昨日は、人が大勢集まる場での失態に結構落ち込みました。
一瞬のことであっても、公共の場では、周りの人を不快にさせるようなことをしてはならない。
犬を連れて人の中に入っていくにはマナーを守らないとね。
よその犬に驚いて暴れるルフィがいけないのだろうか。
否、そうではないな。愛犬をそんな状態に追い詰める飼い主が悪い。
ルフィはお調子者ではあるけれど、気質的には穏やかな犬で、相手に吠えかかったり暴れるというのは余程のことなのだから。
今日は、朝から裕はお出かけなので、私とルフィとでもう一度花回廊に行ってこよう。
イベント会場は、楽しさもあるけれど緊張する場でもある。そこで「嫌なことは何も起こらない」を経験させること。
暴れたり、大きな声を出さずにはいられないようなことは何もないし、犬がいても平常心を取り戻せば平気であることを経験させよう。
ハーネスと暴れても抜けないカラーをつけ、リードを2本かける。
厳重ではあるけれど、決してリードを張らないように持つ。私は姿勢を正してはいるが体の力を抜いて、
ルフィに緊張を伝えないようにしながら、、さっ、行きましょ。
ルフィも静かに、いい感じで歩き出します。もともと横について歩くのはまぁまぁ上手なのでね。
交差点は赤信号。ルフィは私の横に静かに座っています。いい子です。
近くにいたご夫婦が、「いい子ですね」と声を掛けてくださった。
「ありがとうございます」と答えながら、心の中で「ダブルリードですけどね(笑)」とつぶやく。
日陰を探しながら、すっすっすっと人込みを歩く。私は花なんて見ちゃ~ぁいない。
よそのわんこと出合い頭にならないよう、行き交う人の足元ばかり見ている。
背後からいきなりわんこが現れないように、後ろの人とは距離を十分にとる。
ゴルゴ13か・・
何もなければルフィはおそらく出来の良い模範的なわんこ(に見えるかな)。
時々、優しく温かい視線とともに「あ、ラブラドールだ」とつぶやく声が聞こえる。
そうか、お利口なラブラドールは、「ラブラドール」と言われるんだな。
ハイパーなやんちゃぶりを発揮している時は、「ラブちゃん」と言われる。
そういえば、2代目はずっと「ラブちゃんだからね・・」と言われてきた。
ラブらしいやんちゃさが、私たちのお気に入りでもあり、「ラブちゃんだからね」という
ため息+親しみのこもった言葉に心地よさを感じてしまっていたんだろうな。
私たちがララやルフィのラブラドールとしての品格を落としてきたのかなぁ。
なんて考えながら歩いていたら、近くにわんちゃん発見。ルフィがその子に視線を向けロックオン。
ぴょんぴょんしかかっているのを引っ張り相手との距離をとり、ルフィとアイコンタクト。
リードを緩め、オスワリをさせて深呼吸。
で、振り返って再びルフィがその子を見たが、興奮度が下がっているのを確認して、その子の横を通り過ぎる。
ルフィ、知らん顔して上手に過ぎる。時間にして30秒くらい。よくできました!
きちんと対応してあげれば、できるんだよルフィは。そうなんだよ、ルフィが悪いわけじゃない。
ルフィの気持ちを察して対応してあげられない飼い主がダメダメなんだよ。
一応花フェスに来たんだから、花と一緒に写真を撮ろうよ、と思ったけど、リードでしっかり結ばれているので
足元にいるルフィしか撮れず、しかも眩しくてどんな写真が撮れたのかもわからない。
この1枚がまぁまぁまともなのでブログに載せておきましょう。
約30分、「どきどきするようなことは起きなかった」というところでお散歩を切り上げて帰宅しました。
水を飲んでくつろぐルフィ。なんとまぁ落ち着いたいい顔をしているのでしょう。
こういう顔でいられるような生活をさせないといけませんな。反省ばかりの飼い主です。