おらと煙は・・・  ~ Diary of  ”Maikuru” ~

高い所が好き。山の頂上で食べるラーメンが大好物。
密かにアクティブ宣言した勘違いオヤジの日記。

空気まつり ・ 朝日連峰展望

2015年06月09日 | 山歩き
平成27年6月7日(日)      晴れ





 フリーマガジンで朝日連峰が特集されていて、朝日自然観の先の林道途中にある展望台から見た朝日連峰がすばらしいとの一文が気になっておりました。

一カ月ぶりに職場に行かない休みをとったこの日、展望台の場所を確認するためインターネットで朝日自然観を検索してみると、トップページのお知らせに空気まつりのお知らせが載っていました。展望台を検索した事をすっかり忘れて頭は空気まつりモードですが、妻を誘ったところ、

「やんだ」

そうで、この話の流れから代わりにどこに行くとも言えずに家の中で大人しくしていることにしました。




 昼食後、フリーマガジンを手にした妻が朝日自然観の記事を見つけたので、内容を説明すると


「んだら行ぐべ」


と相成りました。






 2時過ぎに朝日自然観到着、先の林道に進みたいのですが係員が立っていてコテージの駐車場に誘導されます。「やんだ」と言われた空気まつりに用はないのですが、お祭りのため通行止めではしょうがないので車を止めて展望台を探しに歩くことにしました。



なぜか他の客に流されるように空気神社へ

























歩いてきた道を右に入るとすぐに空気神社












ガラス張りの様な台の下に入れるようで係の人に促されますが、時間もないので断って空気神社を後にしました。



ここまでの整備された道から少しクレードダウンしたような道になります。無事に林道に出られるのでしょうか?










辺りに止山されているところがあり、栽培しているので入るな的な看板が所々に立っています。奥の方からは誰かが畑仕事をしているのでしょうか、大きなラジオの音が聞こえてきます。道に従いここまで来ましたが、栽培畑の道だったのでしょうか?










 やっと道路がみえて、「ヤッター!」と出ようとすると、






なんと、そこにはお約束の立ち入り禁止テープが


あ~あ、またこのパターンかよ。


数々の止山のテープの脇を、

「栽培しているので採らないでください」といういくつかの看板の見ながら、

止山のテープをくぐり道路に出る


という、道路側から人が見たら


「手を挙げて~ 抵抗しても無駄だよ~ ちょっと調べさせてね~

と、後ろ向きの恰好で壁に這わされポケットの中や持ち物をチェックされそうなシチュエーションではありませんか。たまんねーな、たまんねーよ。



などと想像を膨らませながら道路に出ました。




そこはスキーシーズンには食堂となる建物の近くで、その傍らには車が止まっています。

「車で来ていいんだ」

と山菜泥棒っぽい道を歩んできた我々は、あっけにとられました。






反対側には蔵王~面白山がはっきりくっきり見えています。そういえば、空気もうまいです。







ここからしばらく、展望台目指して道を歩き続ける事にしました。小さい花がたくさん。













 エアートップゲレンデの所まで歩いてきました。奥羽山脈がきれいに見えます。ここまで3台の車が向こう側からやってきてすれ違いました。










位置的に朝日連峰が見渡せると思われる場所へはまだまだのようなのでここで引き返します。先程の食堂の所、白樺(?)がペンキで染めたように白いです。










ここから一旦車に戻ります。コテージ村近辺は新緑がきれいでした










祭りの片付けをしている脇を再び車でもう一回先へ進みます。歩くよりもあっという間に先程の場所を通過しました。


林道を進みます。






だいぶ進むと雲が近くなってきます。







最高地点を超えたあたりですぐ、大朝日が顔を見せました。脇には看板が。展望台ではなく道路からのビューポイントでした。










ここに車を止め、朝日の山々を眺めます。






大きい!そして深い!


大朝日、小朝日の手前に古寺山がどーんと邪魔をしています。


「いつかは朝日」


と思っていましたが、古寺山まで登るまでも大変そうなのにそのかなり奥に大朝日がでーんと聳えています。やはりおらには登るのは無理かも、ということで、いつまでも眺め続けました。


以東岳も大きい。





南側から順繰りと見渡す。






竜門山から寒江山






再び大朝日







障子ヶ岳、かっこいい!








道路脇の青空








いつまでもこの深くて大きな山々を見ていたいですが、この場所を後にします。途中にいくつかあった看板の朝日鉱泉に向かいます。細くて怖い道です。







到着しましたが、食事もコーヒーも終わっていました。










帰り道、白滝登山口。













 朝日連峰の大きさと奥深さに圧倒され帰路に着きました。



自宅からの日没時の雲









朝日挑戦は無理っぽいなという諦めと、酔っ払ってから徐々に沸き上がる挑戦への気持ちが気持ちのいい眠りに導いてくれました。













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