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水たばこにご注意

2025-03-07 22:41:00 | 日記

水たばこ(シーシャ)による一酸化炭素(CO)中毒の救急要請が増加しているという調査結果が発表された。東京消防庁と日赤医療センターの研究チームによると、2018年から2023年の5年半で、渋谷や下北沢などの若者が集まるエリアにおいて、シーシャ吸引と関連する救急搬送が64件確認された。つまり、月に1件以上のペースで「ちょっと一服」が「ちょっと危険」に変わるケースが発生している計算だ。


シーシャはタバコ葉を炭で加熱して煙を吸うスタイルだが、この炭の燃焼時に発生するCOを大量に吸い込むことで、中毒のリスクが高まる。しかも、CO中毒の症状は頭痛、めまい、吐き気など、単なる「吸いすぎた」「酔っ払った」と勘違いされやすく、気づいたときには意識を失うこともあるという。専門家によれば、特に換気が不十分な室内での長時間吸引が危険だというが、逆に言えば「COが出るのは昔から知ってるし、それがシーシャの醍醐味」と言い張る猛者もいるとかいないとか。


シーシャは「煙の量がすごい」「フレーバーが豊富」「カフェ感覚で楽しめる」などの理由で人気を集めているが、「急に意識が飛ぶ」オプションは誰も望んでいないはず。これを機に、店側の換気対策や利用者のリスク認識が進めばいいが、そもそも「なんかフワフワして楽しい」からシーシャを吸う層に「COを吸いすぎると危険」なんて冷静なアドバイスが届くのかは謎である。


ところで、炭火を使うシーシャでCOが発生するのは当然として、ならば電子シーシャなら安心なのか?と考えたそこのあなた。それはそれで「ニコチンの濃度が読めない」という別の罠があるのでご注意を。結局のところ、「吸いすぎるとヤバい」という事実は、煙の種類を問わず普遍なのかもしれない。いや、むしろ人類はいつだって「吸いすぎるとヤバいもの」に惹かれてしまうのかもしれない。深い話になってきたが、こんなことを考え出したら、もうシーシャでリラックスどころではない。



闇バイト撲滅

2025-03-07 22:33:00 | 日記

鹿児島県鹿屋市で、警察と高校生が協力して「闇バイト」撲滅キャンペーンを実施したという話題。闇バイトとは、SNSなどを通じて高額報酬を謳い、応募者に犯罪行為をさせるもので、近年、全国的に社会問題となっている。そこで鹿屋警察署は、特に若者が被害に遭いやすいことから、高校生にも協力を呼びかけた。


7日に行われた街頭キャンペーンには、警察官や高校生など約50人が参加し、商業施設前でチラシを配布。特にSNSの利用が増える金曜日の夕方に注意喚起を行うことで、若年層へのリーチを狙ったようだ。参加した高校生からは、「自分たちも詐欺に引っかからないよう気をつけたい」との声もあがっていた。茗ヶ迫刑事官も「闇バイトは犯罪であり、絶対に手を出してはいけない」と強調した。


しかし、県警によると、鹿児島県内で闇バイトによる犯罪は今のところ報告されていないという。つまり、今のところ「闇バイト、鹿児島にあらず」である。これを「平和」と見るか、それとも「まだ発覚していないだけ」と見るかは意見が分かれるところだろう。ただ一つ確かなのは、今回のキャンペーンで配られた400枚のチラシが、一部の人には「いや、闇バイトってどこで募集してるん?」という逆効果を生む可能性もあるということだ。



いちごの季節

2025-03-07 22:22:00 | 日記

神戸市北区の観光農園「ファーマシア久保」で3月7日、イチゴ狩りシーズンの開園式が華々しく開催された。地元の幼稚園児たちが招かれ、関係者とともにシーズンの到来を祝う中、真っ赤に色づいたイチゴが主役として登場。目の前に並ぶ大ぶりのイチゴたちは、誇らしげにその美しい姿を披露していた。


神戸市におけるイチゴ栽培の歴史は意外と古く、1920年代から始まり、現在では北区や西区を中心に23軒の農家が章姫や紅ほっぺなどの品種を育てているという。今回の開園式では、幼稚園児たちが早速試食会を実施。「甘くておいしい!」と、イチゴを頬張りながら満面の笑みを浮かべる子どもたちの姿が印象的だった。


神戸市の観光イチゴ狩りは6月上旬ごろまで楽しめる予定で、これから多くの観光客が訪れることが期待されている。しかし、イチゴを食べ過ぎると口の中がちょっとイガイガするというのは、誰もが一度は経験したことがあるはず。イチゴの甘さに隠れた酸味の罠、それもまた春の風物詩と言えるだろう。そして、そんな春の味覚を存分に楽しんだ後、ふと気づくとイチゴ柄のシャツを着た知らないおじさんが隣にいたりするのもまた、観光農園の醍醐味かもしれない。