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2冊同時に発売され、その少し前まではフジテレビでドラマ「ガリレオ」が放映して人気を博していたというのもあいまって、バカ売れした本。
発売と同時に図書館にリクエストしたものの、凄い人気でずいぶん長い事待って、やっと回って来ました。
犯人は最初に解っているものの、何故殺人に至ったのか?どうやってヒ素で殺したのか?という部分にぐいぐい引き込まれて、面白く読ませて頂きました。
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さすが東野さん、途中で辞められず、一気読みしないではいられない位の筆力だったのですが、全部読み終わって見れば、どうやってヒ素で殺したか?という謎解きのトリックがメインで、犯人とか被害者の人間像とか背景とかが書かれていないので、なんだか物足りないというか、アッサリした感じでした。
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子供が出来なければ1年で別れるというポリシーの被害者の男の過去が、後半書かれると思っていたんだけれど(まとにも育って来なかったみたいだ・・というのはちょっと書かれていたんだけれど)、別にこれと言って説明なされてなかったのが残念だったな~。同様に潤子にしても彩音にしても、もっと深く知りたかったな~。
で、今回は、新人女刑事の内海薫の女性ならではの鋭い洞察力、みたいな処が描かれていて、そこは面白かったです。でも、読みながら、柴崎コウが浮かんで来たし、湯川先生はまんま福山君だし
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しかも、途中で「福山君の歌を聴きながら」って文章があったのは笑っちゃったわ~。
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☆以下ネタバレです 白文字で書いています☆
元々不妊で、結婚しても1年もたないと解りきった上で一緒になり、その時点で殺人を思い立つ(ヒ素を浄水器に仕掛ける)っていうのがわからん・・・。何も殺さなくても・・・。
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短編集の『ガリレオの苦悩』
これが回って来たのは6月頃。なんだかぼんやり知ってる内容が・・・と思ったら、ドラマのガリレオの特別版で放映された内容も含まれていたんですね。
ん~~。なんだか、インパクトに欠けるというか・・・短編ということもあるかもしれませんね。
元々湯川先生のガリレオシリーズは、化学とかそういう知識がないと全く解らない謎解きが多くて、それがあまり自分の好みでは無かったりします。
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latifaさんは苦悩よりも聖女の方を面白く読まれたみたいですね。
私は逆で苦悩の方が好きでした。
以前もそうだったの。容疑者Xよりも探偵ガリレオと予知夢の方が好みで、、、ガリレオシリーズは短編の方が面白いなぁ~って考えてたの。まぁ~好みの問題よね。
でもこのシリーズは最初が一番面白かったしインパクトがあったような気が・・・
人気が出たので無理やりお話を作っている感があるなぁ~
とにかくフジテレビのことだから、聖女も映画化になるかも?!(笑)犯人役を誰にするかで面白さが決まるよね。
私は『~苦悩』のほうは読んでないんですよ。
と言うか、ガリレオシリーズの短編は読んだことがない。。
東野さんって本当に人気ありますよね~。
私も、この登場人物たちは自分とはかなりかけ離れた人たちだな~、と感じました。
あの男ね、、こんな自己中な奴おるんか?!ってくらい嫌な奴だったよね~。
ところで、↑由香さんのコメントっていつも(私にとっては)意外性があって参考になるわ~。
映画化、うんうん、観てみたい気がする~。
『京大芸人』、図書館で予約したんだけど80番目だった・・(驚)。
やっぱ、宇治原くん(ロザン)って人気あるんだな~、って思ったわ。
気長に待って読んでみますね。
>容疑者Xよりも探偵ガリレオと予知夢の方が好みで
うん、うん。ずいぶん前に、予知夢とかガリレオの本の感想で由香さんが凄く面白かった!って言ってたのに、私はあんまり好みじゃない・・ってお話した様な
とはいえ、私は、容疑者~も好みってわけじゃなかったんだ~。好きなのは「手紙」とか「白夜行」なのよ~。
やっぱり同じ作家さんでも、色々なタイプの作品を作るし、みんなの好みも千差万別だよね
由香さんちの息子さん、知らない内に中1になっていたのね~!小学生だとばっかり思っていたら・・。2,3年で子供は大きくなるねえ~。
