寒いです。朝の気温3度。数週間前の、あの暑さは何だったのでしょうか?
今シーズンの最終釣行場所に選んだのは長野県木曽川水系。前釣行でフックアウトした良型タナビラ(アマゴの木曽地方の呼び名)に再チャレンジです。
今シーズン最終日曜日とあってか、林道脇の空きスペースには釣り氏の車だらけです。目的の沢の下流部にも名古屋ナンバーの車が駐車されていましたが、幸いにも目的地には先行者は居ませんでした。
前回の場所から入渓。水量も平水に戻り条件は良いのですが、この時間渓に陽は差し込んでおらず、気温、水温とも低い状態で一匹の虫も飛んでいません。
渓に陽が差し込むまで活性が低く、最初の渓魚をランディングするまで約4時間掛かってしまいました。
7寸程のタナビラは、既に婚姻色が出ており、尾鰭も擦り切れた決して美しい魚体ではありませんでした。
流れ込み左側の岩沿いに付いていました。フライがレーンを外れると見向きもしてくれません。シビアです。
前回、良型タナビラを釣り損ねた場所で、出ました8寸タナビラ。リベンジ達成です。
岩に隠れてオフショルダーキャスト。流れに乗ったエルクヘアーカディスに向かってイワナのように底からゆっくりと黒い影が浮き上がり、フライを持ち上げるように「パクリ」。まるでスローモーション再生を見ているようでした。フライを銜える瞬間が見られるのがドライフライの醍醐味ですよね。この瞬間、心臓「バクバク」もんです。
このタナビラもブナ色の婚姻色が出ています。禁漁が近付いている証拠。婚姻色が出ていなければ綺麗でしょうね。
午後からはもう一本の渓に移動です。前日までこの区間に入渓していた大阪@Yさん情報によると「ライズ バシャ・バシャ」だったそうで、期待は高まります。
しかし、本日は虫は飛んでいるもののライズなし。Yさんが二日間に渡り調教しちゃったのでしょうか(笑)
Yさん直伝の釣方で叩き上がって行くのですが、まだまだスキル不足。フッキングはするものの、フックアウト、合わせ切れの連続でランディングできたのはたったの1尾だけでした(汗)「合わせ切れの渓魚は大物だったな」釣り氏の言い訳ですが・・・。
流れの先の緩い場所に付いていました。
来シーズンは、Yさん直伝の釣方を完全にマスターすることにしましょう。