練習から帰ってきて浮かない顔のチビたち
どうしたのかなぁと思って、「今日の野球はどうだった?」
って聞いてみても、無言・・・
「あれ、練習試合、あったんでしょ? どうだった?」
と聞くと、しぶしぶ、自分の成績がどうだったのか話し始めた。。。
どうやら、打撃成績は振るわずで、守備でもいくつかミスをしたらしい。
もちろん本人たちは、一生懸命やったし、守備も自分はちゃんと声も出した(けど、他の選手がオーライっていったから追うのをやめたんだから、あいつが悪い)とか言う。
まぁ、プレーを見ていないお父さんに怒られたくないだろうし、自分は一生懸命やったんだろうからそう言う気持ちもわかる。
でも、小学5年生のチビ達が一生懸命頑張っている野球、好きでやっている野球のはずが、学校のテストで悪い点数をとってきた時みたいな反応をする。
あとで、母親に聞いたけど、チームの練習の時に2人とも、監督に厳しく言われたらしい。それが原因でもないけど、言葉に出せない思いもあるのでしょう。
まぁ、つい先日まで6年生と一緒に試合にたくさん出させてもらった2人なので、当然ながら新チームを引っ張っていってほしいという期待というか、そのくらいの自覚を持ってほしいとは、親の私も思うところ。
こういう時、親はどのような言葉をかけてあげたらいいのでしょうか。
(決して言葉にしない)不満もあって、モチベーションも下がるのだろうけど、僕としては、大好きな野球なんだから、もっと頑張ろうという気持ちになってもらいたいものです。
なので、ちょっと質問してみました。
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私「今日の結果って、満足してる?」
チビ「全然」
私「満足してないんだね。でも、満足してなくても平気なのかな?」
チビ「満足できなかったら、嫌だよ」
私「じゃあ、満足できないのは嫌なら、どうしたらいいのかなぁ。満足できるようになるにはどうしたらいいと思う?」
チビ「練習する」
私「そうだよね。でもさ、練習って言っても、チーム練習だけで十分?」
チビ「いや、違うよ」
私「だよね。家でもできる練習ってあるんじゃないかな。そういう努力はしてる?」
↑
最近、めっきり家でゲームばかりしている2人にちょっと釘をさしている私(笑)
チビ「やってるよ?」
私「やってるの? でも前に決めた目標(1週間で素振り何回する)があったけど、今どのくらい達成できてるの?」
チビ「うーんと、数えてない」
私「じゃあ、頑張りが足りてて調子が出ないか、頑張りが足りてても調子がでないのか、わかんないよね」
チビ「うん。。。」
私「やってるんなら、いつ、何回やったとか、ちゃんと記録するようにした方がいいんだよ。そうすれば、努力の量が足りないのか、努力の仕方が違うのか、いろんなことがわかるようになるでしょ?」
チビ「うん、やってみるよ」
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我が家ではこんなやりとりでした。
少しは打てないのが悔しく感じたのか、自分の頑張りも足りないのかも、と思ったのか、今日は自発的に素振りもやったそうです。
正直、親から子への動機付けって難しいです。。
親が言えば反論できないだろうし、やらされ感満載でやってもなぁと思うからです。
どうしても、誘導になってしまいますし。。。
何が正解かはよくわかりませんが、自分な好きな野球、もっとうまくなりたい、もっと活躍したい、そんな気持ちを醸成あげられないかなぁと思います。
だって、
夢の舞台はまだまだずーっと先の、ずーっと高いところにあるんだよー。
ではまた!