朝5時起床。外気温14度。昨日の朝の気温が11度だったので、暖かく感じます。
簡単に朝食を済ませ、K沢を目指します。
本日は、大阪のYさんにK沢を案内していただくことになっています。
峠道を越え、Yさんに教えられたとおりの場所に着くと赤い車とYさんが・・・。
「お久しぶりです」と挨拶もそこそこに、仕度を整え林道を入渓点に向けて歩き出します。この時点で釣り氏の車が3台止まっていました。
K沢もYさんに言わせると「水量が多い」とのことで、木曽地域全体が増水していたようですね。
20分程歩いたでしょうか、林道に掛かる橋下流部から入渓です。ティペットを交換し「さてと」後一歩で渓に立とうとした時に・・・。昨晩の寝酒に飲んだアルコール度数の高い日本酒が残っていたのか、それとも歳のせいなのか、バランスを崩し顔面から落下してしまいました。
幸いにも、落下点は低木が生い茂り岩がむき出しになっていなかったこともあり、額と鼻の付け根を擦り剥いた程度、しかし右掌から血が止まりません。掌だけ岩角で切ったようです。皮が剥けただけでなく、その下の肉の部分までザックリと。一瞬パニック状態で、どうやって血を止めたらいいのかが浮かんできません。
対岸に居たYさんが近寄ってきてくれて、持っていたロッド結束バンドを手渡してくれたので、ティッシュペーパー(この時点までティッシュペーパーを持っていたことを忘れてました)を傷口にあて結束バンドで縛り、応急処置の結果、どうにか血は止まりました。骨には異常は無く、ロッドも振れるので、そのまま遡行。
しかし出鼻を挫かれたせいなのでしょうか、反応少なく釣果なしに終わってしまいました。
10時過ぎに退渓。一旦車に戻り、昼食の後、早いのですがYさんと別れ帰路に着きました。
Yさんは、その後H川で良い釣りをされたようです。
Yさん、どうもありがとうございました。木曽川水系の引き出しが増えました。来シーズン、また何処かの渓でお会いしましょう。