
ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~
ビブリア11作目。15年位前?から読んでいるので、凄く長く続いているシリーズなのですね。
女性3代に渡ってのお話になるとは最初の頃全く想像もしていませんでした。
今回はブラックな部分があまりなくて最後も読んだ後味が悪くないのが良かったです。
今回は「鎌倉文庫」 鎌倉在住の文士たちが自分らの持っている本を持ちより、貸本にしていたという(事実らしい)エピソードを中心にしています。
そこにあった本が今や殆ど行方不明になっているらしく、その中の本(夏目漱石の人気本)に関するミステリー仕立て?のお話になっています。
令和編
高校生の扉子の章
仲良くなったもぐら堂の娘の戸山圭とけんかをしてしまった。
原因は圭が持っていた夏目漱石の『鶉籠』の初版本
昭和編
なんと!女子高生だった久我山尚大の隠し子だったらしい三浦智恵子とビブリア古書堂の前店主だった篠川登の出逢いの頃のお話。
ビブリア古書堂で出逢っていたのですね。
後に結婚するに至るのだけれど、将来ふらっと突然いなくなるかもしれないけど、それでも良いか?と確認を取ってからの結婚だったそうで・・・
平成編
栞子の章
『吾輩ハ猫デアル』の出品者を巡るお話
★以下ネタバレ★
本を集めて焼いてやると言っていた男。何年も経ち、現在は末期がん。夏目漱石の貴重な「吾輩ハ猫デアル」を上中下の3巻を揃えたいという希望。なんと妻が実は本に詳しくて以前より持っていたのでした。昔の智恵子や栞子が見破ったのは、その本は続き物の1巻目(上)というのは書かれていないので、とても本に詳しい人にしか解らない事を妻が知っていた事から、見抜かれてしまったというオチでした。
最後の方で、栞子の妹文香が踏切の処で雨の中待っている時に傘をかかげてくれた見知らぬ中学生、彼こそが将来栞子の夫になる人五浦大輔だったのね。 以上
今迄語られる事がなかった栞子さんのご両親の若い頃の様子やエピソードが知れて、そういう処はとても楽しませてもらいました。
そういうお話は大歓迎です。
そして智恵子さんがなぜ突然出て行ったのか?は、まだ明かされていません。
しかしながら、、もうそろそろあと数回で、このシリーズも終わりにしても良いんじゃないかな・・・?と個人的には思ったり・・。
扉子と仲良くなった男の子2人を智恵子さんの悪いたくらみで・・みたいなお話は正直、あまり読みたくはありませんし・・・。(前作の最後の方で、そういう部分があったので・・)
ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~ 2024/3/23 三上延
三上延ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~
「ビブリア古書堂の事件手帖Ⅱ~扉子と空白の時~」「江ノ島西浦写真館」感想ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ビブリア古書堂の事件手帖6 栞子さんと巡るさだめ「ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ 」「ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~」ビブリア古書堂の事件手帖2「ビブリア古書堂の事件手帖1」
ビブリア11作目。15年位前?から読んでいるので、凄く長く続いているシリーズなのですね。
女性3代に渡ってのお話になるとは最初の頃全く想像もしていませんでした。
今回はブラックな部分があまりなくて最後も読んだ後味が悪くないのが良かったです。
今回は「鎌倉文庫」 鎌倉在住の文士たちが自分らの持っている本を持ちより、貸本にしていたという(事実らしい)エピソードを中心にしています。
そこにあった本が今や殆ど行方不明になっているらしく、その中の本(夏目漱石の人気本)に関するミステリー仕立て?のお話になっています。
令和編
高校生の扉子の章
仲良くなったもぐら堂の娘の戸山圭とけんかをしてしまった。
原因は圭が持っていた夏目漱石の『鶉籠』の初版本
昭和編
なんと!女子高生だった久我山尚大の隠し子だったらしい三浦智恵子とビブリア古書堂の前店主だった篠川登の出逢いの頃のお話。
ビブリア古書堂で出逢っていたのですね。
後に結婚するに至るのだけれど、将来ふらっと突然いなくなるかもしれないけど、それでも良いか?と確認を取ってからの結婚だったそうで・・・
平成編
栞子の章
『吾輩ハ猫デアル』の出品者を巡るお話
★以下ネタバレ★
本を集めて焼いてやると言っていた男。何年も経ち、現在は末期がん。夏目漱石の貴重な「吾輩ハ猫デアル」を上中下の3巻を揃えたいという希望。なんと妻が実は本に詳しくて以前より持っていたのでした。昔の智恵子や栞子が見破ったのは、その本は続き物の1巻目(上)というのは書かれていないので、とても本に詳しい人にしか解らない事を妻が知っていた事から、見抜かれてしまったというオチでした。
最後の方で、栞子の妹文香が踏切の処で雨の中待っている時に傘をかかげてくれた見知らぬ中学生、彼こそが将来栞子の夫になる人五浦大輔だったのね。 以上
今迄語られる事がなかった栞子さんのご両親の若い頃の様子やエピソードが知れて、そういう処はとても楽しませてもらいました。
そういうお話は大歓迎です。
そして智恵子さんがなぜ突然出て行ったのか?は、まだ明かされていません。
しかしながら、、もうそろそろあと数回で、このシリーズも終わりにしても良いんじゃないかな・・・?と個人的には思ったり・・。
扉子と仲良くなった男の子2人を智恵子さんの悪いたくらみで・・みたいなお話は正直、あまり読みたくはありませんし・・・。(前作の最後の方で、そういう部分があったので・・)
ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~ 2024/3/23 三上延
三上延ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~
「ビブリア古書堂の事件手帖Ⅱ~扉子と空白の時~」「江ノ島西浦写真館」感想ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ビブリア古書堂の事件手帖6 栞子さんと巡るさだめ「ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ 」「ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~」ビブリア古書堂の事件手帖2「ビブリア古書堂の事件手帖1」
私も同じく前作の不穏な感じの終わりが嫌だったので、今回の回想を含めた物語の展開は割と安心して読めました。
こちらのシリーズは始めの頃は大好きで新作が出る度に嬉しかったのですが、最近は不穏さが増していって読むのが楽しみなような怖いような気がしています。
寒くなりましたねー。朝がキツイです。
苗坊さんも前作の不穏な終りや、このところのブラックな感じの内容が増えて行ってるところとか気になっていたのですね。
私もこのシリーズの最初の頃のが凄く好きだったので、残念です。
智恵子さんをああいうキャラにせずに、本にかかわる色々な事件や相談を栞子さんが受けて解決していくお話だったらなあ・・・
私は・・・3?4?で挫折しました^^
ネタバレ部分を読んで、大輔くんと栞子さんて結婚したの?とビックリ!!
