ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<職場内いじめ>産業カウンセラーの約8割「相談受けた」

2007年02月19日 13時13分36秒 | 格差社会と政治
<職場いじめ>深刻化…カウンセラー、8割「相談受けた」 (毎日新聞) 2月18日3時3分配信
【見出し記事】 社員の心のケアなどに配置されている産業カウンセラーの約8割が、社員の職場でのいじめに関する相談を受けていることが、日本産業カウンセラー協会のアンケートで分かった。弁護士などが実施する労働相談でも、ここ数年いじめに関する相談が急増しており、大人の世界でもいじめは深刻化していることをうかがわせている。(毎日新聞)
[記事全文]

<記事抜粋>
内容(複数回答)は、セクシュアル・パワーハラスメント(40人)▽人間関係の対立(32人)▽能力が低いといじめる(25人)▽ノルマ未達成でのいじめ(18人)――などだった。中には仕事ができることをねたまれてのいじめや、退職に追い込むため仕事を与えないなどのいじめもあった。
*・*・*・*

<同一の労働力>
イジメは最近始まった訳でも、近年急激に多くなったわけでもない。 「能力が低い」「ノルマ未達成」 以外は、私自身も受けた。 職場での 「能力」や「ノルマ」については 近年のチーム型労働環境が増えた事で 個々の労働者に負担が増えている事は確かだろう。 チーム型成果では 個人の優劣の存在は認められない。 同一の労働能力を強いられるからだ。

<相談者の細かな情報の取得を>
相談者も 近年の会社が 経験値の浅い若年層で占められている事を鑑みると 「能力」 「ノルマ」 が不当なイジメなのか、当然の(職場内の)要求なのかも判りづらい。
また、(外部の個人クリニック等でも) 深刻な悩みと云うより、 内容の無い愚痴や 単なる不満 を訴える相談者が多くなっている事を考えると 軽々には判断しかねる。 年齢(年代)や背景等の詳細な情報を集めておいた方が良いと思う。

[個人史]:『ひとりでできる・・』 は営業妨害?

2007年02月18日 23時40分35秒 | Weblog
[個人史]:子どもと家庭

ずっと以前になるが、『ひとりでできるもん』だったか 子ども向けの料理番組があった。 この番組が始まると私も少々困ったことになった。

当時(1985~1992)、両親の離婚で心に安定感を失った子ども達とも多く出会っていたのである。
子ども(たち)が、心に安定を得る事ができるようにと、男の子には 『勇気』 を教え、女の子には 『料理』 を教えていた。 自分自身に 「自信」 を得させる為だ。

別に性差別していたのではない。 男の子は 料理 を 食べる事には興味があっても 作る事にはほとんど興味はない。 もっぱら 外でキャッチボールや探検等が好きなのだ。 その点女の子は、「作り方を教えようか?」と尋ねるとすぐに興味津々に 『教えて』 と返事が返ってくる。

男の子は 一緒に遊んでいると 苦手な事が見えてくる。 高いところが苦手 とか、暗いところが怖いなど たくさんある。 信頼できる大人が居て、その大人と一緒に自分の苦手な事を克服できたときの男の子たちの自信は 後々大きな力となっている。

だが女の子にはこれだけでは済まない。
料理と言っても 子どもたちが喜びそうな カレー や 簡単なケーキ、クッキーの作り方を教えるだけで良い。 女の子が作るのは自分が食べる為ではない。 (助けなしに)ひとりで作って、それを食べた家族や友人(おともだち) は なんと云って応えてくれるか? その状況が必要なのだ。

だが皆が作れるようになると 自慢できること をひとつ失ってしまったかも..。

[日記] 日本は、祖父母による孫育て社会の到来か

2007年02月16日 23時56分49秒 | Weblog
先般、NHK番組「クローズアップ現代」では、孫を祖父母が育てる事情についての放送があった。そう云えば最近確かに、病院などの待合室でも そのような光景を多く見かけるようになった。

小さな個人病院へ行った。
受付に面した6畳ほどの広さの待合室があり、そこが一杯になるとドアを隔てて奥にもう一つ部屋(第2室)がある。 奥の部屋で老男性と二人で居たとき、治療を終えた小学生の男の子とおばあちゃんが診察室から出てきて奥の部屋にやってきた。

