バッドエデュケーション この映画は予想外に面白かったです。
実は、今まで幾つか見て来て、あまりアルモドバル監督の作品と相性が良くないのかも・・・と思っていたのですが、今まで見たアルモドバル作品の中で、一番コレが面白かったです。
テンポも良く、スリリングで、ドキドキハラハラ、どうなるんだろう?と引き込まれて見ましたし、それぞれ役者さんがみんな演技が上手ではまっていましたし、私は主要な2人が好印象だったので、その2人がからむ・・っていうのも視覚的にも全然OKでした。
フェレ・マルチネスさん、クールでちょっとカッコイイホモの人?を凄く上手に演じていらっしゃいました。
。篠井英介さんプロフィール写真に、ちょこっと似てる気が。あと、田中泯さん(メゾンドヒミコのヒミコ)にも少々・・・。
ガエルガルシアベルナル君は、しかしすごく背は低いし、スタイル悪いなぁ~(結構彼のこと好きなのだけれども)、でもこれは揺るぎない事実だ・・。でも女装していた時の顔だけは、なかなか綺麗でしたし、演技も上手かった。あの指ぺろっと・・・シーンが、リアルで、ギョエッ。
この映画を日本でやるなら、妻夫木君が演じて欲しいし、見てみたいです。
少年時代の2人の子役も良かったです!が~~!!何故かイグナシオの子役が、現在の映画監督のエンリケ(フェレ・マルチネス)に似て見えてしまいました。
★以下ネタバレ★文字反転して下さい
イグナシオ子役が、ガエル君と全然似てないなぁ・・と想ってたら、なんですと!!別人ですか?それじゃ、彼はダレ? えっ兄弟!!この展開にも驚きました。そして、少年時代美少年だったイグナシオ君の現在が、、、あ~げに悲しや・・・こんなになってしまったのね・・・・(;_;)
どうもアルモドバル作品に出て来る、もう若くはないお化粧してる女っぽいホモの人って、見るのが辛いお顔をしている気が・・・・。
それにしても、あのエロ神父は!!!
最初見た時、何故にガエル君は、あの気持ち悪い神父オヤジとやっちゃったのか、解らなかったんですが、彼はお金とか地位向上の為なら、そういうの平気でやっちゃう人だったんですね・・・・。いや~相手がエンリケさんみたいな方ならまだしも、あんなオヤジと良く出来るなぁ・・・結構楽しんでる様に見えたし・・・、おそろしや。優しそうな田舎の彼らのお母さんが、なんだか可哀想に思えてしまいました。★ネタバレ終了
恒例のポスター集めです。一番上のは英語版のビデオの表紙らしいです。スペイン版は少年が赤い○の中にいるパターンが多かったみたいです。中国版は、スペイン語版と同じ写真なのですが、タイトルが意味深で(全然解らないんだけど、この中国語のあて字って面白い~)「壞教慾」だそうです。なんか、この白に赤い●だと日本の国旗に見えちゃって・・・日本版のは色遣いが原色でカラフルでアルモドバルっぽくてなかなか良いんじゃないかな、と想います。
(内容あらすじ)映画監督エンリケ(フェレ・マルティネス)のもとに、ある日イグナシオと名乗る青年(ガエル・ガルシア・ベルナル)が訪ねてきた。今は役者をしているというイグナシオは、「僕たちの想い出をもとにして書いた」という一編のストーリーをエンリケに托していく。2人は、キリスト教の男子校(寄宿舎)に一緒に学んだ仲であった。その寄宿舎には、イグナシオに特別な想い入れをしている神父がいた。その神父に、ある晩2人でいるところをとがめられたイグナシオは、エンリケを退学させるという神父を、必死の頼みで、止めるのだったが・・・
La mala educacion Bad Education2004年 製作 スペイン
監督・脚本 ペドロ・アルモドバル
ガエル・ガルシア・ベルナル /フェレ・マルチネス /
ハヴィエル・カマラ /ルイス・オマール /ダニエル・ヒメネス・カチョ
見たい見たい、絶対見に行く!!と決めてたのに行けなくて、最近WOWOWでやっと録画したんですよ。
なかなか見る暇なくて見てないんですけどね。
見に行った友人は「まあまあ」とのことでした。
ちなみに、フィーゴはアルモドバル監督の映画がお好きなようです。好き嫌いは分かれるだろうけどね、とのことでした。
え?そんな情報いらんて?(笑)
いやまあ、ガスパチョといい最近ちょっとアルモドバルの名前をよく目にするなあと思って
この日本版のポスター、私も好きです。
私もこれが一番いいような気がします。それと一番下。
wowwow契約してると、色々なのが見れて良いですよね~。でも一杯色々放送あると、意外といいかぁ・・・って見なかったりしちゃったり(^_^;)
是非funiさんも、お時間ある時に見て下さいまし!
結構面白かったと思いますよ^^
あらっ!フィーゴ、アルモドバル監督映画ファンなんですか!それじゃ、やっぱりこの映画は、funiさん、一度見るしかないですね。絶対フィーゴも見たに違いもん