昨日は途中で配達に行ったので、
①の途中で終わりました、
と言う事で、昨日の続き…
◆産地による違い
主な羽毛の産地は、ヨーロッパではハンガリー、
ポーランドなどの東欧諸国とフランス、
アジアでは中国で、中国は世界最大の生産地です。
ダウンベルトと呼ばれる北緯45~53度付近で飼育されたグースは、
寒さから身を守る機能が発達し、保温性に優れていることから、
価格の高い羽毛ふとんに多く使用されています。
ヨーロッパ産やカナダ産のグースは、アジア産のものに比べて体が大きく、
ダウンボールも大きいので、カサ高性に優れています。
しかし、同じ原産国のものでも、品質にバラつきが見られるのも事実です。
◆羽毛の採取方法による違い
手摘み(ハンドピック)は機械刈り(マシンピック)に比べ、ダウンを傷めません。
このため、長年使用しても羽毛の切れが少なくい品質が持続しますが、
手間がかかるため、価格が高くなりがちです。
したがって、一般的には機械刈りの羽毛が使われています。
グースもダックも、主な飼育目的は食肉用です。
このため、若鳥の肉の需要が多く、その副産物である羽毛も、
成鳥に至っていない若鳥のものであるケースが多くなります。
しかし、このような鳥の羽毛は、マザーグース(親鳥)に比べ、
弾力性やカサ高性が不十分で、保温力も劣ります。
鳥の種類や飼育環境も大切な要素ですが、
飼育期間が羽毛の品質に及ぼす影響が、最も大きいといえます。
したがって、グースでも飼育期間の不足したものは、
十分育ったダックよりも劣る結果となり、
必ずしもグースがダックより優れているとは限りません。
しかし、これらの情報が消費者に届くことは少なく、
品質の善し悪しを判断するのは、とても難しいことです。
◆洗浄による違い
海外から輸入された羽毛(原毛)は、多くの脂肪分を含み、
土や砂、ゴミなどが付着しています。これらを取り除いた後、
水と洗剤を使って羽毛を傷めないように洗浄されます。
製品として輸入されたものや、安い羽毛ふとんの中には、
この洗浄が不十分なために、悪臭がする場合が多いようです。
次回に続く…
書いた人 長男
今日の一枚
この子には羽毛布団なんて要らないだろうな。
天然毛皮100%だから。
でも、本当に寒い時には布団の中に入ってくるけど…
①の途中で終わりました、
と言う事で、昨日の続き…
◆産地による違い
主な羽毛の産地は、ヨーロッパではハンガリー、
ポーランドなどの東欧諸国とフランス、
アジアでは中国で、中国は世界最大の生産地です。
ダウンベルトと呼ばれる北緯45~53度付近で飼育されたグースは、
寒さから身を守る機能が発達し、保温性に優れていることから、
価格の高い羽毛ふとんに多く使用されています。
ヨーロッパ産やカナダ産のグースは、アジア産のものに比べて体が大きく、
ダウンボールも大きいので、カサ高性に優れています。
しかし、同じ原産国のものでも、品質にバラつきが見られるのも事実です。
◆羽毛の採取方法による違い
手摘み(ハンドピック)は機械刈り(マシンピック)に比べ、ダウンを傷めません。
このため、長年使用しても羽毛の切れが少なくい品質が持続しますが、
手間がかかるため、価格が高くなりがちです。
したがって、一般的には機械刈りの羽毛が使われています。
グースもダックも、主な飼育目的は食肉用です。
このため、若鳥の肉の需要が多く、その副産物である羽毛も、
成鳥に至っていない若鳥のものであるケースが多くなります。
しかし、このような鳥の羽毛は、マザーグース(親鳥)に比べ、
弾力性やカサ高性が不十分で、保温力も劣ります。
鳥の種類や飼育環境も大切な要素ですが、
飼育期間が羽毛の品質に及ぼす影響が、最も大きいといえます。
したがって、グースでも飼育期間の不足したものは、
十分育ったダックよりも劣る結果となり、
必ずしもグースがダックより優れているとは限りません。
しかし、これらの情報が消費者に届くことは少なく、
品質の善し悪しを判断するのは、とても難しいことです。
◆洗浄による違い
海外から輸入された羽毛(原毛)は、多くの脂肪分を含み、
土や砂、ゴミなどが付着しています。これらを取り除いた後、
水と洗剤を使って羽毛を傷めないように洗浄されます。
製品として輸入されたものや、安い羽毛ふとんの中には、
この洗浄が不十分なために、悪臭がする場合が多いようです。
次回に続く…
書いた人 長男
今日の一枚
この子には羽毛布団なんて要らないだろうな。
天然毛皮100%だから。
でも、本当に寒い時には布団の中に入ってくるけど…