
鈴木清順監督といえば、私は「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」なのですが、
初めて経歴というのを調べてみて、びっくり。
1923年、日本橋呉服商の長男として生まれる。(82才!)
元NHKアナウンサー鈴木健二は6歳下の弟。(これは以前何かで聞いた事があった)
1943年、旧制弘前高校入学後まもなく学徒出陣。
1944年、下関より輸送船団で南方に向かう途中、潜水艦の襲撃を受け、船団は壊滅する。
その時、同期生29人が戦死。清太郎は、半月以上かけて、フィリピンに到着。
翌月、マニラから輸送船で脱出中、またもや敵の襲撃受け、清太郎海にほうり出される。
8時間くらい漂流して味方の船に救い出される。
こちらのファンサイトさんより、一部使わせて頂きましたm(_ _)m
こちら
まずは、大正生まれで、もう80才を過ぎてご健在で、
今もバリバリ活躍・映画作品を作っていらっしゃるというのがすごい!!
先日の「オペレッタ狸御殿」の発表会でもお元気そうでした^^

写真クリックすると、5月に上映予定の最新映画「オペレッタ狸御殿」鈴木清順監督、
チャン・ツィイー、オダギリジョー出演のサイトへ。
出演者が、私が好きな女優・男優さんが出ているので、嬉しい!けど、あんまり
ミュージカル風の映画って個人的に好きじゃないんですよね・・・・。
なんだか鈴木清順さんって、山本耀司的な雰囲気・趣味マニア(それぞれの仕事、映画だったり
服づくりが趣味)って感じがするんです。温厚そうにみえて、自分の好きな物にはとことん
こだわる。でも、実はちょっとだけ隠れミーハーな感覚も持っていそう・・・って
ところが可愛い。可愛いなんて私が言っちゃったら、すごいお二人にとんでもない
ですね!失礼しました。
鈴木清順さんの作品は、「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」が非常に印象的で、
特にツィゴイネルワイゼンは、衝撃的でした。多分今上映されても、
あの何とも言えない不思議な世界と耽美的官能映像といい、色彩感覚といい、素晴らしい
って評判なんじゃないかな~と思います。もう20年以上見てないので、機会が
あれば、また見てみたいです。
ツィゴイネルワイゼンの方は、ベネチアかどこかで賞を取っている様ですが、まさに
外国人が見たら、感激しそうなエキゾチックかつ摩訶不思議的アジア映画の代表作と
言ってもいいと思われます。
14年ほど前「セルゲイ・パラジャーノフ」の「ざくろの色」を見た時に、何だか
妙な独特な色合いと摩訶不思議的な世界が、「陽炎座」などに通ずる雰囲気があるな~
と思いました。パラジャーノフは大好きなので、また別の機会に書きます。
「ツィゴイネルワイゼン」と「陽炎座」をめぐる という、映画に出てきた場所を訪ねて
写真と共に紹介してくださっているサイトがありました。
こちら
こちらでも紹介している鎌倉の「釈迦堂の切り通し」、10年位前に偶然それと
知らずに通りかかって、あれ~ここって、「ツィゴイネルワイゼン」的な洞窟?だな・・
このおどろおどろしい怪し怖い雰囲気は・・・って思っていたんです。
でも、鈴木清順監督作品は、かつての作品は殆ど見た事が無いし、最近のも幾つか
見ただけで・・だから私にとっては上の2つの作品のファンという感じです。
鈴木清順 経歴・作品など
私は小さい頃から、大正とか明治時代頃の雰囲気が結構好きで(いや、偉そうに言える
ほどのもんじゃ全くございません。それほど追求した訳でもなんでもなく、軽い程度の
好き・・ですが)→多分「はいからさんが通る」とかの漫画の影響も有るかも・・・
私の小学校の時の自由研究に、当時の小物やポスター、芸能文化などを紹介した
ことがあったんです。(もう死んだ明治生まれのじいちゃんちに、色々な物や
本があって、子供の頃、それらに心惹かれて物色してたんです)
あの頃の着物とか洋装とか(両方がミックスされた独特の雰囲気ありますよね)、
カフェとか、「ハイカラ」という感じの雰囲気、ぐんぐん一般庶民にも、急速に
海外からの文化や影響が入り込んで来て活気がある・・というか・・。
と、全然無関係な事を書いてしまいました。
初めて経歴というのを調べてみて、びっくり。
1923年、日本橋呉服商の長男として生まれる。(82才!)
