瀬尾さんの小説を読むのは久しぶりです。
「そして、バトンは渡された」は本も映画も評判が良いみたいなのに、何故か私はハマれなくて、、途中で挫折してしまったんです・・・。
本作は男女2人が恋愛にはならないけど良好な関係になる内容と知って、読んでみようと思った本でした。
映画版は未見です。
でも読みながら映画の俳優さんたち2人(上白石萌音さんと松村北斗さん)がどうしても頭に浮かんでしまったけれど、あの2人が結構この役に合っている気がしたので気持ちよく読めたし、映画版も見てみたくなりました。
お話のラストも良かった!4つ★ちょっと
とはいえ、すぐに楽しく読めたわけではなくて、最初の方で美紗のPMSのせいでのキツイ物言いにびっくり・・・自分で解っていても暴言を止められないって、、、こういうシーンが連発されたら読むのがしんどいな・・って思ったんですが、最初のが一番きつくてその後はマイルドだった。
いやー、でもこの症状は相当大変ですね。
PMSのことは知ってはいたけど、痛みや落ち込みが辛いっていうのがメインで、こういったイライラ症状の事までは解って無かった・・・。
パニック障害については少し知識があったけれど、元々が社交的で陽気で行動的だった男の子ということで、病気になってからの変化が読んでいても辛かった・・・。
★以下ネタバレ★
おせっかいともとれる美紗の行動、でもそれらのお陰もあって、お互い恋愛感情は抱かない同士で気楽、お互い病気を抱えて生きてるからこそ分かり合える関係になるのよね。
おまもりを送ってくれた元会社の上司もだけど、今働いている会社の社長、同僚の方たちがみんな凄く良い人達でねー!こんな素晴らしい人達に囲まれて彼らは本当に幸せですよ。
なかなか、ここまで優しい寛容な会社ってないと思う。
ラストは美紗が盲腸で突然入院してお見舞いに行くことから自転車に乗るようになって、段々色々な好きだった事を思い出し、新しいプロジェクトに挑戦してみようと前向きになっていく2人で終わってます。とても良いラストで気持ちが明るくなりましたよ! 以上
夜明けのすべて 2020/10/22 瀬尾まいこ
職場の人たちの理解に助けられながらも、月に一度のPMS(月経前症候群)でイライラが抑えられない美紗は、やる気がないように見える、転職してきたばかりの山添君に当たってしまう。
山添君は、パニック障害になり、生きがいも気力も失っていた。
互いに友情も恋も感じていないけれど、おせっかいな者同士の二人は、自分の病気は治せなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになるーー。
「図書館の神様」、「温室デイズ」感想
「そして、バトンは渡された」は本も映画も評判が良いみたいなのに、何故か私はハマれなくて、、途中で挫折してしまったんです・・・。
本作は男女2人が恋愛にはならないけど良好な関係になる内容と知って、読んでみようと思った本でした。
映画版は未見です。
でも読みながら映画の俳優さんたち2人(上白石萌音さんと松村北斗さん)がどうしても頭に浮かんでしまったけれど、あの2人が結構この役に合っている気がしたので気持ちよく読めたし、映画版も見てみたくなりました。
お話のラストも良かった!4つ★ちょっと
とはいえ、すぐに楽しく読めたわけではなくて、最初の方で美紗のPMSのせいでのキツイ物言いにびっくり・・・自分で解っていても暴言を止められないって、、、こういうシーンが連発されたら読むのがしんどいな・・って思ったんですが、最初のが一番きつくてその後はマイルドだった。
いやー、でもこの症状は相当大変ですね。
PMSのことは知ってはいたけど、痛みや落ち込みが辛いっていうのがメインで、こういったイライラ症状の事までは解って無かった・・・。
パニック障害については少し知識があったけれど、元々が社交的で陽気で行動的だった男の子ということで、病気になってからの変化が読んでいても辛かった・・・。
★以下ネタバレ★
おせっかいともとれる美紗の行動、でもそれらのお陰もあって、お互い恋愛感情は抱かない同士で気楽、お互い病気を抱えて生きてるからこそ分かり合える関係になるのよね。
おまもりを送ってくれた元会社の上司もだけど、今働いている会社の社長、同僚の方たちがみんな凄く良い人達でねー!こんな素晴らしい人達に囲まれて彼らは本当に幸せですよ。
なかなか、ここまで優しい寛容な会社ってないと思う。
ラストは美紗が盲腸で突然入院してお見舞いに行くことから自転車に乗るようになって、段々色々な好きだった事を思い出し、新しいプロジェクトに挑戦してみようと前向きになっていく2人で終わってます。とても良いラストで気持ちが明るくなりましたよ! 以上
夜明けのすべて 2020/10/22 瀬尾まいこ
職場の人たちの理解に助けられながらも、月に一度のPMS(月経前症候群)でイライラが抑えられない美紗は、やる気がないように見える、転職してきたばかりの山添君に当たってしまう。
