絵本とおはなしと子ども英語♪ゆったり・まったり・ドキドキしよ♪

「昔むかしあるところに」今ではない此処ではない別の世界へ。
わくわくするお話の中に入って、自由に心をひろげてみない?

8月6日のこと

2021年08月06日 | 絵本で子育て
8月6日

広島・原爆の日 

昭和20年のこの夏に
生まれた赤ちゃんは、いま76歳。

こんなにも長い間。
いいえ、身近にその年齢のお年寄りは沢山いらっしゃるのだから
すぐそこにあった昔です。

わたしたちは「過ちを繰り返しません」と祈り続けてきました。
でも、あかちゃんだった76歳がむかえる、この夏は

東京オリンピックの最中で
原爆祈念日を
スルー
しました。

IOCが黙祷をしないと決定したニュースを聞いて
わたしは心底オリンピックが嫌になりました。

開催国の持つ大切な歴史を
世界に知ってもらう機会だったのに。

一人一人の選手の皆さんの輝きには
心から称賛をおくります。
この方々と同じように
76年前も
今も
人々は、わたしたちは、日々を懸命に生きているのに。
おりしもパンデミック中で
医療が崩壊しているというのに
総理大臣はどこをみているのかわからない目つき。

日本は76年間なにをしてきた。
核兵器禁止条約に署名も批准もしていない。



https://vimeo.com/578050172?ref=fb-share&fbclid=IwAR3UhozWVOnsKACJ7tg12oej4wWysv_Vc4R-P2CGpjLNwG0P0_w68Kn1mUE



SNSにあがってきた、スイスで放送された番組には
前総理が嘘をついて五輪を招致した、
福島原発事故をレポートし続ける
コメディアンジャーナリストのこと
原爆を描いた丸木夫妻の絵を
紙芝居にして子どもたちに語りかけるアメリカ国籍の詩人のことを
伝えていました。
その紙芝居は
子どもには難しいのではないかと
わたしも持ちながら、開けないでいたものでした。
そうじゃないみたい。
わたしは間違っていたかな。
真実が描かれたもの、心を尽くして作られた作品、
小さい方々には、真実から学びとろうとする力が備わっていると、
この番組が教えてくれました。

どこかで読みたい。







ちっちゃいこえ
脚本 アーサー・ビナード
絵 丸木俊・丸木位里「原爆の図」より


夏の瀬戸内海が、穏やかで、綺麗で、青色がすがすがしくて。
こんな海だったよと、みんなに伝えたい。




8月6日のこと
文 中川ひろたか
絵 長谷川義史
河出書房新社


#核兵器廃絶

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