ここ最近ずっとPentaxの純正GPSユニットで簡易星追尾撮影が可能になる、K-30や K-5で星空撮影遊びをしていました。
しかしながら手持ちレンズでもっとも画角の広いレンズが、ズーム18-55mmで、APS-C18mm(換算約27mm)です。この18mmで、天頂付近の<冬のダイヤモンド>を撮影しようとしたのですが、六角形になる星の2つは画角の外になってしまいました。
画角に収めきれなかった時の撮影・過去記事
金曜8日の深夜、9日の夜明け前、ふと外に出てみたら冬のダイヤモンドあたりだけ雲がかかっておらず、それでは!と、手持ちの機材でもっとも広角撮影のできるカメラとレンズを持ち出し、三脚に固定しました。
カメラ:Sony NEX-5R
レンズ:Sony SEL1628 (APS-C 16mm f2.8)
Sony fish eye converter VCL-ECF1 (APS-C約10mm)
APS-Cセンサーサイズで広角10mmというのは、35mm版に換算すると約15mmです。もう完全に超広角、もしくは魚眼レンズの領域です。
Winter Circle :Rigel、Aldebaran、Capella、Pollux、Procyon、Sirius
冬のダイヤモンド:リゲル・アルデバラン・カペラ・ポルックス・
プロキオン・シリウス
ただ、Sony NEX-5Rカメラには、Pentaxカメラのように星追尾機能は追加することが出来ません。とはいえ、超広角・魚眼なので、三脚の上に直接カメラを固定し、10秒以内での露光時間ならば「見かけ上」星が一点に光っているように撮影することも可能になります。
・・・・で、えいやっと撮影! ISO1600 f4 5 s秒
(画像をクリックで拡大写真へ)
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数秒の露光時間では、ご近所の門灯がまぶしいほどの光になっていて、レンズに飛び込む光を遮るのをうっかり忘れていたため、写真に影響が出ています。
もう少し撮影の時間帯を早めにし、超広角レンズなのでレンズに外部からの光が差し込むことを想定して、手をかざすなどの工夫をすべきでした。(この次にはその点に注意して撮影してみることにします)
また、手動赤道儀ハヤブサを三脚の上に固定し、その上にSony NEX-5Rを取り付けることで、もう少し長い露光時間で写真の質をレベルアップ出来るかもしれません。
(三脚固定でも、見かけ上星が天に撮影できるので、機械ほど精密ではないものの手動でハンドルを回して星を追尾させることで、Sony NEX-5Rはもっとかっちりとした夜空の写真を捉えてくれそうです。 + また手動赤道儀ハヤブサにはSony NEX-5Rのような小型ミラーレスカメラは好都合でもありますね。)
ps PentaxのKマウント対応の超広角レンズ、安価な海外製単焦点レンズの14mmや8mmなど、一本手元に揃えたいですね。PentaxカメラならばGPSユニットの簡易星追尾撮影で、広々とした星空の夜にはその様子をまるごと撮影することが可能になりますね。
安価な超広角レンズで、もし絞り開放で撮影すると星の形が三角形に変形したりした場合でも、少し絞り込んだf値で、それだけ露光時間を大きくすれば、星の形を歪ませることなく、点・・点・・・点 で 星空を撮影できるのではないかなと想像しているのですが。 いつか是非試してみたいですね。
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