松本大洋の漫画「ピンポン」と、北野武の映画「キッズリターン」、そして、ほんの少し「DIVE!」これらと同じ系統のお話。
私は、こういう内容がとても好き。中でも、漫画ピンポンとキッズリターンは私の中で5つ☆作品なんです。ピンポンでのペコがカブ、月本君が木樽。ドラゴンが稲村君ってところかな~。
でも「ボックス!」では、体の弱い丸野さんというマネージャーと、耀子先生という2人の女性が、話しにからんで来る。正直、この2人が好き・・・とは言えないけれど、「ピンポン」には女性は全然出て来なかったので、その部分は大きく違ってます。
登場人物の中で、私はカブが好きだったなぁ~。
ラストの展開は、個人的には「ピンポン」や「キッズリターン」の方が、より大好きということもあって、「ボックス!」は4つ☆
でも、上記の2つよりも、とても詳しく丁寧にボクシングについて書かれていたし、読み応えがありました
☆以下ネタバレです 白文字で書いています☆
弱かった木樽が、どんどん強くなって行く処はガンバレー!って応援していたんだけど、ラストはボクシングで輝かしい記録を残し、現在は検事になってるって・・・ちょっと出来過ぎ君過ぎるかな(^^;)
で、カブが怪我の為、活躍出来ず、今はアメリカでお好み焼き屋さんで成功しつつ、子供達に武道を教えてる・・っていうのは、なんだかちょっと残念。稲村さんは凄い人になっていた。 以上
この小説の中で、私が一番、そうだよな~と思ったのは414pageの「人は苦労して一生懸命手に入れたものは、決して簡単には手放さない。でもあの子は~~~簡単に手に入れすぎた~~~」という処でした。
(あらすじ・内容)高校ボクシング部を舞台に、天才的ボクシングセンスの鏑矢、進学コースの秀才・木樽という二人の少年を軸に交錯する友情、闘い、挫折、そして栄光。二人を見守る英語教師・耀子、立ちはだかるライバルたち......。様々な経験を経て二人が掴み取ったものは!?
おりおんさんも、あの日、あのチャンネルをつけていたんですね~^^
で、小川さんが出演されていたのを見て、私も偶然おりおんさんと同じ事を考えていたんですよ
本は残念ながら自分と相性が良くなかったけれど、そのおかげで??こうやって、おりおんさんとも出会えて、お話できる様になったんだな~って。
「一瞬の風になれ」はあっという間に読んじゃいました。予想以上に面白くて、さっそく2,3巻もリクエストしました。早く読みたいな~。BOXとちょっと通じる感じの内容ですね。まだ1巻読んだだけなので全部読み終わった後では違うかと思いますが、今の所個人的に「一瞬の風になれ」の方が、もっと好きです。主人公の男の子が感情移入しやすいタイプっていうか、普通の子なのが良いです☆
周りにはBOXのカブちゃんぽい天才肌の人(お兄ちゃんとか、連とか)がいますね。これから、どんな展開になっていくのか楽しみ~。
PS 私も箱根駅伝の西側は結構なじみがあるんです。で、その5分抜きのシーンは是非見たかったなぁ~と後悔・・・。両親は釘付けで見てたようで、こんなすごいのは数年に一回だったよ~とのこと。
こちらこそ、おりおんさん~また今年もよろしくお願いしまーす
こんにちは! 私も「王様のブランチ」かけていて、百田さんが出ているのはチラと見ました。ただ、掃除しながらだったので、内容まではじっくり見ておりませんでした。そっか、ボクシング経験者だから、ああいう臨場感ある感じで書けるんですね。
で、その時、「食堂かたつむり」の小川糸さんも出ていましたよね。そこもチラ見しながら、そういえば、「食堂かたつむり」がきっかけでlatifaさんとお知り合いになれたんだなぁ-と思っておりました。
私もlatifaさんを頼りにしております。
楽しい情報交換、今年もよろしくお願いします。
記念すべき新年第一冊目が、これだったんですね~!それはさい先良いチョイスでしたね
そういえば、王様のブランチで、2008年のベスト本っていうのをやっていて、これも上位に入っていましたよー。おりおんさんも、その放送はごらんになられていたかなあ~^^
ちゃんと作者の百田さんがでて来て、学生時代にボクシングをやってたんですよ~と言って、シュッシュッ~っとかまえていました。
去年は、おりおんさんとお知り合いになれて、色々お話できて、とてもうれしかったです。
今年もまたどうぞよろしくお願いしまーす!