山添君は、パニック障害になり、生きがいも気力も失っていた。
互いに友情も恋も感じていないけれど、おせっかいな者同士の二人は、自分の病気は治せなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになるーー。
「図書館の神様」、「温室デイズ」感想
「バトン」みなさんの評価が高いのに、私もハマらなかった。(映画は観てない)
本書、勉強になったなぁ~って思う。
PMS 私も女性だけど、、、こんなに酷い症状は無かったし、分からない。
パニック障害も、知らない。
ので、この手の小説は「知る」と勉強になるなぁと思った。
人にね、優しくありたいです。
この本、私が読んだ後に家内に回したのですが、家内が嵌ってしまい・・・。
そのあたりは、HPの感想に追記しています。
良く分からないなりに、楽しい本でしたね。
http://todo23.g1.xrea.com/book/keyword.html?key=9784164010013
こちらの作品とても好きでした。
2人の恋人ではないけど何となく分かりあっている距離感が良かったです。
2人は病気があって諦めたことがたくさんあったと思いますが、こちらの職場と出会えてよかったなぁと思いました。
瀬尾さんがパニック障害だったことを知らなくて驚きました。だからこそよりリアルに感じたように思います。
私も瀬尾さんの「そして、バトン~」はまれなかったのですよね。
それで、以降瀬尾さんの作品は避けていたところがあるのですが
そのlatifaさんが、この作品はよかったとおっしゃるのでしたら
読んでみようかな... という気持ちになりました。
PMSのことも、パニック障害のこともあまりわからなくて...
そういう症状への理解につなげられたらよいな、とも思います。
わーい、まだ覚えていて嬉しいなー。
色々な病気、ありますね。
小説の中でも、会社の人達も元気そうに見えて、みんな何らかの病気やら人には言わないだけで抱えてるんだよー
(社長さんの水虫とか、腰痛とかだって、その人にとっては悩み)ってセリフがあって、そうだよなーって思いました。
コメントありがとうございます。
奥様、ヘアカットのシーンがツボだったんですね。私もそこは面白くて笑いました。
でも昨日読んだ後でamazonのレビューを読んでいたら、シュークリームをみんなに配るとか、おにぎりを勝手にくれるとか、病院に行く等色々なところが、親切の押しつけで自己満足な人達って風に書かれていて、まあそうとも言えるなあ・・と考えこんでしまいました。
コメントありがとうございます。
>2人の恋人ではないけど何となく分かりあっている距離感が良かったです。
同感です!
なかなか珍しいパターンでした
>2人は病気があって諦めたことがたくさんあったと思いますが、こちらの職場と出会えてよかったなぁと
そうそう、こんなに優しくて寛容な人ばかりな会社、そうそう無いですよね。
こういう処で働きたいものです
セレンディピティさんも、バトンが今一つだったと知って、ほっとさせてもらってました。
ところで・・・読んでいる最中に数か所、親切心からだけど勝手に動いちゃうっていうシーンが結構あって、オイオイ・・って思っていたのですが、でも基本良い人ばかりが登場するし、微笑ましく読み終わったんですよ。
でも冷静になった後、amazon等のレビューを読んだら、うむう・・・確かにな・・って考えちゃう点もあって・・・。
それらをトータルすると、おすすめできないかもな本かも・・・
挫折したのかがわからないので何とも言えませんが・・・
自由奔放な主人公の義母(映画で石原さとみさんが
やっていた役)が、なぜ主人公を放っていなくなったのか、
その部分を読まずして挫折してしまったとしたら、少し残念です。
まぁ、そこを読んでもやっぱりダメだったかもですけど。
他人の意見を聞いて、自分の評価に自信がなくなることって
ありますよね(私もしょっ中あります^^;)。
でも、latifaさんが良いと思ったなら、他人がどう思おうと、それが
正解だと思いますよ。一人ひとり、感性が違って、感想が違って
当たり前ですから。
だから、私は他人がどう言おうがこの作品が好きだし、バトンも
とても好きな作品です。
・・・て、偉そうにすみません^^;;
コメントありがとうございました!
バトンは中盤に行く前に、もうダメだ・・って挫折しちゃったんです・・・
そうなんですね、自由奔放な主人公の義母(映画で石原さとみさん)には、何か理由があったのね・・・それを知らずに辞めちゃったのは惜しいのかー!うむーーー。
私はあの義母のキャラが苦手で、読み続ける意欲が萎えてしまったんです。。。
教えて下さってありがとうございました!
いえいえ、こういう事って言いにくいのに、お話してもらえて私は嬉しかったですよ!