ライト.a精神科学研究所では、毎月一回メールマガジンを発行しています。
2023年1月のメールマガジン154号のテーマは「分離と個の尊重 ―幸せに生きるために―」です
メルマガより一部抜粋します。
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親子は分離するのが基本です。
…自分とまず母、そして他者は違う存在であることを、感覚の差から学びます。
…母の好きなものと、自分の好きなものは違う。
この差を認め、承認することで、子どもは自分という“個”を育てていきます。
自分の“個”が認められるから、他者の“個”も認めます。
その反対に、自分の“個”が認められなければ、他者の“個”も認めません。
…大人でさえ他者の存在を認めず、自分は絶対だと思い込み、
自分がこう感じるのだから、他者も自分と同じように感じるはずだと思います。
そこで、他者が自分と違うことを言うと、怒り、相手を否定します。
…大人であれば「自分は絶対ではない、間違うこともある」くらいのことは
自覚していたいものです。
…自分とは違う他者の感覚、存在を認めるには、自他への“尊重”の心が必要です。
…それら、赤ちゃん時代からの親の接し方から学びます。
当然、親が“尊重”を知らず、自分の思いのままに子どもを扱い操ろうとしたら、
その子どもは自分がされた通り、人を思いのままに扱い操ろうとします。
他者が思い通りに動かなければ、怒り、威嚇し、自分の言う事をきかせます。
支配と服従の関係が生まれます。
…また、母親自身が自由でないと、子どもに自由を与えず
牢獄に閉じ込めしてしまいます。
…育った家庭で、また嫁いだ先で、自由がない母親は、
娘が思春期になって、友達と遊びに出かけたり、買い物いくと言うと、
「あなたはいいわね、いつでも自由に出かけられて。
私なんか、そんなに出かけられないのに。」と言いました。
これは、母親が娘と分離していないためです。
…もう一つ、「母より幸せになってはいけない」という、メッセージ、シナリオを
持っているクライアントも多いです。
…これも、母と娘が分離していない例です。
…自分がコートを買うと、母にも買ってあげないといけないと思ったり、
母より幸せな自分だと思うと、罪意識を感じてしまい、自ら不幸になろうとさえします。
…自分で生活できるまでに20年近くかかる人間にとって、母・父と分離し、
個を確立し、互いを尊重することはとても難しいと精神分析を通して知りました。
…私事ですが、昨年は「感謝」の意味を知り実感できるとても良い年でした。
今年はまた何を学べるか、楽しみです。
…最後になりましたが、明けましておめでとうございます。
本年が、皆様にとって良い年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
ライト.a精神科学研究所 登張豊実
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