ブログ 〜夢へと続く道〜

長男が始めた学童野球チームの記録、次男と三男の野球の記録や父親の子供達への思いなどを書いています。

ファーストの守備

2020-10-03 21:11:20 | 指導

ファーストの守備について
以前、何かで聞いた話です。

  • ショートバウンドは前にグラブを出しながらかぶせてとる(広島 新井)     
→引いたら負ける気がする

  • ショートバウンドは引いてとる(ハーフバウンド)(駒田)
→地面がガタガタの場合、前でとるとイレギュラーした球を弾いてしまう(負けてしまう)

  • いいとこ取り。両方できて状況に応じて使い分けられるのが一番(元ブルージェイズ川崎)

答えは、1つじゃないようです
懐深く、指導しましょうね

小学生にでもわかる説明

2019-12-24 12:27:00 | 指導
こんにちは☺️

お父さんコーチの方に限らず、学童野球で指導者をされている方は、子供たちにどうやって教えるのか、悩まれている方も多いと思います。

会社の同僚や部下なら、相手もこちらの意図を斟酌してくれますので、説明にさほど苦労することはありませんが、学童野球の指導相手は、なにせ「小学生」

大人は当たり前と思っていることでも、平気で「なにそれ?」とか「なんで?」って聞きますよね。

でも、そうなんです。
小学生でもわかるように伝えることって、意外と簡単ではないんですよね。

私は仕事でファシリテーション研究会なる部会に参加しております。

定期的にメンバーで集まり、テーマを持ち寄り、ファシリテーションを深める活動を行なっているのですが、先日の会合では、プレゼンテーションのコツを磨くことがファシリテーションのスキルアップにもつながるというテーマでした。

その中で、「小学6年生でもわかるように伝える」という演習をやってみたのですが、これがなかなかできない。

例えば「日本銀行」って何か?を小学生に説明しようとしても、ついつい難しく考えます。
「日本銀行は日本で一番偉い銀行なんだよ」

と説明すると、
「偉いって、どう偉いんですが?」

と質問が返ってきます。

おもわず「どう偉いって、偉いから偉いんだよ」って返してしまったりして。

でも不特定多数を相手にしたプレゼンの場面での聴衆の反応って、全く小学生相手の説明と同じ感覚なんですよね。

評価の高い、プレゼンテータの方って、やっぱり、小学生でもわかるような説明がうまい方々なんです。

でもこれって、少年野球の指導の現場でも求められるスキルですよね?

是非、指導の現場で子供達でも理解できる言葉を使って、わかりやすく説明することを意識的にトライしてみてください。

仕事のスキルも磨かれますし。

子供達も、わかりやすい説明なら心にとどまるでしょうし、自ら成長していくための糧になるはずです。

まさに、一石三鳥です。

ご参考まで。


では、また!



(朗報)最新知識と野球のルールがわかれば子供を指導できます

2019-12-13 00:11:00 | 指導
こんにちは😃

学童野球チームでは毎週、土日は半日、あるいは1日中、ですから週に10時間程度は、外に出て野球をしているわけです。
子供が成長するための貴重な時間を、ただ一生懸命練習して疲れて帰ってくるだけにしてはもったいないですね。

練習や試合の中での経験や気づき、学びを吸収して、成長の糧になるような実りの時間にしてあげる責務が現場の指導者には求められると思います。

昨今、学童の指導現場はお父さんコーチの支えなくしてありえません。経験、未経験にかかわらず、学童ですから1人の大人として指導にあたってほしいというのが正直なところだと思います。

一方で、お父さんコーチだろうが関係なく、指導者としての資質を問われます。なので、子供達のためにも、お父さんコーチ自ら学びつづけることを是非やってもらいたいと思います。

よく、経験者でないお父さんコーチは子供達の指導は教えることが難しいという声を聞きます。
例えばコーチで意見の分かれるようなバッティング指導などは、経験者でも難しい領域だと思いますが、意外と盲点になっていて、教えがいのある、しかもお父さんコーチでも教えられることがあるのです。

それは、そう
「野球のルール」に関すること

です。

意外にも、野球ルールを教えられない経験者コーチも多い!

