
湊かなえさんの「告白」(本屋大賞を受賞作品)は、まだ読んでいないのですが、先にこちらの「少女」を読みました。「告白」は図書館の順番待ちが長くて、、、いまだ待っている状況です。

「少女」を読んで一番思ったことは、思春期の女の子の心理描写、深層心理が凄くうまいな~っと

最初の30pegeほどは、あれ?これ誰のパートだったっけ?

由紀の彼氏の言った言葉で、「死ぬというのは途中退場にすぎない。自分がこの世から一人いなくなっても何も変わらない、次の日からもずっと同じ世界は続く・・・」という表現が良かったです。若い子の自殺、踏みとどまって欲しいです・・。
でもこの男の子、なんか相当やばい感じで、、、、こんな子を彼氏にしたら、もし自分から別れ話とか持ち出した日には、何をされるかワカラン、怖いな・・。

あと、病院の男の子2人がとっても可愛くて良い子だな~と、すっかり騙されました

★以下ネタバレです 白文字で書いています★
それにしても肉まん君が、まさか父を刺すっていうのは、どういうこっちゃ??と意味不明だったりもした。タッチー&昴が入れ替わっていたとは。。で、肉まんの父=痴漢で無実の罪でつかまっちゃったおっさん、奥さん、旦那さんのこと信じてあげようよ~。

由紀が書いた小説は、敦子の為だけに書いた励ましの内容というのが解って、良かったなぁ~


残念だったのは、あまりにもつながり過ぎな設定でした。ここまでつながらせなくても、充分面白かったのになあ・・・と。最後の方は、あれも、これもみ~~んなつながっていて少々呆れちゃったかな・・・。
でも、文章力とかは凄くあると思いました。

この本を珍しく娘が興味がわいたみたいで、私がバイトに行ってる間、先に読んじゃったんですよ。私が先日読んだ角田光代さんの「くまちゃん」の中の「光の子」のパートがとても良かったので、それをちょっと読んでみてよ~ってお薦めしたものの、「ふつう」と言う感想だったのに、こちらの「少女」は、面白かったみたいでした。
「少女」 湊 かなえ(著)
(内容・あらすじ)高2の夏休み前、由紀と敦子は転入生の紫織から衝撃的な話を聞く。彼女はかつて親友の自殺を目にしたというのだ。その告白に魅せられた二人の胸にある思いが浮かぶ――「人が死ぬ瞬間を見たい」。由紀は病院へボランティアに行き、重病の少年の死を、敦子は老人ホームで手伝いをし、入居者の死を目撃しようとする。
そうですか~。それじゃ、特な読み方をしちゃったかな?逆の順番の方が2冊とも楽しめそうですかね?
告白、楽しみです♪
確かにあれもこれもつながりすぎでしたよね。
でも、少女の心理描写はうまかったですよね。
二時間ぐらいで読めなかった?
「告白」が本屋大賞になるなんてちょっと信じられない。
だって、これまでの受賞作って心がふわっと温かくなる作品が多くなかったっけ??
「告白」は後味悪いからなぁ。
心して読んでね~(笑)
中盤で、敦子と由紀がもしかして、出会っちゃう?ってあたりまでは、ハラハラして楽しかったんですけれど・・・。もう後半は、誰もかれもがつながっていて、呆然でした
でも10代の子の心理を描くのは凄く上手な方みたいですね。告白も今度読んでみます。
湊さんって、海外青年協力隊で、トンガに2年も滞在していた事があるとか
開いてまず「文字が大きめだ~」と嬉しくなりました
文字が小さい本は、ギャー!ダメかも?って一瞬焦るの。最近の本はそういうこと無いんだけど、図書館で、30年前の本とか借りる時、そういうことあるの(ほら、最近読んでた遠藤周作さんの本は、文字が小さかった~~)
告白は、確かミチさんもお気に入りって感じじゃなくて、ちょっと微妙な処もある風に書かれていらっしゃったと記憶していて(違っていたらゴメンね。後から読もうと思っているので、ざ~っと目を滑らしただけだから・・)
本を読み終わった後、娘と「この湊さんって人、幾つで何してる人だと思う?」って想像しあったの。私は、20代後半の独身の学校の先生なんじゃないかな?って推察したら、既婚の30代の先生だったわ
ところで、しをんさんの「ビロウな話で恐縮です日記」、私も順番待ち中なの~
※すみません、何度か試したのですがTBが送れませんでした。
TB、何故かダメな事あるんですよ・・・ごめんなさい!せっかくトライして頂いたのに・・・
masakoさんは、告白を先に読まれ、告白の方が評価が高いですよね~。
私もこの後、告白を読むので(順番待ちがまだまだ先ですけれど)読み終わったら、またmasakoさんちの告白の記事にお邪魔しまーす
家の娘も中学生ですが、おもしろく読んでいましたよ
読書感想文にするのは、大丈夫だと思います!
割と身近な内容なので、自分なら~とか、自分はこう思った~とか書きやすいかな?と思いますよ。がんばってネ!