ライト.a精神科学研究所では、毎月一回メールマガジンを発行しています。
2021年9月メールマガジン138号のテーマは「性格を変える」です
メルマガより一部抜粋します。
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よくクライアントから「性格は変えられない」という言葉を聞きます。
性格とは世界の受け取り方のパターンであり、人や事象に対する反応パターンです。
私達にとっての最初の対人は母です。
その母が言った言葉や対応から性格は作られます。
・・・例えば、不安の強い母からはプラスの前向きな言葉や行動は出てきません。
何をするにも心配をし、子どもが何かしようとしても、
心配や不安から止めることが多くなります。
・・・人間の精神の基本はほぼ四歳でできます。
多くはこの時期に一番子どもに関わる母の性格がコピーされていきます。
・・・無意識にしまい込んでいるのは、嫌いな自分や否定された自分です。
表に出したが、人(親)に否定され傷ついた自我なので、出してはいけないと
排除された性格です。
・・母が良いと認めた性格なので、それを子どもに見せ、
子どもが同じ性格を見せると承認・賞賛するので、
子どもはこれを是として自分の性格にします。
母にあって子どもにない性格は、子どもに持つようにと無理強いします。
・・・子どもは母の無意識を無意識のうちに読み取り、母の無意識を演じます。
母は自分が無意識に隠しておきたい性格を子どもが見せるので非難し怒ります。
すると、子どもは出してはいけないと、母と同じように無意識に追いやります。
こうして母と子は鏡像になり、意識と無意識の両方で同じ性格を持つことになります。
・・・あるクライアントは、母親に「あなたはいいわね、好きな時に自由に出かけられて」と言われました。
・・多くは母の言うことをきかないと待遇が悪くなり、
自分の言うことをきいてくれなくなるので、あまり出かけなくなります。
・・・娘は母が無意識に追いやった“自由に出かける”ことを表に出して行為化しました。
それを見た母は「遊び呆けてばかりいないで、家にいなさい」と娘を非難し怒ります。
娘は母の性格をコピーされ、もし結婚したならまた母と同じ窮屈な家に嫁ぎ、
母と同じことを自分の子どもに言います。
・・・ここで母が『オールOK』すれば、母とは違う性格を娘は発揮できます。
・・子ども時代の親の言葉や態度で、子どもの性格はいかようにも作られます。
正しい養育法を知り、実践すれば親子共に幸せの道が開かれます。
世界の認識の仕方、受け照り方のパターンを変えていけばいいのです。
・・・そのためには自分と向き合い、自分では気付けない無意識を知ることです。
それが間違いであったり、不都合・不利益であれば書き換えます。
そうして自分を変容させ成長していきます。
そのために精神分析があります。
(症例はクライアントの承諾を得て、記載しています。)
ライト.a精神科学研究所 登張豊実
ライト.a精神科学研究所 埼玉県鴻巣市
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