私なんかより、おりおんさんの方が、ず~っと読書歴も長く、いっぱい本のことも知識が豊富なので、頼りにしてます!!
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。私は、新年読了第一冊が「BOX!」でした。 latifaさんの感想を読んで気になっていたのですが…予想通り、とっても面白くて、読み応えありでした。
ボクシングのルールを知らなくても、違和感なく読み進められるし、10年後、カブちゃんと優紀が、それぞれにちゃんとした大人になっていたのが良かった!
今年も、楽しい本を読んでいきたいです。よろしくお願いします。
マニアの間では、今も凄い人気が高いレーベルみたいです。古本屋でもなかなか巡り会えないとか。
パトリシア・コーンウェル
知らなくて、今検索してみました。あっ、去年、「異邦人」って本を出版して、凄く人気だった作家さんが、そうなんだ~?!今度読んでみようかな? 検死官なんて面白そうだわ~。
> 子供の時読んだ江戸川乱歩とかコナンドイルとかモーリスルブランとかの殺人事件とかのグロさでもう私お腹いっぱいなんですね・・・
牧場主さんって、ほんっとに色々沢山本を読んでいらっしゃいますよね~!!!
すごいなあー!!
> そうじゃないものもあるんでしょうが、ミステリのノルマ(状況説明とか)以外のことが好きなんで
私もそうです☆
> 今ミステリーのフェアで読んだけど、まあ、悪くはないですよ。ドイツ人の3作も。> でも映画化されたらその時映画みたらいいんじゃないかっていうくらいしかお勧めしないです・・・
そうかあ・・・。それじゃ、映画化されることになって、興味が湧いたのがあったら読んでみようかな?
どうも洋書って、名前を覚えるだけで大変だったりするんです(←お馬鹿だなあ・・)
のだめは、今長期休業中なんですか? あら~~それは知らなかったです・・・。
アクマの話し、激しく同意だなんて、嬉しいです~~~!!
うん・・・。確かにアクマの彼女にはなりたくないですね
あの登場人物の中なら、う~~ん、しいていうならペコかなあ・・・
実は陽よりも陰な方が好みなので、スマイルの方がタイプなんだけど、実際彼女になったら、一緒にいても、ひたすら暗~い沈黙が続きそうで・・・。
私はグチグチ落ちこみやすいし心配性なので、一緒にいるペコが脳天気に私の悩み話しや愚痴を、笑い飛ばしてくれそうだな~と。
私はまあ、うーん、昔パトリシア・コーンウェルっていうアメリカ人作家のミステリーにめちゃめちゃはまって、もうこれ以上ミステリーはいいわい、って思ったんです。
子供の時読んだ江戸川乱歩とかコナンドイルとかモーリスルブランとかの殺人事件とかのグロさでもう私お腹いっぱいなんですね・・・
何て言うか、科学捜査がどれだけ進んだか、とか、どんなに殺人鬼が猟奇的かとか、トリックがどれだけ巧妙か、っていうとこしか新しく分野が開拓出来ないっていう感じがするんです。
そうじゃないものもあるんでしょうが、ミステリのノルマ(状況説明とか)以外のことが好きなんで、ノルマがまったくないものを探すとミステリでは既にないっていう・・・
今ミステリーのフェアで読んだけど、まあ、悪くはないですよ。ドイツ人の3作も。
でも映画化されたらその時映画みたらいいんじゃないかっていうくらいしかお勧めしないです・・・
ところで、のだめ映画っすか・・・
コミックは今作者が長期休業しててどうなるのか・・・ストーリー変えるのもね・・・
アクマの話、もう、激しく同意しました!