会話を耳にしていると まさに 孫を引き取って祖父母が育てているようだ。 男の子も 意味無く明るく振る舞ったり、祖父母の話の内容に注意深く耳を傾けたりしている。 話の途中に男の子は トイレに行ったが、戻って来るなり 「いつものハンバーガーショップに行こう」 とせがみ始めた。 祖母から 割引クーポンを使い切ったと聞くと 「割引券はどうでも良いから ハンバーガーを食べに行く!」 と力づくでも自分の意見を聞かせる勢いである。

とにかく病院を出ようと席を立ち、3人は出入り口へと向かった。
一番最後に男の子が(私が残る) 奥の部屋を出たが 一瞬立ち止まってドアの横にあるトイレ横のスイッチに手を伸ばし、トイレの電気を付けたり消したりした。

玄関でスリッパから靴に履き替えている祖母は男の子に 「何やってんの!?早く来なさい!」 と注意をした。

男の子のおばあさん(や、受付前で待つ人々)にしてみれば 男の子がイタズラしたように見えただろう。 祖父母との3人の会話を聞いていても 男の子からは強い ”ワガママ”さを感じさせた。

だが、
トイレの前を通り過ぎようとしたとき男の子は、トイレを使った後、電気を消し忘れていなかったかを気にするそぶりを一瞬見せてからスイッチに手をやったのである。 そして電気がつき、そしてまた消えた事をガラス越しに確認してから玄関へ向かった姿を私ははっきり見た。

そして男の子が 単純なワガママではないと知り、男の子の ”こころ” に安心した。

<教育再生会議>県教育長が苦言/神奈川

2007年02月15日 00時11分37秒 | 格差社会と政治
教育再生会議:県教育長が苦言「現場の意見聞いてない」/神奈川 (毎日新聞) 2月14日13時2分配信
【記事抜粋】 政府の教育再生会議の第1次報告について、県教育委員会の引地孝一教育長は13日、定例記者会見で「報告は法律改正まで視野に入れながら拙速な議論を進め、大きな影響を受ける教育現場の意見をまったく聞いていない」と苦言を呈した。
[記事全文]

<記事抜粋>
■ 引地教育長は特に、社会での専門的な知識や経験がある人を例外的に採用する「特別免許制度」での採用を「全体の2割確保する」とした再生会議の提案について「『とにかく今の公教育は駄目』だとして、なぜ2割を特別免許で採用するのか根拠が分かりにくい」と批判した。
■ 全国で年間約2万人の教員採用があると試算して、4000人が教員資格がないまま採用されることになるという。引地教育長は「免許制を前提に更新制度導入を訴える再生会議が、教育資格のない人を2割も入れるのは納得できる話ではない」と指摘した。

全くそのとおりだ。 やるならしっかり説明せよ!

<上意下達が日本を誤らせた>
力量の無い者が 権威を傘に、他の者を無理に従わせるのが 日本の上意下達 だ。 実力のない者から 指導や管理を受けたなら 現場 は混乱するばかり。
『不正な権威主義』教育ならびに 『拝金主義』教育 の為の 再生会議 委員が 県教育委員会 にも 横浜市教育委員会 にも名を連ねているのは不愉快である。 まずは、公教育の現場で自身が 教員免許資格(実力) がある事を「サクラ」なしで示して欲しいものだ。

手綱を締めるばかりの未熟な御者(ぎょしゃ)

2007年02月14日 21時02分45秒 | Weblog
[個人史]: (政治手腕)

私の祖父母は 地方の貧しい農家であったから 祖父は徴兵され戦地で戦ったようだ。 軍服や軍帽を大切に保管していた。 それをときどき出してきては 眺めるものだから (可愛い 孫の私 としては) 興味津々の眼差しで 祖父にはあれこれ尋ねていたものだ。

小学校の 夏休み、冬休み は 祖父母の家にずっと泊まり込んでいた。 人の数は少なく、 山や川、田畑ばかりで 子どもの遊びには事欠かない。 毎日が 探検 だ。

小学校高学年になった頃だった。祖父が荷物を取りに行くと云って納屋から愛用の車を引き出してきた。 一馬力の馬車だ。 馬車には市街地を走るバスや車とは違う独特の風情がある。

