エリック・サティ Erik Satie(1866~1925)
80年代~90年頃?かな・・・なんだかサティが注目されていました。
私が良いな!と思ったのは、何がきっかけだったのか、、もう忘れて
しまいましたが、ルイ・マル監督の「鬼火」で、サティの曲が使われて
いたと記憶しています。もう映画の詳しい部分は忘れてしまいましたが。
とにかく、あの有名な「3つのジムノペディ」tree gymnopediesの
ピアノ譜面が欲しくて、一番大きなヤマハの楽譜売り場に当時行ったんですが
無くて・・・
調べてもらったら、日本には無いので、海外から取り寄せだと言われました。
それでも、どうしても欲しかったので、頼んで買ったのが上の写真右の
黄色いピアノピース。
SCHIRMER'S new york $4.25 (600円程度じゃないかー!)
中はたった5枚の楽譜なのに、3500円位したんですよ@@
げ~~!!高過ぎるー。
これは、多分83年頃だったんじゃないかな・・・?
なぜなら上の写真左のサティの顔写真のある本、こちらの出版日が86年
なんですよ。この本を買った時は、既にサティの楽譜は世間一杯に
出ていた時だったはず・・・
こちらの本は、エリック・サティ ピアノアルバム(高橋アキ 秋山邦晴)
20曲以上入って、サティについてや、写真や挿し絵も入って豪華なのに
1500円(安いっ!)全音楽譜出版社
なんと3500円でちょい前に買った3つのジムノペディも、この本に
含まれていました(T_T)
こちらの本は、je te veux(ジュトゥヴー)という曲が欲しかったのと
豪華な内容が気に入って買いました。
(当時je te veuxは、何かののCMソングに使われていました。
何だったかもう忘れてしまった)
その頃私が偶然楽譜売り場でバイトしていたので、少し安く購入することが
出来たからっていうのもあって・・・。
だから3つのジムノペディは2つ楽譜があるという有様ですが・・・
でも今、娘がそれをピアノ教室のクリスマス会で弾くらしいので、
元は取れたか?と(^_^;)
とかく思うことは、たった2,3年くらいの差で、こうも安く簡単に
入手出来る様になるもんだという事です。
変な話しですが、3年前は、日本で見ることがほぼ不可能なレアな
ドラマや映画だと思っていたものが、今日本で簡単に無料で?見れる様に
変わったのと、若干近い気分が・・・
サティについては、ご存じの方が多いので、あえて触れませんが、
この本から一部分抜粋させて使わせて頂きますと、
「エリックサティは、異端の作曲家だと言われ、音楽史からの、
はみだし者だったと言われる」「サティは19世紀末パリで、初期は
神秘主義的な音楽を静かに広げ、また「バラ十字教団」の公認作曲家に
なったりもしたが、その後公開絶縁状をつきつけ脱会、
貧乏で生活費を稼ぐために文学酒場”黒猫”での歌の伴奏、作曲も
していました。その後、ユーモアの時期と言われる奇妙な曲・タイトル
の時代を過ぎ、晩年は”家具の音楽”という思想は、現在のBGMの先駆であり、
環境音楽の先駆けでもあったかもしれない。
影響を与えていますね。この会については
いろいろと知りたいと思っています。
これについて教えてくれるいい入門書を
紹介いただければ、ありがたいです。
ベルギーにクノップフという画家がいますが、
この人も薔薇十字教団と交流があったと
思います。クノップフの絵は好きなのですよ。
硬質な淡々としたピアノの音に
次第に情感が湧きあがって来る
プリンセスプリンセスのライブの後にはいつも会場に流れていたらしいです。
教授も好きって言ってたことがありましたね。
楽譜には詳しくないのですが、楽しくエントリーを楽しませていただきました。
サティーは、坂本龍一もよくピアノで弾いていますネ。
「死ぬのは嫌だ、恐い。戦争反対!」
っていうアルバムの中に坂本龍一が弾いた
「ジムノペティ」(3つのうちの1番)が
収録されていました。
当時僕は高校生でYMOのファンでしたので
YMOと関係の深かったスネークマンショーも
好きだったのです。
僕の記憶だと、この辺から「ジムノペティ」が
はやりだしたんじゃなかったかな?
僕もこの曲大好きで、
実は当時安いキーボードを持っていたので
自分も弾こうと練習しました。
楽譜は読めないので
テープを何回も巻き戻して聞いて、和音を
「この音とこの音だな」とかコツコツやってました。
右手と左手を別々に動かして
弾くってことさえできなかったのに、
この曲(1番)だけは最後まで弾けるようになりましたよ。(今は無理ですけど)
もうちょっと待てば国内版の廉い楽譜が手に入ったんですね~。(^^;(高橋アキ校訂の楽譜は私も見たような憶えが・・・) その代わり、latifaさんの場合は見事に時代を先取りしていたと言えますね。
恥ずかしながら知らなくて、今画像検索してみました。おお~私も、結構この方の絵好きみたいです(ってぱっと10数枚ネットで今見ただけですが・・・)
何か、第一印象では、ドミニクサンダ+(エゴンシーレとかクリムトのあの辺の感じ←どういう感じなんだ?)の、色をおさえたセピアの世紀末的絵?みたいな感じを受けました。
全然知らないので、後日、ゆっくりどんな人なのかとか調査してみますね。(土日はゆっくりPC出来ないので)
>薔薇十字教団
すいません、それについての書籍とか読んだことが無いんですよ。以前TVやサティつながりで触れてる文を読んだ程度で・・・お役に立てずに、ごめんなさい
次第に情感が湧きあがって来る
おお~~的確な表現ですね
そうなんですよね、スカスカして、シンプルなんだけど
味わい深くて、落ち着く音楽ですよね。
今も結構あちこちでCMやBGMに良く使われていたりしますよね。
私は、何度か病院とかでも結構聴いたことがあるんですよ
もう殆ど記憶が薄れてしまっているんですが、
確か茶色っぽいピアノがあって(←さだかではない)、ワインだか・・・なんだかのCMだったような・・・やっぱり違うかな・・・
なんて言っちゃったら、お兄さんに失礼かな・・・
ごめんね・・・
でも、なんだかとっても可愛くって!!しかも意味が伝わってなかったっていうのが、また何とも言えずに良いわ~~
なかなかロマンチストなんですね、hideさんのお兄さん♪それを知ってるhideさん(録音作業してるのを横であれっ・・・って見かけて、何してんの?って聞いたから知ってるのかな?)兄弟仲が良いんだな~羨ましいな。