
町田さんの本は、これが2冊目。
夜空に泳ぐチョコレートグラミーを読んで面白かったし、他の本も読んでみたいと思って、図書館にリクエスト。かなり待たされてやっと回って来ました。
ちなみに、この本は本屋大賞も受賞しているとか。
評判が物凄く良いのは知っていたし、ちょっと読む前に期待度が上がり過ぎちゃったかな・・・
タイトル名と内容の繋がりのアイディアは凄く良いですね!
こういう淋しいクジラがいるっていうのは初めて知りました。
最初から最後まで一気読みさせてもらったのですが・・・・、ひどい虐待ぶりが辛過ぎて・・・。
★以下ネタバレ★
アンさんがバシッと言ってくれて、あの家から抜け出せたのは良かった。その体験を今度は自分がイトシに主導して行えたのよね。このことはイトシを救うという事だけじゃなくて、自分に対しても傷ついた心を少しでも癒す事になれただろうし。
ただ、アンさんが自殺してしまうのはびっくり・ショックだったなあ・・・。自殺しなくても・・・と思っちゃった。あとアンさんが実は元女性だったというのも全く気が付かなかったわ・・・。
あと、不倫関係にあった男性・・・。貴瑚がこの人じゃなくて、ごく普通の男性と知り合って恋愛関係になっていたら、こんな事にはならなかったのにな。愛人に囲う様な関係って、現代では、そうそう無いだろうに。
いずれにしても、貴瑚とイトシの2人がこのままずっと良い関係でいられますように・・・と願うばかりでした。貴瑚の親友は本当に良い子だなあ・・・。なかなか、こんな親身になってくれる子いないよー、お友達を大切にね!以上
52ヘルツのクジラたち 2020/4/18 町田 そのこ
「わたしは、あんたの誰にも届かない52ヘルツの声を聴くよ」
自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会う時、新たな魂の物語が生まれる。
夜空に泳ぐチョコレートグラミー
夜空に泳ぐチョコレートグラミーを読んで面白かったし、他の本も読んでみたいと思って、図書館にリクエスト。かなり待たされてやっと回って来ました。
ちなみに、この本は本屋大賞も受賞しているとか。
評判が物凄く良いのは知っていたし、ちょっと読む前に期待度が上がり過ぎちゃったかな・・・
タイトル名と内容の繋がりのアイディアは凄く良いですね!
こういう淋しいクジラがいるっていうのは初めて知りました。
最初から最後まで一気読みさせてもらったのですが・・・・、ひどい虐待ぶりが辛過ぎて・・・。
★以下ネタバレ★
アンさんがバシッと言ってくれて、あの家から抜け出せたのは良かった。その体験を今度は自分がイトシに主導して行えたのよね。このことはイトシを救うという事だけじゃなくて、自分に対しても傷ついた心を少しでも癒す事になれただろうし。
ただ、アンさんが自殺してしまうのはびっくり・ショックだったなあ・・・。自殺しなくても・・・と思っちゃった。あとアンさんが実は元女性だったというのも全く気が付かなかったわ・・・。
あと、不倫関係にあった男性・・・。貴瑚がこの人じゃなくて、ごく普通の男性と知り合って恋愛関係になっていたら、こんな事にはならなかったのにな。愛人に囲う様な関係って、現代では、そうそう無いだろうに。
いずれにしても、貴瑚とイトシの2人がこのままずっと良い関係でいられますように・・・と願うばかりでした。貴瑚の親友は本当に良い子だなあ・・・。なかなか、こんな親身になってくれる子いないよー、お友達を大切にね!以上
52ヘルツのクジラたち 2020/4/18 町田 そのこ
「わたしは、あんたの誰にも届かない52ヘルツの声を聴くよ」
自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会う時、新たな魂の物語が生まれる。
夜空に泳ぐチョコレートグラミー
虐待のシーンは、イヤですけどね。
52ヘルツの意味が分かった時は、泣きそうになりました。YouTubeで52ヘルツのクジラの声が聴けるんですよね。聴きました。
ラストの都合の良いことばっかり描いてるのでなく、きちんとしてたなぁと思います。
感想の締めは”なるほど噂にたがわず「面白く(interesting)て良い本」でした。”
あえてinteresting=興味深い~に近い意味での面白さでした。
言いたい事は色々あるので、こちらの感想を読んでみてください。
http://blog.livedoor.jp/todo_23-br/archives/23374212.html
コメントありがとうございます!