元NHKアナウンサー鈴木健二は6歳下の弟。(これは以前何かで聞いた事があった)
1943年、旧制弘前高校入学後まもなく学徒出陣。
1944年、下関より輸送船団で南方に向かう途中、潜水艦の襲撃を受け、船団は壊滅する。
その時、同期生29人が戦死。清太郎は、半月以上かけて、フィリピンに到着。
翌月、マニラから輸送船で脱出中、またもや敵の襲撃受け、清太郎海にほうり出される。
8時間くらい漂流して味方の船に救い出される。
こちらのファンサイトさんより、一部使わせて頂きましたm(_ _)m
こちら
まずは、大正生まれで、もう80才を過ぎてご健在で、
今もバリバリ活躍・映画作品を作っていらっしゃるというのがすごい!!
先日の「オペレッタ狸御殿」の発表会でもお元気そうでした^^

写真クリックすると、5月に上映予定の最新映画「オペレッタ狸御殿」鈴木清順監督、
チャン・ツィイー、オダギリジョー出演のサイトへ。
出演者が、私が好きな女優・男優さんが出ているので、嬉しい!けど、あんまり
ミュージカル風の映画って個人的に好きじゃないんですよね・・・・。
なんだか鈴木清順さんって、山本耀司的な雰囲気・趣味マニア(それぞれの仕事、映画だったり
服づくりが趣味)って感じがするんです。温厚そうにみえて、自分の好きな物にはとことん
こだわる。でも、実はちょっとだけ隠れミーハーな感覚も持っていそう・・・って
ところが可愛い。可愛いなんて私が言っちゃったら、すごいお二人にとんでもない
ですね!失礼しました。
鈴木清順さんの作品は、「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」が非常に印象的で、
特にツィゴイネルワイゼンは、衝撃的でした。多分今上映されても、
あの何とも言えない不思議な世界と耽美的官能映像といい、色彩感覚といい、素晴らしい
って評判なんじゃないかな~と思います。もう20年以上見てないので、機会が
あれば、また見てみたいです。
ツィゴイネルワイゼンの方は、ベネチアかどこかで賞を取っている様ですが、まさに
外国人が見たら、感激しそうなエキゾチックかつ摩訶不思議的アジア映画の代表作と
言ってもいいと思われます。
14年ほど前「セルゲイ・パラジャーノフ」の「ざくろの色」を見た時に、何だか
妙な独特な色合いと摩訶不思議的な世界が、「陽炎座」などに通ずる雰囲気があるな~
と思いました。パラジャーノフは大好きなので、また別の機会に書きます。
「ツィゴイネルワイゼン」と「陽炎座」をめぐる という、映画に出てきた場所を訪ねて
写真と共に紹介してくださっているサイトがありました。
こちら
こちらでも紹介している鎌倉の「釈迦堂の切り通し」、10年位前に偶然それと
知らずに通りかかって、あれ~ここって、「ツィゴイネルワイゼン」的な洞窟?だな・・
このおどろおどろしい怪し怖い雰囲気は・・・って思っていたんです。
でも、鈴木清順監督作品は、かつての作品は殆ど見た事が無いし、最近のも幾つか
見ただけで・・だから私にとっては上の2つの作品のファンという感じです。
鈴木清順 経歴・作品など
私は小さい頃から、大正とか明治時代頃の雰囲気が結構好きで(いや、偉そうに言える
ほどのもんじゃ全くございません。それほど追求した訳でもなんでもなく、軽い程度の
好き・・ですが)→多分「はいからさんが通る」とかの漫画の影響も有るかも・・・
私の小学校の時の自由研究に、当時の小物やポスター、芸能文化などを紹介した
ことがあったんです。(もう死んだ明治生まれのじいちゃんちに、色々な物や
本があって、子供の頃、それらに心惹かれて物色してたんです)
あの頃の着物とか洋装とか(両方がミックスされた独特の雰囲気ありますよね)、
カフェとか、「ハイカラ」という感じの雰囲気、ぐんぐん一般庶民にも、急速に
海外からの文化や影響が入り込んで来て活気がある・・というか・・。
と、全然無関係な事を書いてしまいました。
鎌倉に2度もいらっしゃったことがあるなんて、なんか嬉しいです♪(すぐ近所って訳じゃないけど、まあ若干近しい処に住む者としては)
なかなか、やっぱり椀太郎さん、お若い時から、渋いです☆ そうですね、名前が挙がっている場所は、賑やかな処なので、いつか、しっとりとした静かな仏閣、庭園(←林?)みたいな処も是非見て頂きたいな~。私は北鎌倉の建長寺・円覚寺・東慶寺あたりが好きです
オペレッタ~は、私、DVDレンタルで見たものの、、どうも入り込めなかったんです。
鎌倉には2度ばかり立ち寄ったことがあります。とりあえず神社仏閣を散策して回るハイキングのような旅でしたが。鎌倉駅付近は、京都以上にずっと「古都」という雰囲気があっていいですね。私は今のところ、鶴岡八幡宮、鎌倉大仏、江ノ島などメジャーな観光名所しか見ていないので(釈迦堂の切り通しは知りませんでした)、次はぜひ『ツィゴイネルワイゼン』を巡る旅をしてみたいものです。
>外国人が見たら、感激しそうなエキゾチックかつ摩訶不思議的アジア映画の代表作
なるほど、そうかも知れませんね。いや『オペレッタ~』のほうが摩訶不思議でエキゾチックだったかも。でも私には、何が何だかサッパリ・・・という感じで時間だけがとっとと過ぎてしまいました(苦笑)。
ところで、びっくり!!shigeyukiさんも、六本木のシネ・ヴィヴァンで、ざくろの色ごらんになられたんですかー?!ヾ(≧∇≦)〃私もですよっ!!!