なぜかというと、野球ルールは毎年改定されていて、10年、20年前とはかなり違ってきています。
また、普通では起きないような珍プレーが学童野球では結構起きたりします(先日の記事で書きましたがインフィールドフライのボールが塁上のランナーの頭に当たったりします)。

なので、最新の知識で野球ルールを教えられるというのは、意外と強みになりえます。ブルーオーシャンといっても過言ではないでしょう(笑)

もちろん覚えるのは子供達。子供達が消化不良になるような教え方はする必要はありません。
あくまで、プレーに役立つものから、実際のプレーで起こった時にさりげなく指導するのが効果的です。

以下は学童の早い時期(ジュニア)からでも教えてあげてもいいルールに関することです。

①危険な間違ったプレー(今はコリジョンルールがあり、ブロックは×になりました)

②相手ランナーがベースを踏んだか必ず見るよう内野手に教える(踏んでないときは審判にアピールすることができることも)

③同様に、タッチアップのタイミングが早くないかどうか(ちなみに、よくタッチアップで得点された時にベンチからの指示でサードにボールを送りベースを踏ませたりしますが、あれは変ですよね。サードが見なければならないということをしっかり指導すべきです)

④同時に2人が同じ塁上にいて、2人が両方タッグされたら2人ともアウトなのか?どっちがアウトなのか?(これもわかっていないと、先にいたランナーが離塁したらすぐタッグされてダブルプレーにされたりします)

その他、投手にはブルペンでの投球練習の時から「ボーク」とならないようなセットポジションでの正しい投球方法をしっかり指導してあげた方がいいです。これも、ルールが変わるので、最新の知識が必要なので、よく勉強すれば指導できます。

野球の醍醐味の1つはルールであり、頭を使うところです。

お父さんコーチはプレーそのものでは経験者に叶わないですが、最新の知識やルールを武器に、是非、ブルーオーシャン旋風を巻き起こしてほしいです。

もちろん、野球ルールなどを覚えるのは子供ですが、コーチが知らないと現場で教えられませんからね。

がんばってください。


ではまた!



その指導は「効果的」でしょうか?

2019-11-16 11:20:00 | 指導
こんにちは☺️

まずはこちらの動画をご覧ください。

自分のような野球障害の選手が出るのはどうしてなのか、高校生でドミニカ共和国に海外留学し、現場を見て、プレーして、指導者に直接話を聞いたこの青年の行動力に感銘を受けました。

この青年のような志を持つ青年が1人でも多く指導者として現場にたずさわり、日本の指導環境をより良く変えていく原動力となってほしい。

ドミニカ共和国は毎年100人近くのメジャーリーガーを輩出しています(世界で最も多くの)。

その指導は、日本の指導とはまったく違うものです。

・めちゃくちゃうまい選手でも簡単なミスやエラーをする。
・指導者は失敗したからといって決して怒ったり怒鳴ったりしない
・日本のように選手が酷使されることがない。
・関節の怪我が少ない(日本は3/4の少年野球選手がなんらかの関節異常を持っている)

この動画に出てくるドミニカの高校生を指導するチームの監督の言葉で一番響いたのは

〜監督の言葉(引用)〜

子供たちを強い言葉で怒ると、プレッシャーで固くなってしまい、自分の実力が出せなくなってしまいます。
怒られた子供はミスしたらダメだと、ネガティブなイメージを引きずってしまいます。

本来はその逆であるべきです

「明日は満塁ホームランを打つぞ!」
「明日は三振をたくさん取るぞ!」と前向きに考えてもらいたいのです。

〜ここまで〜

そうなんです。

逆なんですよ!


僕が少年野球で一番なくなってほしいネガティブな存在こそが
「子供に対して威圧的・高圧的な態度で叱る指導者、子供が萎縮する大きな声で怒鳴りつける指導者」なんです。

ストレスがたまってるんですか?子供に怒鳴れるくらいなら、普段は口答えもできない嫌な上司にでも怒鳴ってみろ!
といいたい。

怒鳴ったって効果ないですよね。
すべては逆効果なんです。

間違っているのではなく、逆効果なんです。

子供達が実力を出し切り、すくすく、伸び伸び成長して、将来の夢に近づいてほしいというのは、日本の野球指導者だって同じ思いでしょう?

だったら、今すぐこの「逆効果」指導はやめましょう!

ではまた!