私も52ヘルツのクジラの泣き声、検索して聞きました。
この本を読むまで、クジラの泣き声が色々で、そういうのがあるって知らなかったです。
そうっかー、わぐまさんは町田作品で本作が一番なのですね。
私はまだ2冊ですが、他も今度読んでみようと思っています。
コメントありがとうございます!
todo23さんも微妙だったんですね。
絶賛されている本なので、感想書くの気が引けたんですが、正直に書いちゃいました。
私も面白かったんですけれどもね・・・
todo23さんの感想拝見しに今から行きます
アンさんとの過去も壮絶ですし、52の
現状も辛すぎますしね。
少年の声を52ヘルツのクジラの声と重ね合わせたところがとても上手いな、と思いました。
辛い内容でしたが、心で繋がっている二人の絆の強さに感動しました。
そうなんですよ・・・ 子供が虐待されている描写が苦手で・・・。
キツかったです・・。
でも、おっしゃるとおり
>少年の声を52ヘルツのクジラの声と重ね合わせたところがとても上手いなと、
ここの着眼点が素晴らしい!と思いました。
海の生き物をお話に入れこむのって、町田さんはお得意なのかな?
まだ2冊しか読んでいませんが、そういうの個人的に好きなので、他にもそういうお話をまた読ませてもらいたいなーと、密かに楽しみにしています。
この本、本屋大賞受賞でずっと気になっていて、文庫になってすぐ買ったんだけど積読してた(笑)。
もうすぐ映画が公開されるから慌てて読んだんだけど、私も微妙だった。
そうそう、虐待描写がキツ過ぎる、っていうか母親を悪く描き過ぎな印象を受けたな~。
映画は、多分観ないかな。。
また何か読んだら来ますね!
コメントありがとうございます!
これ、映画化されるのね、知らなかったから検索してみたら、豪華なキャストで
主役が杉咲花ちゃんなのね、びっくり。
もっと年上の女性をイメージして読んでいたから。あ、でも彼女のことついつい少女だと思っていたけど、もう26歳なのね。
内容、、、やっぱりキツイわ・・・。
そうそう、母親を悪く描き過ぎで、救いが無いのよね・・・。
映画も見ると憂鬱になりそうだから、私も見ないと思う。
52ヘルツの鯨の声をモチーフにした話がたまたまなんですけど私にはもう3つ目くらいで、またかって気持ちがあって。
でね~、うう~ん、これが本屋大賞になったのって2021年ですね。
その頃読んでいたら感動したかも知れないですが、たった3年ですが随分価値観が変わりましたよね。
LGBTQ+の方を消費する視点に疲れました。
正直に言うと、またか、って感じ。
このポップな表紙がその加害性を覆い隠していて怖かったです。
52ヘルツの・・って、もう3つ目なんですか?それは新鮮さが無いですね・・・。
で、その読む時期で感想変わるっていうの、解ります。
LGBTQに関しては、ここ数年でドドド!っと怒涛の勢いで書物映画等で続けざまに題材にされたせいか、またか・・って感じる様になってしまいました。私もそうなのです。
LGBTQとか虐待とか毒親とかじゃないお話を読みたい!見たい!です。最近は。
ところで先日、ハンガリーの映画で車椅子の主人公が・・ってお話したかと思うのですが、ハンガリーじゃなくてスペイン映画だったので、私の勘違いでした。
牧場主さんから聞いたのは間違いないと思うのだけれど、別の映画だったと思います。ごめんなさい!