今まで、ざくろの色見られたって方に出会ったことがなかったし、同じ映画館で(多分同じ頃)見られた方に出会えて、なんだかすっごく嬉しくなっちゃいました♪
いつか、パラジャーノフについても文書こうと思っています。あの当時、結構はまってて、パラジャーノフの映画見る為だけに、東京に何度も出向いたりしたんですよ♪今、思わず、パラジャーノフ祭のチラシを引っ張り出して来て、懐かしく見ちゃいました!!
こちらからも貼らせてくださいね。
「ざくろの色」、昔六本木の映画館で見たことがあります。すごい濃密な映画でしたね。印象に残ってます。
TBだけ貼っていかれる方が多い中、こんな風にコメントまでのせてくださると、凄く嬉しいです~!
そうなんですよねー!鈴木清順さんって、すごい意外性のある方ですよね。私も知った時は、驚きでした!!
もとよしさんは、既にオペレッタ・・もごらんになられているんですよね☆
私はミュージカル風が苦手な事もあって、レンタルになったら見ようと思っています。随分後になってしまうと思いますが、見たら、もとよしさんのレビュー拝見させて頂こうって思っています
また、これを機会に今後もどうぞ宜しくお願いします
漂流の話しも初めて知りました。 この辺り、清順監督の映画に影響を与えていそうですね。
コメントありがとうございます。
ayadaさんも昔見られたんですね~。
>映像美と色彩でしょう
はい
でも私もあんまり鈴木清順監督の作品を多く見てないので、良くわからなかったりするんです・・・
わ~パンフレットもご購入されていたんですね、さすがです
彼の映画はストーリーなどではなくて、映像美と色彩でしょう(と、映画の素人)
パンフレットも、もしかしたらどこかにあるかもしれません(処分したかな?)
やっぱり好みってみなさん、それぞれ違うんだなぁ~としみじみ感じた映画の一つです・・・
フレッドアスティアの映画
むか~し見たんですが、私には特に印象に残らなかったみたいで、、。粋な紳士的な人だな・・って思いました。
シカゴ
まだ見てないんですよ~。キャサリン・ゼタ・ジョーンズは、でかい系の女優さんなんですが、嫌いじゃないんですよ。(金髪ではないけれど・・・)
どうだ!とばかりの根性と、したたかそうなのも、あそこまで堂々としてると、あっぱれ・・って気もして。
あれを、見ていてなんだか腹立たしくなって、、。
可哀相をとおり越して、「ここまで、やらんでも、、」
と、思いました。そうかぁ、あれも確かにミュージカル
ですよね。
当たりが悪いんでしょうかね。
昔のフレッド・アスティアまで行っちゃうと、全然o.k.なのにね。
最近では「シカゴ」。
ミュージカルといっても、
セリフじゃなくて、あぁいう形で歌&ダンスを見せてくれると、大丈夫です。皆んな、本当に歌って、踊ってるなんて、本当にすごいわ。ハリウッド女優もダテじゃない。
確かに、鈴木清順さんって、ずーっといつも同じイメージで、変わらないですよね~。あれ以外の姿が想像出来ないですもん。
レイさんもミュージカル苦手ですか・・・。
私、母がウエストサイド物語が、昔見てすっごく面白かった映画ベスト3に入るって強力薦められて、小さい頃見たんですが(TVで)、え~~なんで??って理解出来なかったんですよ。それ以後も幾つか見てるのですが、たまたま好みじゃないのに連続して当たっているのか・・・なんなのか、今ではすっかりダメになってしまいました。
エビータ 一応見たのですが(ビデオで)真剣に見れなかったんです・・・実在する女性だし内容に興味あったのですが、、、
近年の映画では、私は、ダンサーインザダークが、凄くダメでね・・・
不良中年っていうか、老年っていう感じで、
飄々としてて、ハイカラ(ぴったりな形容詞)。
よく、映画にちょこっとでてくるんですよね。
白髪&白ひげ&眼鏡、っていう姿で何十年と生きている気がします。見たときから、変わらない風貌のような。
いまだに現役で、映画を撮ってるっていうのが嬉しいですね。
ただ、私もlatifaさんと同じで、何故か映画の「ミュージカル」が、だめで、、、。「ウエストサイドストーリー」以来。なぜかなぁ。
前に、マドンナの「エビータ」を見たとき、死の床に
いるエビータが、朗々と歌いだしたんで「元気じゃんよーー」と、思わず言ってしまった。
セリフを歌では、お約束だから仕方ないのにね。
これは、どうでしょうね?
