リートリンの覚書

日本の神様79・豊城入彦命・豊鍬入姫命


豊城入彦命
(とよきいりひこのみこと)


崇神天皇の子

母は、紀伊国の荒河戸畔(あらかわとべ)の娘、
遠津年魚眼妙媛(とおつあゆめまくはし)

上毛野君や下毛野君の始祖。
豊鍬入姫命の兄。

・別名
豊城命
豊木入日子命


「日本書紀」では


日本書紀巻第五では、
このように登場しています。

豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)、豊鍬入姫命(とすきいりひめのみこと)を生みました。”

夢占いで皇太子を選ぶことになった際、
豊城命は東に向かって武器を振るい。

もう一人の候補、
活目尊は四方に縄を張り巡らせ
雀を追いはらう夢を見ました。

豊城命は東だけを向いていたので
東国を治めるよう派遣されました。


そのほか


・上毛野君(かみつけのうじ・かみつけぬうじ)
上毛野」を名とする氏族。
上毛野国造を歴任。
古代に上毛野地域(現・群馬県)を
拠点とした豪族。

下毛野君(しもつけのうじ・しもつけぬうじ)
下毛野朝臣」姓を称した氏族。

上毛野・下毛野
毛野」とは、
古代の群馬県・栃木県南西部を指す地域。
都に近い側の地域を「上毛野」、
遠い側の地域を「下毛野」としたのが基。


主な神社


宇都宮二荒山神社(栃木県)
赤城神社(群馬県)
垂水神社(大阪府)


豊鍬入姫命
(とすきいりひめのみこと)


崇神天皇の子

母は、紀伊国の荒河戸畔(あらかわとべ)の娘、
遠津年魚眼妙媛(とおつあゆめまくはし)

同母兄は豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)。

・別名
豊耜入姫命
豊鉏入日売命
豊鉏比売命


「日本書紀」では


日本書紀巻第五では、
このように登場しています。

”豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)、豊鍬入姫命(とすきいりひめのみこと)を生みました。”

崇神天皇が
天照大神、
倭大国魂(やまとのおおくにたま)の二神を
天皇の大殿内に並べて祀っていましたが、

その神勢を畏れ、
天照大神を豊鍬入姫命に託しました。

豊鍬入姫命は
天照大神を倭の笠縫邑(かさぬいむら)
祭りました。


そのほか


・檜原神社
皇祖・天照大神と草薙剣は
「同床共殿」にて祭られていましたが、
崇神天皇の御代にて、
御神威を畏れられ、
豊鍬入姫命(初代斎王)に神璽を託されて、
「倭笠縫邑」に「磯城神籬」を
立てて祀られました。
その神蹟が檜原神社の地とされています。


主な神社


檜原神社・末社(奈良県)


感想

勉強途中ですので
新しい知識を得た場合
随時更新予定です。


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