こんにちは☺️
お父さんコーチの方に限らず、学童野球で指導者をされている方は、子供たちにどうやって教えるのか、悩まれている方も多いと思います。
会社の同僚や部下なら、相手もこちらの意図を斟酌してくれますので、説明にさほど苦労することはありませんが、学童野球の指導相手は、なにせ「小学生」
大人は当たり前と思っていることでも、平気で「なにそれ?」とか「なんで?」って聞きますよね。
でも、そうなんです。
小学生でもわかるように伝えることって、意外と簡単ではないんですよね。
私は仕事でファシリテーション研究会なる部会に参加しております。
定期的にメンバーで集まり、テーマを持ち寄り、ファシリテーションを深める活動を行なっているのですが、先日の会合では、プレゼンテーションのコツを磨くことがファシリテーションのスキルアップにもつながるというテーマでした。
その中で、「小学6年生でもわかるように伝える」という演習をやってみたのですが、これがなかなかできない。
例えば「日本銀行」って何か?を小学生に説明しようとしても、ついつい難しく考えます。
「日本銀行は日本で一番偉い銀行なんだよ」
と説明すると、
「偉いって、どう偉いんですが?」
と質問が返ってきます。
おもわず「どう偉いって、偉いから偉いんだよ」って返してしまったりして。
でも不特定多数を相手にしたプレゼンの場面での聴衆の反応って、全く小学生相手の説明と同じ感覚なんですよね。
評価の高い、プレゼンテータの方って、やっぱり、小学生でもわかるような説明がうまい方々なんです。
でもこれって、少年野球の指導の現場でも求められるスキルですよね?
是非、指導の現場で子供達でも理解できる言葉を使って、わかりやすく説明することを意識的にトライしてみてください。
仕事のスキルも磨かれますし。
子供達も、わかりやすい説明なら心にとどまるでしょうし、自ら成長していくための糧になるはずです。
まさに、一石三鳥です。
ご参考まで。
では、また!