でもアクマの彼女にはなりたくないですね・・・
そうなのよね~、gooったら、訂正出来ないのが辛いわ・・・。ちょっとそこを改良して頂きたいものです。
naruさんもカブがお好きですか~。
男だったら、ああいう風に産まれてみたいもんです。
主人公の男の子も良い子だったし、人一倍努力家でしたよね☆
そういえば、TVの白い巨塔ですが、いよいよ、財前・・じゃなかった、あの主役の人が、具合悪くなり初めて来たかな・・・?って処です。面白くて毎週楽しみに見ています
すみません。カブです^^;
訂正できないgooコメント
なんとかして欲しいですよね(*^_^*)
私もガブの方が好きなんですよ~(*^_^*)
彼らが成長していく姿が、とっても良かったです。
清々しい青春小説でした。面白かったです。
これ読むと、思わずジャブとかストレート
やっちゃいますよね(^_^)
アクマの先輩が「才能がないのに、人の倍努力するアイツが可愛くてな~」って処とか、アクマが卓球部辞めた後彼女と試合を見に言って、憧れていたドラゴンにトイレで会うシーンとセリフなんかも凄く泣けますわ。
あとね、もうすっかり卓球を諦めたとばっかり思っていたら、あのオババの経営する卓球場に現れて、違うスタイルでまたがんばってみたけども・・・無駄なあがきでしかなかった~みたいな事言うんですよね。
あ”~~辞めたとばっかり思ってたのに、まだ吹っ切れずにやってたんだなあ・・・と(;´_`;)
ピンポンって出てくる女子って、このアクマの彼女だけでしたよね? それも良かったです。普通女がからんできたりするでしょう?私的には、女いらん、って感じなんです。
あ、オババは女だったか(爆)あれは女除外って事で(^^;)
> バガボンドはね・・・あいつは何だっけ、おつうの元フィアンセ? おっかさんがヨーダみたいな、あいつ、あいつはね、あんま切なくないです、私は。
アイツは切ないという訳じゃないんだけど、痛い~~って言うか、そこまで姑息な事するかぁ~?!情けない・・・って感じで、悲惨なんですよね・・・ 私は、あいつが自分が武蔵だってなりすまして嘘言っちゃう処以前までは、大きな心で??見てたんですが、あの後から救いようが無いヤツだわ~と思う様になっちゃったんです。
井上さんは、熊本出身だから、熊本で展覧会するのかもしれませんね。 この前、あの・・詩人の人・・なんだっけ?比呂美さん・・との対談の本を読んだら、井上さんの学生時代のこととか書かれていたんです。あの人頭も凄く良かったみたいで、国立の熊本大学に受かって通ってたそうですよね。運動も出来て頭も良いなんて、ズルい~! 漫画も、最初の頃のまだ全然無名の頃から、自分は天才かも・・って思う時と、下手でダメだぁ~って時とが交互にあったみたいです。確か松本大洋さんも同じ様な事言ってた気が・・・。やっぱり「自分は天才だ」くらいの意気込み?あった方が良いんですね。
> セバスチャン・フィツェックさん~~~装丁がちょっと一昔前の絵柄、字の形で~~
なんか、やっぱりソソられますぞ。もし牧場主さんが読んで、これは!ってのがあったら、教えて下さい。
家の旦那が「サンリオSF文庫」とかいうやつに昔ハマってまして、それが海外の人のミステリーとかSFとか扱ってた文庫らしく、やっぱり売れないけど、出版社の意気込みだけは高かったそうなんです。
私は海外のミステリーといえば、レイモンド・チャンドラーとか、カポーティーを若い時(もう20年以上前)読んだくらいで、殆ど読んだことが無いんです。
そういや、「のだめ」が映画って、、がっかりです。無料でドラマで見せて欲しかったのにー!!なんか最近玉木さん顔がこけ過ぎてる気がして・・・う~~ん・・・。
角田さんも重松さんも、基本、仕事(書くこと)が好きでしょうがないんでしょうね^^
アクマのポジションって切ない、そう、ホント切ない・・・(涙)
バガボンドはね・・・あいつは何だっけ、おつうの元フィアンセ? おっかさんがヨーダみたいな、あいつ、あいつはね、あんま切なくないです、私は。
