伊坂作品では、4人の父親がいる(母親が4人の男と)という「オー!ファーザー 」というのもあったっけ。あちらは子供目線で父親4人とやりとりがメインになっていましたが、こちらは、5股をかけている男と、それぞれの彼女との関係について書かれていました。
二週間後に「あのバス」に乗ってどこかに連れ去られる、5股をかけていた星野一彦。
見張り役の、口の悪い巨大な女の繭美と一緒に、5人に別れの挨拶をしに行くことに・・。
繭美を勝手にマツコデラックスに置き換えて読んでしまいました。
この繭美の個性と、主人公とのやりとりが面白かったです。4つ★
1 イチゴ狩り 巨大ラーメンを無理に完食する・・
2 子持ちのついてない主婦 当て逃げ犯人を追跡中、不知火刑事に会う
★以下ネタバレ 白文字で書いています★
サンタのカッコで、ブランドバックをお届け・・涙 以上
3 ロープで高層ビル・・
4 耳鼻科で出会った、数字に強い那美子 乳ガンの恐れが・・。
★以下ネタバレ 白文字で書いています★
最後の115は、ラッキーなゴロのような気がする!大丈夫ですよね?以上
5 女優とマネージャー
★以下ネタバレ 白文字で書いています★
彼女が女優になるきっかけを作った少年こそが、彼だった(子供の頃、夢はパンになること)
たまにしか交流を持たない、こんな交際って、本当に恋人同士って言えるのかな?と、ちょっと疑問に思う処も・・(^^ゞ 以上
6 いよいよバスに乗る日。
バイクのキックが10回、かかったのか?かからなかったのか?!
バイバイ、ブラックバード 伊坂 幸太郎 /2010-06-30
伊坂幸太郎
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「マリアビートル」それほどまでには・・・ 感想
「オー!ファーザー 」「砂漠」
SOSの猿
あるキング
「モダンタイムス」「週末のフール」
「ラッシュライフ」「フィッシュストーリー」
ゴールデンスランバー
「グラスホッパー」「アヒルと鴨のコインロッカ―」「死神の精度」感想
「チルドレン」「重力ピエロ」感想
伊坂さんらしい なんとも可笑しな話で
いつになく優しさがありました
やっぱり 多くの人がマツコさんを思い描いているんですね
最後は、かかったんじゃぁないかな~~~
なるほど。マツコ!
今読んだらそうなるかなあ。
なかなか強烈な個性の持ち主でした。
一彦とはなんだかんだいいコンビでしたね。
優しい雰囲気で気持ちよく読める作品でした。
そうですね、優しさを感じるお話でした。
人が死んだり、殺されたりって感じの話じゃないので、まったり読めますよね。
伊坂さんといえば、震災後は、どんな作品を描かれるのか、とても興味があります・・・
私もラストは、かかったと強く願っています。
マツコと思って読まれた方、ほんとうに多いですね。
この小説を書いている最中は、マツコはまだ今みたいにメディアに頻繁に出る前だったでしょうにね・・・
一彦と繭美のコンビは、ありきたりな恋愛感情とかじゃなく、面白い繋がりで、ユニークでしたね。