家の娘も、長編より、ガリレオシリーズの方が好きみたいよ(って、めったに本読まないんだけど)
これ、映画化かぁ~。さまよう刃も映画化だし、そんなに一杯映画化せんでも・・・って気もしたりして・・・
そうっか、真紅さんは、ガリレオシリーズの短編は読んだこと無かったのですね~。長編よりも短編集だからサクサク読めるのかもしれないけれど、どうも私は化学記号とかよく解らない言葉や物質名が出てくるとお手上げなの・・・。
そういや由香さんとかミチさんちで高得点だった「天使と悪魔」も、挫折しちゃったのよ・・・。
>登場人物たちは自分とはかなりかけ離れた人たちだな~、と感じました。
そうなのよね~。共感出来るキャラってそういやいなかったような・・・。
あの男、とんでもなかったよね。どうしてこの男がこんなにモテるんだ?とか少々思っちゃったわ。映画化するとしたら、この男の役を誰が演じるのか? イメージ悪くなっちゃうよね
ところで、『京大芸人』、図書館で予約したんだけど80番目??それはすごいね・・・。こっちはそうでもなかったよ。やっぱり関西での人気はこっちよりも更に凄いもんがあるのかもね。最近出て来た中野君って人よりも、断然宇治原君が好きだわ~
夏はとけるから、秋に買って再チャレンジします。
私の周りが。
latifaさんのこの記事読んで、私は絶対この作品とは相性が悪いな、と思いました。
私、やっぱ、トリックに重きを置く話はどうも・・・
映画は先日見たんですよ、ここに書いていいかしら、「容疑者Xの献身」。
案外、原作と良いバランス保っていて、成る程、って思いました。
ただ、私の脳内では、もう少し、石上? 石神? あの高校教師はね、もっさいイメージです、フィリップシーモアホフマンみたいな。
何かしめった匂いとかしそう、っていう・・・
「ジャージの二人」楽しみにしてます。
最近はね、しをんさんの「星間商事株式会社社史編纂室」(合ってるか?)読みました。
それがね・・・もう、しをんさん、引き出しゼロみたいで、すごくつまんなくて・・・ショックでした。
自分にやさしい本を書かれているより、険しい道を選んでほしいです・・・
こんなのはそれこそ同人誌で書いてよ、っていう・・・
今は天野節子さんの「目線」っていうのを読んでます。
トリックに重きを置いていないと嬉しいです。
じゃ。
ガリレオシリーズにはあまり思い入れがないので、まあまあ面白かったっていう感じかな。
やっぱり東野さんでいえば「白夜行」を超える作品にはなかなか出会えないわ(「手紙」はあいかわらず未読~)
またまた夫のことなんだけど、それほど大阪ラブってことはないみたい。
子供の頃小児喘息だったので、なるべく空気のきれいなところに行きたいって思ってたみたい。
大学選びもその条件で選んだみたい。
おかげで出会うことができたんだけどね(って、ノロケじゃないですよ~~~~・笑)
これ、読まなくて良いかと思います・・・。私あと1年したら細かい部分は全部忘れちゃっていそう・・。特にガリレオの方は、もうおおかた忘れかけてます・・・
>「容疑者Xの献身」案外、原作と良いバランス保っていて、成る程~~~あの高校教師はね、もっさいイメージで
同じ~
>しをんさんの「星間商事株式会社社史編纂室」
これ、新作ですよね。
ま!そういう時期もありますよね
また、おおっ!って思わせられる小説やエッセイぶちかましてくれると思うし、待ってます~
>天野節子さんの「目線」
初耳です。もし読み終わって面白かったらお薦めしてください!
私は、諏訪さんの3作目のロンバルディアなんとか~ってのと、時代小説の「秋月記」を挫折してしまいました・・・。
最近、うお~~!!と思ったのが、よしながふみさんの「フラワーオブライフ」
あと「MW」の1巻を読みました。2巻を待ってるところ。結構難しくて、そしてちょっとエロ系描写が多くてびっくりしました。
ミチさんのところは、「苦悩」よりもこちらの方が先に回って来たのね?リクエスト数が、こっちの方が少なかったのかな?
>「白夜行」を超える作品にはなかなか出会えないわ(「手紙」はあいかわらず未読~)
うん。。。そうなのよね。でも、東野さんってまだまだ若いから、あと10年後くらいにドカンと一発デカイ良いヤツ出してくればいいな~って思ったりもしてます。
ちなみに、パラドックスなんとか・・ってやつも現在図書館の順番待ち中です。
旦那様、小さい頃小児喘息だったのね・・・。昔は良い薬もなかっただろうし、ご本人はもちろんだけど、ご両親(旦那様のお父さんお母さん)も大変だったろうね・・・
今はもう何でも無いの? 私の回りには、子供の頃は平気だったのに30過ぎて喘息発症しちゃった方が数人いるのよ。大気汚染と喘息って密接な関係があるものね・・・。
そうなんだ~!空気の良い大学で
もし健康モリモリだったら、その空気の良い処にある学校には進まなかったかもしれないんだものね。不思議だね~
私はラストについて特にお話したいのです!
