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おいしいさつまいも

2025-03-05 23:55:00 | 日記

京丹後のサツマイモ農家「竹田農園」が、「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。これがどれくらいすごいことなのか、サツマイモに詳しくない人向けに説明すると、たぶん「全日本さつまいもチャンピオン決定戦」みたいなものである。もう少し詳しく言うと、日本中のサツマイモ農家が自慢の芋を持ち寄り、蒸し芋にされた状態で味だけをガチ審査され、その中で「最もおいしい」と認められたものが選ばれるのだ。そこには「ブランドの力」とか「売り方の上手さ」などの余計な要素は一切入らない。ただ、純粋に芋としての実力勝負。その厳正なる審査をくぐり抜け、竹田農園の「ふくむらさき」が「その他部門」で頂点に立ったというわけである。


竹田農園といえば、昨年も「紅はるか部門」で受賞しており、これで2年連続の快挙。つまり、「違う品種でもうまい芋を作れる」ということであり、偶然の一発屋ではないことを証明してしまった。これはサツマイモ界において、「この農家、ガチでうまい芋作ってるぞ」と認定されたも同然だ。


ちなみに授賞式は埼玉県のさいたまスーパーアリーナの「けやきひろば」で行われた。なんとも絶妙な会場である。スーパーアリーナと言われると格闘技か音楽ライブのイメージがあるが、けやきひろばの雰囲気は「ちょっといい感じの屋外イベントスペース」。サツマイモの授賞式としては、ちょうどいい塩梅なのかもしれない。


さて、ここまで読むと「そんなにすごい芋なら食べてみたい」と思うのが人情だが、問題は「ふくむらさき」という品種自体があまりメジャーではない点。紅はるかのようにスーパーに大量に並ぶタイプではないので、手に入れるのは少し難しいかもしれない。しかし、そんなレア感こそが、今回の受賞の価値をさらに高めているとも言える。「食べたら忘れられない、でもなかなか手に入らない」という食材は、だいたい後世に語り継がれるのだ。


つまり何が言いたいかというと、「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」に輝いた竹田農園のふくむらさきは、おそらくめちゃくちゃ美味しい。そして、きっと入手困難。サツマイモマニアなら、手に入れるべく全力を尽くすべきだろうし、そうでない人も「なんかすごい芋があるらしいよ」と誰かに話してみるのもいいだろう。そうしているうちに、気づけばあなたも立派なサツマイモ愛好家の仲間入りを果たしているかもしれない。



いよいよ春が来ますね

2025-03-05 08:12:00 | 日記

啓蟄(けいちつ)といえば「虫たちが地面からはい出す日」なんていう、なんともロマンチックなのかホラーなのか分からない表現がされるわけだが、実際には「虫」というより、まず最初に顔を出すのは植物たちだったりする。福井県坂井市の春日神社では、そんな春の先駆けとして、フキノトウがひょっこりと地面から登場。雨で肌寒い一日だったにもかかわらず、ちゃんと「春、来てますよー」とアピールしてくれていたらしい。


神社近くの市兵庫コミュニティセンターのセンター長は「また急に寒くなったけど、フキノトウを見て気持ちが温かくなりました。春はすぐそこですね」と笑顔で話した。これを聞いた全国のコタツ愛好家たちは「いや、気持ちじゃなくて物理的に暖かくなりたいんですけど」と思ったことだろう。しかし、春が来る兆しを見つけるというのは、それだけでちょっとした特権だ。冬の終わりをいち早く察知し、「よし、あと何日で厚着しなくていいんだな」と計算を始めるのは、啓蟄ならではの楽しみである。


ところで、フキノトウといえば天ぷらや味噌和えが定番だが、最近はスイーツにも応用されているらしい。フキノトウのほろ苦さを活かしたプリンやチョコレートが登場しているのだ。これを食べながら「春の味覚」とか言えば、なんとなく意識高い感じが出るかもしれない。結局のところ、春の訪れは五感で楽しむもの。見る、嗅ぐ、食べる、聞く、触れる…どれか一つでも感じたら、それはもう春なのである。



アスパラ食べたいな

2025-03-05 08:06:00 | 日記

長野県伊那市のJA上伊那が南箕輪村神子柴の野菜選荷場内に整備を進めていた「上伊那アスパラガス集出荷貯蔵施設」がついに完成し、4日に竣工式が行われた。生産者たちがこれまで個別に行っていた収穫後の選別や結束作業を集約する共同選荷施設として機能するだけでなく、全国初となる人工知能(AI)を用いた自動選別装置を導入したことが大きな話題となっている。


式典には生産者や行政関係者、JA関係者ら約70人が出席し、アスパラガスの生産拡大を支える新たな拠点の誕生を祝った。JA上伊那は、2033年度の販売高10億円達成を目標に掲げ、施設の稼働を本格化させる予定だ。


ところで、アスパラガスの選別にAIを活用する時代が来るとは誰が想像しただろうか。かつては「手触り」と「勘」で選別していたものが、今や機械が見極める時代。ひょっとすると、未来の農業は「農家は畑に出ず、ドローンが作業し、AIが出荷を管理する」なんてことも普通になるのかもしれない。


しかし、アスパラガスの未来がAIに支配されつつある一方で、我々人間の選別能力は果たしてどうなのだろうか。たとえば、スーパーで並ぶアスパラガスを前にして「今日はこっちの方が美味しそう」と思う感覚は、まだAIには学習できない領域かもしれない。選別技術の進化とともに、我々の「選ぶ力」もまた試されているのかもしれない。だが、それはさておき、まずはアスパラガスの天ぷらでも食べながら、この新時代の幕開けを祝うのが一番かもしれない。