パッカパッカと馬の蹄(ひずめ)の音を聞きながらでこぼこの道を身体を右に左にと揺さぶられながら進むのである。 その日 祖父は私の願いを聞き入れ、手にした手綱を引いて馬を止めた。 そして 手綱 を私に渡した。

何回か見てきたように 綱を緩めながら少し上に振り上げ、そして馬の尻をピシャリとやった。 動き出した...。

馬が動き出すと 左右に少しブレながら歩く。 その度に まっすぐ歩かせようと 反対方向に手綱を引くのだが、 右に引いたら右に行き過ぎ、慌てて左に引けば左に行き過ぎる。 とうとうどうしたら良いか判らないほど コントロール(制御)が利かなくなった。 祖父は横から手を伸ばし一度馬を止めて私に云った。

『馬に任せていれば良い。道を曲がりたいときだけ手綱を引け』 と..。

私は再び馬を進めた。 今度は手綱は緩めたままで馬に任せた。 すると黙って居ても 馬は道を外れる事無く馬車は進んで行った。

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02/02 [個人史]実録!昔の子育て、ミルクの代わりに..

<国会中継>首相・閣僚答弁に見る”無知の体質”

2007年02月13日 15時19分57秒 | 格差社会と政治
共産党による ワーキングプア、母子世帯への補助削減など 国民に重大な質問が行われている。 質問に答える 柳沢厚労相や安倍首相の姿をみていると 官僚作成の回答文の丸読みである。 自分自身で現状を確実に把握していない答弁では 日本社会が良くなる 道理がない。

一国のリーダーが 国の現状を把握していない 政治とはいったい誰のモノか?!
貧困の現状よりも 利権やカネに群がる者達の事はよく理解しているのであろう。 貧困から救う事より、与党(自民党・公明党)が進める 『 富める ’もの’(個人・団体)をさらに富ませる 改革政治 』 の行く末が見える。

記録する。

<イラン人一家退去>帰国は無用。在留許可が正当だ。

2007年02月13日 13時28分30秒 | 格差社会と政治
<イラン人一家退去>円満帰国条件に法相「配慮したい」 (毎日新聞) 2月13日11時13分配信
【見出し記事】 最高裁で強制退去処分が確定したイラン人のアミネ・カリルさん(43)一家について、長勢甚遠法相は13日の閣議後会見で「不法残留を反省し、早く自主的に出国することが確認されれば、長女の留学にはできるだけの配慮をしたい」と述べた。一家が円満に帰国すれば、群馬県内の短大に合格した長女マリアムさん(18)の再入国を認める方針だ。(毎日新聞)
[記事全文]

<弱者にしか強権発動しない、恥ずかしい日本の政治>
日本で生まれ育った長女の将来を案じて自ら出頭し申告した 『不法残留』。 長年にわたり 低賃金でも真面目に働いて日本を支えてくれた家族に対し 『円満帰国なら、長女の留学は認める』 程度の判断しかできない。

帰国しても仕事が無いから残留許可を求めて自ら出頭したのに、日本の扱いは 逮捕された犯罪者と同じでは 日本の人権意識の低さを さらに確認するだけだ。 (人権侵害

これまで日本が 低く見てきた海外諸国は 強大な経済国家 へと移行している。 先を見る事の出来ない日本の政権与党は 将来に重大な禍根を残す事に気がつかない。

機械と違って、国家間問題の底辺を成す ヒトの心や感情は PCの書体ファイルを入れ替えれば 解決する ような単純なものではない! 将来を見る能力が無いのなら やらないほうがマシだ。

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<リニアモーターカー>2010年まで時速500キロを目指す

2007年02月12日 12時31分56秒 | 格差社会と政治
2010年までに時速500キロの高速リニアモーターカーを開発すると発表―北京市 (Record China) 2月12日5時31分配信
【記事抜粋】 世界で初めての営業用リニアモーターカーは2002年12月31日午後3時に上海で初の営業試運転が行なわれ、2年間の商業ベースの試運転を終えて国や上海市などで組織される検査委員会の最終審査に合格し2006年4月26日に正式に営業を開始している。
その後、愛知万博の際に日本のリニアモーターカー愛知高速鉄道も営業を始めている。
[記事全文]

リニアモーターカーの技術も日本がリード出来なかったのか..。
かつて 日本が築いてきた技術など あっという間に陳腐化する。 バブル崩壊後の政策・施策の失態の結果だ。

記録しておこう。

<国民投票法案> 与党単独採決も!

