
先日、「明治記念大磯邸園」明治150年記念公開ガイドツアーなるものに参加して来ました。
こちら
無料で1時間半、ボランティアのガイドさんと、普段は公開していない室内を見れるという企画です。
事前申し込みが必要で、人気だったようです。
最初は、旧伊藤博文邸(滄浪閣)を外側から見学し、その後に、すぐ近くにある、旧陸奥宗光邸と、旧大隈重信邸のお庭と室内を見学しました。
当日、滄浪閣のすぐ側の大磯のこゆるぎ駐車場(冬時期は1時間200円)に車を停めて、まだ集合時間まで時間があったので、海の方まで出て見ました。松林を5分くらい歩いて行った先に、下に降りる階段からのトンネルを抜けて海に出られる様になっています。
大磯の海は、日本で最初の海水浴場になった処です。
上から見下ろした処。ここには海岸線沿いに、有料道路の西湘バイパスがあるので、横断して海には行けないのです。

ここらへんも、道沿いが気持ち良いんですよねー。

ここより少し東側に行った湘南藤沢~茅ヶ崎の134号線の海岸に沿った道が好きです。
ずっと直線の広い舗装道路が134号線と一緒に続いていて、日本じゃないみたいな、アメリカの西海岸のような(行ったことないけど)感じというか・・。マラソンする人や散歩する人がたまにいる程度で、人口密度がやたら低いんですよね。
そして、ここは海と松林という組み合わせが特徴的で、他では見た事が無いです。(普通はヤシの木と海ですよね)
松林を通り


トンネルの向こうは海かな?

わっ、視界が一気に開けて、海だー。

釣りに来ていたおじさんが一人いました。

人がもういない秋冬の海って大好きなんですよ。
さて、戻りましょう。トンネルにまた入ります。

さて、無料の邸宅ツアーに参加です。
ボランティアのおじいさまが、説明をして下さいますが、歴史にとても詳しい方で、写真や歴史的説明などをしながら1時間半、3つの場所を10名で回りました。無料っていうのが凄い^^
最初は、外側からだけ、滄浪閣(伊藤博文のお家だったそうな)

洋風のお家と、和風のお家の2軒が並んでいましたが、現在は空き家状態なので、雑然としてました。

そこから出て、東に100mくらい行ったところにある、大隈重信邸と、次に横にある陸奥宗光邸へ移動します。
ここは国道1号線。大磯あたりには、松並木が、まだ少し残っている場所があって、国道なのに独特な雰囲気。

大隈重信邸宅入口

玄関入ってすぐのところ

中に入ると、広々した和室(日がたっぷり入る南に面した窓)


日が入ると冬でもぽかぽかで温かいです。窓ガラスは昔の大正ガラス?吹いて作るやつです。


なんか歴史的な絵が飾ってありました。


お庭から見たところ

庭の木とか手入れが凄くされてるなあーって感じです。


陸奥宗光邸宅 外から見たところ


入口です。 大隈邸も陸奥邸も、結構質素です。

中は

こちらも日当たりの良い南向きの和室が


洗い場とお風呂


ちなみに、陸奥宗光の一家の写真が飾ってあって、奥さんの陸奥亮子さんが鹿鳴館・ワシントン社交界の華とか言われていた女性で、凄く綺麗でした。奥さんの写真はこれじゃない写真の方がハッキリ解るかな・・・。

ちなみに、彼の息子さんは、英国人の女性と長き交際の末結婚し、その子供さんが、こちら陸奥イアン陽之助公式サイト ここに写真が一杯あります。
和洋中折衷建築とかで暮らしていると「古いなあ」とか思って暮らしているのかもしれませんが、明治期の別荘などで見かけるこうした建築はとても魅力的ですね。
ブラタモリみたいな感じでとても楽しめました。
トンネルの向こうの海岸は、映画「アホーマンス」を思い出しました
実際に、こういうお家で普段暮らしたら、隙間風とかあったり、色々不便もあるのかもしれませんが、素敵ですよねー。
ブラタモリ、真剣にじゃないですが、毎週見てます♪
歴代の女性アナ、みんな出世してますよね。
アホ―マンスって、懐かしい!!!
私も昔見ました。