「ロンバルディア遠景」(だっけ・・)私も読みたいと思っているんですよ。
そうなんだ、挫折しましたか。
まあ、私は頑張ってチャレンジしてみます。
何か、名古屋の人みたいだから、応援したくなるっていうか・・・
「MW」はそうですか・・・エロいんですか・・・じゃあ、私は映画から見ようっと。
何か、山田孝之さん、またのめり込んで役を演じられたらしいですね。
そうそう手塚さんのこないだ「アトム」を読みました。
「プルート」っていうコミックの元になった話だけ。お勧めですよ。
でも、お尻からエネルギーを注入するアトムにショック・・・
私が楽しみにしてるのは、今日発売された「トーマの心臓」です。
森博嗣さんがノベライズした本で。
もう、すごく楽しみだったんですけど、8月2日に出る予定で、私、油断してて、お金持って仕事行かなかったんですよ、明日絶対買います。
あとは・・・佐藤友哉さんの「デン・・・」何だっけ、デンデラかな、それを今度図書館で借ります。
まあ、あと、latifaさん、あの、スポコン興味ないですよね・・・「武士道エイティーン」っていう誉田哲也さんが書かれた本が出て。
このシリーズの「シックスティーン」が映画になるんです、ご存知かしら。
それが、成海璃子ちゃんと、北乃きいちゃんのツーショットがね、すんごいフレッシュな感じで、半分オッサンの私としては、おぉ・・・って。
こう、売れっ子を集めただけじゃない、ぴたっと役にフィットする感じがそのツーショットにありまして。
興味ありましたら映画DVDになったら見てください。
うーん、最近読んだ中では、山田詠美さんの「学問」がまあまあ面白かったかな・・・
天野節子さんは、「氷の華」っていう文庫がすごく売れたので、読み始めてます。
ミステリーミステリーした本を読むのは久しぶりで新鮮です。
話しちゃって~!
私はね、えっ、もう終わっちゃうの? もっと読みたいよー!!って思ったんです。4巻で終わるには惜しい。もっと色々な人のエピソードも、もちろん主人公の太った子と春君の話も、メガネの子と先生の話も読みたかったな~。
で、白血病。最初ええってびっくりしたんですが、悲惨な方向には行かないだろうな、という推測のもと、安心して読んでいたんです。でも最後の方で、お姉さんがぶちまけて(ちょっとショックだったなあ・・・) とはいえ再発しない!と自分に言い聞かせてます。
>名古屋の人みたいだから、応援したくなるっていうか・・・
あ~解ります。同郷だと応援したくなりますよね。
「MW」はね、映画版は、そういう同性愛的部分をバッサリ切り捨てたそうです・・・・。映画の評判すんごく悪いみたいです・・・。玉木さんがあの青年役をやったのは、結構イメージに合ってるな~って思ったんですが、山田孝之さんの役の人の漫画のビジュアルって、ゴルゴっぽいんです・・・。
> そうそう手塚さんのこないだ「アトム」を読みました「プルート」っていうコミックの元になった話
そうなんだ~!鉄腕アトムとは別物のお話があるのかな?プルートも昔から読みたいってずっと思ってるんだけど、誰も持って無くて図書館にもなくて(いつもこんな感じだな・・・)未だ読めてないんです。是非アトムもプルートも両方読みたいな!!
> 私が楽しみにしてるのは、今日発売された「トーマの心臓」森博嗣さんがノベライズ
えっ!あの漫画のトーマの心臓のノベライズ版って事ですか?! ひゃ~!!漫画は凄く面白かった覚えがあるんですが(ずいぶん昔なので結構忘れている・・)、その本も読んでみたいな~。
成海璃子ちゃんといえば、かなり最近太りましたよね?どうしたんだろう・・・。
色々な本のタイトルが出て、参考になります!「シックスティーン」だけは、以前何かで取り上げたのを聞いて少し知っていましたが、他は全然知らないです。
「氷の華」を聞いて思い出しました!去年だか、一昨年だか、文庫本で出てたヤツですね?書店さんで結構力を入れているお店が数軒あったので覚えています。