
鹿児島県鹿屋市で、警察と高校生が協力して「闇バイト」撲滅キャンペーンを実施したという話題。闇バイトとは、SNSなどを通じて高額報酬を謳い、応募者に犯罪行為をさせるもので、近年、全国的に社会問題となっている。そこで鹿屋警察署は、特に若者が被害に遭いやすいことから、高校生にも協力を呼びかけた。
7日に行われた街頭キャンペーンには、警察官や高校生など約50人が参加し、商業施設前でチラシを配布。特にSNSの利用が増える金曜日の夕方に注意喚起を行うことで、若年層へのリーチを狙ったようだ。参加した高校生からは、「自分たちも詐欺に引っかからないよう気をつけたい」との声もあがっていた。茗ヶ迫刑事官も「闇バイトは犯罪であり、絶対に手を出してはいけない」と強調した。
しかし、県警によると、鹿児島県内で闇バイトによる犯罪は今のところ報告されていないという。つまり、今のところ「闇バイト、鹿児島にあらず」である。これを「平和」と見るか、それとも「まだ発覚していないだけ」と見るかは意見が分かれるところだろう。ただ一つ確かなのは、今回のキャンペーンで配られた400枚のチラシが、一部の人には「いや、闇バイトってどこで募集してるん?」という逆効果を生む可能性もあるということだ。
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