下に見える緑色のもの。それと同じものが今朝の朝食の卓上の一部のこれ、紐を切っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/72/67212d065a5f3ec909ed17bd97e3f68a.jpg)
これは【ササマギ】という食べ物です。笹で包んであるので、正式には「笹巻き」というものだと思うのですが、もう一つ、今年は作りませんでしたが【ナダマギ】という食べ物があります、これも笹で包んであります。
【ササマギ】は三角形の笹ごともち米を蒸したもので、あまじょっぱいきな粉をつけて食べます。一方【ナダマギ】は四角形の笹に包まれたくるみゆべすみたいなもので、何もつけずに笹に着いたゆべすをベロで剥がしながら食べます。
「せいくらべ」の唄に出てくる【ちまき】と相対する食べ物だとは思いますが、おらほではなぜか【ササマギ】と【ナダマギ】の2つがあります。また、【ササマギ】の「笹巻き」という仮説(これは間違いないと思う)に対し【ナダマギ】のきれいな名称が想像されず、なぜこんな名前なのだろうと今は亡き先代の年寄りに叶わないながらも聞いてみたいと思ってしまいます。昔の年寄りは子供の疑問に何でも答えてくれたからです。たとえその答えが正解ではないとしても。
インターネットが普及し、言う事を聴かせるための迷信やあいまいさに対する寛容さを求めにくい世の中になりました。言葉の端々にも気をつけないとやんばいに理解してもらえませんし、”こういうことを言いたいのだ!”・”こういうのを残したいのだ!”という表現にちょっとでも正解でない言葉を使ったりすると、攻められる場合もあります。たぶんウチの地域の昔の年寄りだったら、みんな何回吊るし上げられているか分かったもんではありません。
と言いつつ結果として、今回日記に残した6月5日という日が何の日かはっきりわからないし、ササマギとナダマギの由来もわかりません。おらもやんばいに育ててもらったので、自分としてはこれでいいと思います。こいのぼりもササマギも五月人形も今の我が家の様な姿でいいのかもわからないけれども、飾ったり贈ってくれた人の気持ちは大事にしたいと思います。息子や将来生まれ来るかもしれない孫にはおらがいる限りはおらが小さい頃のままに、そして今のままに尽くしたいと思います。それが伝わるか、今後も続くかは後世に任せて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_cloud.gif)
おらほでは、6月にこいのぼりを立てます。
○○まつり(例えばひな祭り) とか ○○の節句(例えば桃の節句)とか言わないので、正式には何の日か不明ですがひな祭り同様、旧の端午の節句だと思います。
最近はこいのぼりを上げる木を立てる家は減って、我が家もその一家ですが、年寄りにより家の中に飾ってあります。ちらかっていて恥ずかしいですが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/cb/44abd6a83956a4893d60b727b8a95ad6.jpg)
・ ・ ・ ・ とてもこいのぼりには見えません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
もうひとつ、これは今風ですが息子の初節句の時に妻の実家の親から贈ってもらった立派な五月人形も飾ってあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/ef/819fc700bea81ddf9b7cba06f54b22dd.jpg)
家の中に飾るならやっぱりこういう物です。妻の父母がかわいい孫のために贈ってくれた大切な人形です。今となっては逞しくなった息子もこんなかわいい顔をしていた事と、こんなに小さい赤ちゃんを家の中ですれ違う時に譲り合う程立派にオガした妻にも驚きと感謝の意を覚えます。
そして人形のむかって左下に見える緑色のもの。それと同じものが今朝の朝食の卓上の一部のこれ、紐を切っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/72/67212d065a5f3ec909ed17bd97e3f68a.jpg)
これは【ササマギ】という食べ物です。笹で包んであるので、正式には「笹巻き」というものだと思うのですが、もう一つ、今年は作りませんでしたが【ナダマギ】という食べ物があります、これも笹で包んであります。
【ササマギ】は三角形の笹ごともち米を蒸したもので、あまじょっぱいきな粉をつけて食べます。一方【ナダマギ】は四角形の笹に包まれたくるみゆべすみたいなもので、何もつけずに笹に着いたゆべすをベロで剥がしながら食べます。
「せいくらべ」の唄に出てくる【ちまき】と相対する食べ物だとは思いますが、おらほではなぜか【ササマギ】と【ナダマギ】の2つがあります。また、【ササマギ】の「笹巻き」という仮説(これは間違いないと思う)に対し【ナダマギ】のきれいな名称が想像されず、なぜこんな名前なのだろうと今は亡き先代の年寄りに叶わないながらも聞いてみたいと思ってしまいます。昔の年寄りは子供の疑問に何でも答えてくれたからです。たとえその答えが正解ではないとしても。
インターネットが普及し、言う事を聴かせるための迷信やあいまいさに対する寛容さを求めにくい世の中になりました。言葉の端々にも気をつけないとやんばいに理解してもらえませんし、”こういうことを言いたいのだ!”・”こういうのを残したいのだ!”という表現にちょっとでも正解でない言葉を使ったりすると、攻められる場合もあります。たぶんウチの地域の昔の年寄りだったら、みんな何回吊るし上げられているか分かったもんではありません。
と言いつつ結果として、今回日記に残した6月5日という日が何の日かはっきりわからないし、ササマギとナダマギの由来もわかりません。おらもやんばいに育ててもらったので、自分としてはこれでいいと思います。こいのぼりもササマギも五月人形も今の我が家の様な姿でいいのかもわからないけれども、飾ったり贈ってくれた人の気持ちは大事にしたいと思います。息子や将来生まれ来るかもしれない孫にはおらがいる限りはおらが小さい頃のままに、そして今のままに尽くしたいと思います。それが伝わるか、今後も続くかは後世に任せて。
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