読者の視点に近いけど、まあ、かっこよさがね、足りない・・・
そういや熊本で井上さんの展覧会があるらしいですけど・・・なぜ熊本よ・・・
私が書き込んだ3作品はどれも、セバスチャン・フィツェックっていう71年生まれのドイツ人作家が書いたものです。
私が勝手に予想するには、ドイツでは大人気らしいので、そのうち、映画化され、それをハリウッドがリメイクして、その頃には文庫化されているんでは、まあ、何年後になるか分からないけど、そうなってもおかしくないっていう感じがします。
海外作品ってホント高くて売れないんですけど、これは装丁を安くして、何とか売りたいっていう出版社の意気込みが感じられ、しかも、装丁がちょっと一昔前の絵柄、字の形ですごく親近感がわいたんです。
まあ、話は、親近感ゼロの話ですけどね・・・殺人とかね・・・また死んでるよ、みたいな。
ミステリーのセンスゼロです・・・
角田さんはね、ホントよく出しますよね、あと、重松さんもね、休んでくださいって言いたいくらい・・・
12月は一番本屋さんが忙しい、売り時の月だと聞いてます、大変ですね~!仕事も、そして例の学校活動の方もダブルで・・・
この本読むに至ったのって、ずいぶん前に牧場主さんが面白かったよ~ってお話してくれたのがきっかけだったんですよ☆
お陰様で、とっても面白く読みました!!こういうお話は好きだな~♪
私は「ピンポン」の中での才能のない「アクマ」のキャラが、切なくて好きだったんです。ああいう人が「ボックス」にもちょっと出て来てたけど、「ピンポン」のアクマほどの印象が無かったんです。天才キャラと、才能無いキャラと、両方楽しませてもらいたいなんて欲張りだけど。
そういや、「バガボンド」でも幼馴染みの2人は天才と才能ない人の組み合わせでしたね。
角田さんの新刊情報ありがとうです!彼女本を一杯出しすぎ(←オイ!)なので、ついて行くのが大変です。今週ね、ふだん聞いてるJ-WAVEってFMの番組に角田さんが毎日15分くらい出演しているんです。DJの人と2人で恋愛とか色々なことを気楽にしゃべったりしてるんですが、さすがに人間観察凄いな~と感じてます
ミステリー、私も苦手なんです。警察小説とか推理小説だけ、ってのは、ちょっとソソられないな~。それプラス何かがあると読む気になるんですが・・。
それにしても、その牧場主さんが今読んでいらっしゃる本、一冊も知らないです~
でもドイツの・・ってのは、日本のミステリーより妙に何かソソられます☆
カブみたいに強くて運動神経抜群のキャラってズルい位カッコイイですよね。ちょっと金城さんの本に出て来る(フライ・ダディ・フライとか、その他数冊に)イ・スンシン?だっけな?を連想しました。あの人も無敵に強くてカッコイイですよね。
丸野さんはああいう最後になってしまって悲しかったけれど、みんなに忘れ去られない存在となった展開が良かったです。でも個人的にあのキャラや行動はちょっと、アワワ・・・でしたが
クリスマスが終わったら落ち着いて書きに来ます。・・・
これ、私も好きです。
まあ、ボクシングっていったらあしたのジョーしかイメージなかった私としては、へぇー、みたいなかんじでした・・・
ところで、角田光代さんの新刊「森に眠る魚」が12月12日に出ますんで、良かったら早めに予約をして感想聞かせて下さい~。
私はもう、今はミステリばっか・・・ミステリ向いてないんですよ・・・
すぐ終わりから読んじゃって、「ああ、私ってダメ人間」って後悔ばっかするんで・・・
犯人知ったらもう、後は消化試合っていう感じで・・・
でも、ミステリフェアだから・・・ポップ書くために・・・書いても売れないけど。
私は今「治療島」「ラジオキラー」「前世療法」っていうドイツの作家のミステリ読んでます。
読み応えがありましたね。
とっても熱くなって、一気に読みました。
カブがいいキャラで楽しかったです。
マネージャー丸野との会話で、カブがかなわない感じが笑えました。