今日行われた公式戦最後の結果は
そんな試合じゃなかったかな?
先攻で6回表まで1点リード
裏を抑えれば、制限時間で試合が終わり「勝てる」という展開。
2アウトまでこぎつけ、あとアウト1つ
そこからランナーはたまって満塁
「あと1つとれば終わりだよ」「近いところ」そんな声もちらほら聞こえていましたね
打者は、2ストライクに追い込まれた後も、何度もフルスイングのファールで粘り
高めのボールを見極めたり、
絶対に自分が打ってランナーを返すぞという気迫のこもった打席だった
「1つ抑えれば勝てる」「絶対にランナーを返して勝つ」
この「勝てる」と「勝つ」の差がはっきりと結果となって現れました。
打者の打球は、詰まったあたりだけど外野に落ちてヒット
2者生還して逆転
その後、試合は制限時間コールドで、負けてしましました。
相手はそう簡単に勝たせてはくれませんよね。
「勝てる」と思った時点で、相手の「勝つ」の可能性を忘れていませんか?
「勝つ」という相手に「勝つ」には、それを上回る「勝つ」意識が必要です。
守りで勝つにも、攻め勝つしかありません。
相手も苦しいのです。その気持ちを読むことが、大事なんじゃないかな。
去年の夏の大会の負けた試合も、おんなじ展開でしたね。
同じ展開で、今度は、負ける側ではなく、勝つ側のチームになろう。
~~~~
野球は勝ち負けの付く競技です
相手チームと1対1で戦い、必ずどちらかが勝てば、もう一方が負けます
時の運もあるでしょう
でも、もし運だけならば、確率でいえば、5回勝てば5回勝つもののはずですが
実際はそうではありませんね
例えばトーナメント戦であれば
優勝したチームのみが0敗でその他のチームは全チーム1敗します
また同じ1敗でも、1回戦で負けると0勝ですが、決勝まで行った場合は何勝もしています。
つまり
優勝すれば(5回勝てば優勝の場合) 5勝ー0敗
1回戦で負けたら 0勝-1敗
決勝戦で負けたら 4勝ー1敗
となります。
つまり、トーナメントの場合は0敗を狙うのは難しい。負けを減らすことは難しいのです。
負けてばかりのチームは、たいてい1回戦で負けます。
でもいずれは1回は0負けてしまうのだから、負けてもいいのです。
「勝ち」を増やしましょう。
同じ試合数をするなら、たくさん勝ちたいよね!
そのためにはどうすればいいか?
公式戦で何勝するかの目標を立てて、チーム一丸で戦えるチーム力を育ててほしい。
意図をもって練習することが大事です。
6年生は公式戦はこれで終わりだけど、5年生以下のみんなは
1勝でも多く勝てるような目標を立てて、これからの練習に取り組んでほしいです。
6年生、お疲れさまでした
そしてありがとう