子どもに力をくれるもの。絵本と歌と友だちと。

ラボ・キディ（幼児）クラスのある日。

ハロー、と入ってくるなり、何かゴニョゴニョ言っている。tutorの顔を見て一生懸命、笑顔で何か訴える。

日本語ではないね。
tutorはゴニョゴニョを聞き取る。
メロディ付きの喃語。

「"three blue pigeons"だね。あ、"The cows in the meadow"もやりたいの」

歌遊びを二つリクエストしながら笑って、くるくる踊り動く子。

「家でCDを聞いて、おはなしにっき（自由帳のようなノート）も書きました」と伝えてくれるママさん。

嬉しいですね。
子どもが輝いていることと、おうちでの活動は繋がっています。

クラスでのお友達との交流も、子どものやる気・元気につながります。

この前までは『はらぺこあおむし』のお話で
広い部屋中を這ってあるいて
次々と食べ物のカードを見つけたり
小さい子にもあげたり

英語のお歌でWhat do you like? I like 〜と聞いたり答えたり

個性的な蝶々の羽をこしらえて図書館までそれをつけて行ったり

興奮してお話を楽しんだことが力になっている。

お家でも聴き、
たくさん聞いた英語が子どもの中で張ちきれて
次々と口から飛び出しています。

単語の順番が違ってもいい、文章になっていなくてもいい、それでもこちらに通じるから。

通じた、わかってくれた、嬉しい。
嬉しいから積極的に発語して、絵本読み聞かせの仕草をしたり、歌遊びをリードしたりしていました。

幼い子はこうやって、ことばを身につけていきますよ。