2007年02月12日 01時26分22秒 | 格差社会と政治
自民国対委員長、国民投票法案の与党単独採決も=民主「十分な議論が大事」 (時事通信) 2月11日13時1分配信
【見出し記事】 自民党の二階俊博国対委員長は11日午前、NHKの報道番組に出演し、憲法改正の手続きを定める国民投票法案について「早く成立させることが大事で、5 月3日の憲法記念日に法律が既にできている状況を作らなければいけない。できれば民主党と一緒に円満にという思いがあるが、どうしても議論だけに空転しまうようなことがあれば、採決せざるをえない」と述べ、与党単独採決も辞さない構えを示した。(時事通信)
[記事全文]

政府と与党・自民党は ”強さ” を表明する事に懸命である。 小泉型政治進行を提案されたのであろう。 だが その小泉政治のボロ(不正)が いまの安倍政権と与党(自民党・公明党)の足を引っ張っている。 ”騙し” で得た議席数による強行路線は、現与党(自民党・公明党)の ”負の連鎖” を増し加えるだけだ。

どうせ同じなら 政権与党 を変えるほうが 国民には 価値 がある。

記録する。

日記: 『いるいる大辞典』 ”クール男” ねつ造疑惑

2007年02月11日 22時36分56秒 | Weblog
[個人史]: 日記

東急・東横線で渋谷方面に向かっていた。
わずかの空席のある車両に一人の男性が乗ってきた。 その乗客は三人分に仕切られた座席中央部の真ん中が空いていたが、躊躇(ちゅうちょ)無くおしりを割り込ませた。 右側に細身の日本人と左側には西洋風の二人の女性の間だ。 (西洋風というのは、日本人風では無いのは間違いがないが国割り不能なのだ)

<アメリカン?>
肌寒い今日の午後、半袖のポロシャツを着て、耳にはヘッドホン、バックパックを床に置き、コーヒーでもいれているのか手にしたマイ・ボトル(カップ)をときどき口にしながら、鷹揚(おうよう)にジャパン・タイムス(英字新聞) を広げた。

見るからにアメリカンスタイルのようで(似合っていれば)クール (格好良い) だ。
年代的には 団塊世代 のように見える。が、微妙に若くも見える。

<年齢調査>
ドア近くの子どもを連れたお父さんが 40代社員に多く見られる姿だが 彼はそれには該当しない。 少し離れたところに座っている男性は 明らかに50代初めに見えるから、やはり彼はそれよりも年上に見える。 若そうに見えるのは ”重み” が感じられないのだ。

<そこまで無頓着でいられるの?>
英字新聞を読み出して、やはり団塊世代か? と感じさせるのは 周りの人たちに対して無頓着なのだ。 折りたたむことなく新聞を広げる姿には、となりに迷惑をかけていないか?などとは考えている様子もない。 完全に両側の女性達の領域に越境している。 特に 外国人がお好みなのか 細身日本人との間はスキマがあるが 西洋人風の女性には密着して、広げた英字新聞も彼女に見せつけているかのような姿勢だ。

女性は次第に半身を傾けて 彼を遮る体制に移っている。 その彼女の行動に彼の表情は険しい。 自由が丘に着き、彼女が立ち上がると 手にした厚手のコートの端は彼のおしりの下にあった。 あきれ顔で彼女は無言のまま軽くコートを引くと、その彼はようやく自分のおしりを持ち上げたが、彼女が言葉をかけない事にいらだっている表情を見せ女性を睨みつけた。

<女房殿たちの不満の理由(の一つ)
外見的にはある意味 カッコ良い(クール) のだが、 団塊世代を含む戦争を知らない世代を夫に持つ妻たちの不満を思い出した。 あの無神経さや、人間的な幼稚さには 一種独特 のものがある。 女房殿たちにとって とても大きな不満の理由 だったよ。