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埼玉県所沢市松が丘で、水道管が突然破裂し、大量の水が噴き出した。道路は冠水し、周辺の住宅約20軒が断水状態に。原因は水道管の老朽化とされており、市の水道局は復旧作業に追われているが、いつ復旧できるかは未定だという。
このような水道管の破裂は全国各地で発生しているが、なぜかその都度「驚きの出来事」として報道される。だが考えてみてほしい。水道管が劣化して破裂するのは、靴下に穴が空くのと同じくらい予想可能なことであり、「えっ!? 水道管が壊れるなんて!」というリアクションは、まるで「えっ!? おじいちゃんが杖をつくなんて!」と言っているようなものではないか。
もちろん、突然の断水で困るのは当然だが、こんな時こそ「水が使えない生活」を楽しむべきかもしれない。例えば、キャンプ気分を味わいながらペットボトルの水で歯を磨いたり、洗い物をしなくていい言い訳にしてテイクアウトを楽しんだりと、新しいライフスタイルの発見になるかもしれない。
ところで、今回の破裂現場では、大量の水が噴き出す様子を眺めながら「いや〜、温泉だったら最高だったのにね」と語る近所のおじさんがいたとかいないとか。もしかすると、この国のインフラ問題を解決するカギは、すべて「温泉にできないか?」という発想にあるのかもしれない。
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