おお~~そうなんですか。きっと何かその時代の人達には、明治・大正・昭和って、大正が短かっただけに、大正うまれとしての、特別な意識というか誇り?というかが有るみたいですね^^
そのおばあちゃん、すっごいですね~~!ハイカラだわ~。
なんか、たくましいんだけど、おちゃめっていうか・・・ハイカラって言葉なんでしょうね、結局は・・・。因みにそのおばあちゃんは、教会のオルガニストをながーーーーい間していたんですが、「女学校」の頃、ブラックゴスペルを歌っていたらしく、「懐かしい!!」と大喜びでコンサートに良く来てくれました・・・素敵すぎ・・・
しょっぱなから、こういう事あると、肝っ玉座ってどんとやってやろう!って思えるのかもしれないですね
ダイアンさんも大正とか好きなんですネ☆
そうか~身近に素敵な大正のおばあちゃまがいらっしゃるんですね!なんでも大正生まれの人は、昭和や明治の人とは違った性分というか・・・オーラを持っている人が多いそうですヨ
私も欲しいなって思った時は既に無かったはず・・
>原田芳雄が好きで
あら!funiさん、私もです。好きっていうかなんというか
凄く微妙な感じなんですが、きたなっぽい処がそそるというか(爆)
でも過去形かな・・・最近は別に何も感じなくなっちゃった。
funiさんは、ミュージカル映画は大好きなんですね。
私は、突然踊ったりしちゃうのに、ついていけないんですわ・・・
文を書きたくなっちゃったんですよ。
>変化している時のパワーみたいなものを感じますよね~
おっ!nekoさんも、言葉使いが匠だな~~!
小学校の自由研究
いやいや・・・多分ね、はいからさんが通るとか
その頃、見た何か雑誌(もう覚えてないのが悲しい)
に影響されたんだと思いますわ・・・
2度も漂流したんだ・・・凄い人だ・・・
「生きる」事を知っている人なのかもしれませんね。
私も「大正」って好きです。別に何かを知っているわけじゃないけど、私の先生の一人が大正生まれのお婆ちゃんで、彼女のとんでもなくハイカラなところに憧れているんだと思うんですよね・・・・。
その時なぜか原田芳雄が好きで(いいともに出ててすっごく渋くてエロかった)。
ビデオ借りてみてみようかな。
ミュージカルだめですか?私舞台はだめですけど、ミュージカル映画大好き。
「オペレッタ狸御殿」・・・み、見るのが怖い・・・どうなるんだ?!ある意味ハチャメチャそうで面白そうだけど
ただ経歴を読ませていただき、
>船団は壊滅…半月以上かけて…フィリピンに到着。
翌月、…またもや襲撃…8時間漂流…
びっくりしました!
戦争とか、そういう経験をされた方の人生観のようなものって、私のようにボ~ッとして生きている者とは違うような気がします。
私も“大正とか明治時代頃のハイカラな雰囲気”好きです。(ただ好きなだけ…)
変化している時のパワーみたいなものを感じますよね~
>小学校の時の自由研究…
これ凄い~!いいな~って思いました♪
こんなの思いつく小学生ってなかなかいないでしょう~