大輔くんって、バイトの子ですよね?
へぇ~~~お幸せにね~~~♪
うん、↑読んでも、何が何だか分からない(笑) (だったらコメントするなよ!ですよね^^;)
久々のビブリア~に懐かしくなってコメしちゃいました。ごめん
あー、3か4巻までね。
それが良かったのかもしれない・・・。
そうなんだよ、あの2人結婚したの。
それはいいんだけど、2人の間に産まれた子供(栞子さんに瓜二つ)の扉子さんって子が中高生になってメインキャラとして登場してるんだ。
なんだかなあ・・・な感じ・・・。
悪魔的な栞子の母(今回若い頃のエピソードが出て来たけど、やっぱりルックスは栞子そっくり)と、女3世代の物語になってる。
あ、でも今思い出したけど、巨乳表現は知らないうちに出なく無くなった。
でも今回は鎌倉だけじゃなく、藤沢の長後駅も登場してきた。
>わぐまさん☆... への返信
え~~~栞子さん、子供産んだの?しかも、もう中学?高校??
いや~~~ビックリだよ!!
へぇ~そりゃ、私も歳を取るわけだ(笑)
え!!長後駅が出てくるの??
いや~~~それは、読みたいかも。
これって、いきなり本書を読んでも(途中の5~10を抜かして読んでも)分かる感じになってるのかな?
そうなんだよ・・・
ただ、結婚とか出産とかをずっと描きながらお話が続いていたわけじゃなくて、私も記憶が曖昧なんだけど、あれ? いつの間にか結婚して子供も出来てたの?って感じで・・・
数年が経ち、いきなり扉子が登場!って感じだったはず。
で、本作いきなり読んで大丈夫か? だけど、どうかなあ・・・まあ、大丈夫といえば大丈夫だけど、そこまで面白い!ってお話ではないかもしれないなあ・・・
長後の駅前に古本屋さんがあって、そこの人と今回やりとりがあるんだよね。
わぐまさん的には鎌倉とか大船・藤沢あたりが出てくると土地勘あるから嬉しくなる部分もあるかもしれないけど・・・
でもあまり期待はしない方が良いよ
扉子って、恐ろしく栞子とキャラが被っていて、
ある意味個性がないのが残念ですよね。
あんなに、母親のクローンみたいなキャラに
しなくてもいいのに、って思っちゃいます。
今回、智恵子さんと旦那さんの馴れ初めが読めた
のは嬉しかったです。でも、それだけに、智恵子さんが
宣言通り、夫と娘を置いて出ていったのが理解でき
ませんでした。
私も鎌倉文庫という存在は初めて知りました。いつも色々調査を念入りにしてから小説を作っておられて、その努力のせいで楽しませてもらっているのですが(ウンチク部分とか、古書についての情報とか)
ただ、栞子、扉子はそっくりだし・・・智恵子さんはアレだし(彼女の行動とか全く理解できません)、登場人物がなんというか・・・残念に思ってしまいます。
最初の頃の大輔と栞子のほんわか微笑ましいエピソードが懐かしいです。
今日は北風が強いですね~~~寒い。
この本、読みましたよ。
ブログに書くか分からないので、まずはこちらに・・・
前コメでも書いたけど、途中を全く知らないから人間関係もよく分からなく、ほぼ流し読みでした。
でも、地名だけは・・・あ~~~~!と(笑)
藤沢本町も出てくるじゃないですか!
長後も~~~(笑) しかも私が生まれた頃の長後!(長後には、駅前商店街は無いけどね!駅より少しだけ離れてるのよ)
このシリーズ、大船もだけどめちゃくちゃ懐かしい地名が出てくるのよね。
だからさ~ブログに、感想も書けないのよね^^; (身バレの危険性大)
あ~懐かしかった~~~。内容はよく分かってないけど、楽しかったです。
えーー!そうなの?
びっくりー。
長後、私はトータル6回位は行ってるよ。
湘南台病院だっけ?駅から少しだけ遠いけど・・そこに通院してたことあるのよ。(病院の名前は変わったらしいけど昔からある病院らしい)
長後の少し下(南)が湘南台だよね
そこのドームの科学館に子供が小さい時に数回行ったし、確か数年前に電車の路線がつながって(これから、また他の路線とも更につながる?)
暫く行ってないけど、あのあたり随分さらに開けたんじゃないかな。
藤沢本町は藤沢駅から歩こうと思えば歩ける距離よね。
いやー、内容さておき、知ってる場所や馴染みのある処が登場すると興味が湧いちゃうよね。
こっそり教えてくれて、ありがとう!