代打 「ばろ」 

2009年 子宮頸癌腺扁平上皮癌を宣告されてからのへこたれ記録と愛猫の事

11/6 退院です

2009年11月06日 | 病気の事

11/6(金)

病院の朝ごはんも最後。病院食は美味しくないよと聞いていたが
思ったよりそうでもなかった。ちゃんと暖かいものと冷たいものと分かれて
食堂に行けばトースターもある。パンも焼ける。(私はパン食にしていた)
でも、パンも焼かなくても充分あたたかく美味しかった。


そういえば、数日前、検温時に同室の人が夜眠れない。。と、眠剤についての話になった。
なかなか寝れない人は多いみたい・・・私は一度もその眠剤とやらは飲んだ事がない。
飲まなくても充分寝れていたから。
どんなものか、そんなに効くのなら一度は試してみたくなるじゃないですか?

S山ちゃんに、「眠れないかも。。。眠剤必要・・・かも」
とY美ちゃんと二人で言ってみた。
「いやいや、お2人ともぐっすり寝てるのを知ってます」 と一蹴されてしまった。

そりゃそうね

9:30 だんな君と一緒に先生から病理結果を聞く。
ステージはⅠb1期 
リンパ節切除 39個 (実はこれは後の受診時に聞いた)
腺癌は進行も広がりも早いため、大きくリンパの切除をしたが、
リンパへの転移はなかったので、カンファレンスの結果も追加の放射線は
なくてもいいでしょうとの診断。

先生もほっとして、まずはよかった。

これには、だんな君も私も嬉しかった。
さすがにだんな君、この後また入院になったらどうしようと思っていたらしい・・・



術前説明で、切除した子宮など(臓器)はすぐ病理にまわすため、後で映像(写真)で
お見せします。とそういえばそんなことも言っていた。
それを見せてもらって、ちょっとがっくし

写真には、べろ~~んって広がった物体、何これ? 
その昔、理科の実験でカエルの解剖があった。(現代はやらないのよね)
その時にカエルくんを広げて、ピンセットでとめる。
それを思い出した。 とてもよく似ていた。

なんだか、もう少し形あるものを想像していたので、見ないほうが良かったかも。

 

増えに増えた荷物(枕まで持ってきていたし)をだんな君にカートに積んでもらい
同室の人と再会を約束して、抱き合って、号泣  一足先に帰ります。
ずっと、退院する人を見送ってきて自分が先に退院する。
帰るのは嬉しいけど、別れがちょっと辛い。
でも、翌日はY美ちゃんの退院も決まっているし、あとのお二人も来週には
退院が出来そうと言っていたので、もう少しよ。

お世話になった看護師さんにもお礼を言って、抱き合って、またまた号泣 
(私だけだが・・・)

 

会計を済ませて、31日振りに、我が家に帰ります。

 

 



 

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看護師さん ありがとう

2009年11月06日 | 心に残った事 ・ ありがとうの事

病院って、どこか異次元の世界のように思ってた。
私にとって入院はアブノーマル、どこか別世界の出来事。
こうでも思っていないと、精神的にだめになりそうな気がした時もある。
毎日話をする人限られてる、同室の人か、ナースか、お掃除の人。

ナースはお仕事中だから忙しいのに、みんな嫌な顔一つせず、話をしてくれる。

若くて、可愛いナースばかり。自分の娘に近い年齢
あまりに退屈だと、色んなことを根掘り葉掘り聞いちゃう。でも相手になってくれる・・・
仕事だから仕方ないけど、やめてって思っていたでしょうね。

看護師さんってすごいって毎日毎日感心の連続。自分より、はるかに若い。だけど、心が強い。志が違う。

この病院の看護師さんは確かに素晴しかった。新人、中堅、ベテランが揃って、それぞれに良さがある。味がある。

丁寧な対応、気持ちよい挨拶、(挨拶は大事だからね。)仕事はプロでした。


入院してお世話になって、身近に感じて初めてわかることってある。
患者は看護師さんがいないと、どうしょうもないから。

この年まで、ただ漠然とナースは大変って思っていただけで、それ以上でもそれ以下でもない。
私は何もしてあげられないけど、医療従事者を大事にして行かなければと強く思う。
自分には、感謝の気持ちを伝える事くらいしかできない。

沢山お世話になった素敵なナースの皆さん ありがとう

 

 

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