ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<いじめ対策>首相・教育再生会議は責任をとるか?

2007年02月05日 01時18分35秒 | 格差社会と政治
<無力のヒーロー>
イジメを受けて苦しむ者の側に立ち、イジメの加害者に向けて強権(権威)を振りかざして立ち向かう姿勢を見せれば 誰でもヒーローになれる。 だがこのヒーローは権威・権力を振りかざして兵隊(学校現場)を動かすだけで 自分は決して直接の現場担当者にはなろうとしない。

自分が現場で培ってきた事を経験にしたものではなく、頭の中だけで考えた 最良策 とは 『絵に描いたモチ』 という。 美味しそうには見えるが 決して喰えない( 実効性が無い )。 最良策どころか この駄策は、次々と弊害を作り出す。

思春期の子ども達の自殺が相次いだせいで 大人の理論 だけで 「いじめ」 の事件化 の社会意識が構築されてしまった。

果たして子ども達は のびのびとした学校生活を送れるのだろうか?

政府を始めとして 盛んに イジメ加害者に対する処罰 を宣伝し イジメ加害行為を抑止するつもりだったのだろうが、先般 いじめた生徒が飛び降りてしまった ように 大勢でふざけていたときに 誤って相手にケガをさせてしまっただけで、即 「イジメ事件」 として扱われる社会になってしまった。

<政府が作ったイジメ事件製造規則>
ケガをした生徒は 教師に報告しなければならないし、教師も イジメ として対応しなければ 後々どのような批判を受ける事になるか分からない。 ケガをさせた(複数の)生徒にとっては たまたま起こってしまった事故なのに イジメ加害者 にされてしまう。

<いじめ加害者には社会的制裁が待っている>
加害者となった者が その後どのような社会的騒ぎとして取り上げられるかは 皆がインターネットを使っている昨今、誰でも良く理解している事だ。 生徒達にしてみれば どのようなきっかけで イジメ加害者にされるか分かったものではない。 そしてその記事はインターネットを駆けめぐる。

首相や政府・官僚は、このようなストレスの溜まる学校生活を生徒達に押しつけてしまったようだ。

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02/03 <中2男子飛び降り>教育改革の欠陥が現れた

<中2男子飛び降り>教育改革の欠陥が現れた

2007年02月03日 22時23分14秒 | 格差社会と政治
<千葉中2飛び降り>ノートに「ごめんね」と書かれていた (毎日新聞) 2月3日13時11分配信
【記事全文】 千葉県松戸市立中2年の男子生徒(14)が1日、市内マンションから飛び降り死亡した問題で、男子生徒が倒れていた1階通路に落ちていたノートに「ごめんね」などと書かれていたことが分かった。生徒は死亡前日に学校で仲間と2年男子生徒を殴るなどして肩を骨折させており、メモの内容はけがをした男子あてとみられる。
[記事原文]

教育再生会議では 「いじめ」の問題を全面に出し、『いじめた生徒は出席停止』 として、文科省も教育委員会等 教育現場へ指示 を出したかと思う。

男子生徒の飛び降りは ケガをした生徒に深い関連がある事は否めない。 だがイジメを受けていた事によるストレスではない。 教育再生会議 や 首相指示等、イジメに対する認識と対応によるストレスだ。

飛び降りた生徒は これまで イジメを受けていると悩んでいた。 そんな中 仲間たちとふざけていて 一人の生徒にケガをさせてしまうと いきなり イジメの加害者として扱われる。

本人は相手にケガを負わせてしまった事で相当な心理的負担(罪悪感)に悩んでいる中で いきなり イジメの加害者(犯罪者)として扱われ、 『出席停止』 等を持ち出されては 自分の将来を悲観 するのも無理はない。

教育再生会議や政府・文科省 が イジメ についてあまりにも無責任に 現場へ丸投げしてしまった事で 当の生徒たちまでが 生きる事に混乱している。

<参考記事>
安倍首相:いじめ問題で、出席停止の活用を指示 (毎日新聞) 2007年1月22日 東京夕刊
【記事抜粋】 安倍晋三首相は22日午前、伊吹文明文部科学相と首相官邸で会談し、いじめ問題で、学校教育法に定められている出席停止措置の活用を求める通知を各都道府県教育委員会に出すよう指示した。
[記事全文]

[個人史]実録!昔の子育て、ミルクの代わりに..

2007年02月02日 14時26分46秒 | Weblog
[個人史]: 主食がミルク。

昔の日本人の食事には 米 が欠かせない。最近の米には無洗米などもあり、”米をとぐ” 作業からも解放されるようになってきた。 無洗米 でなくとも、最近の精米機の性能が良くなったのか 米のとぎ汁もさほど気にならない。

私が 小学生だった頃、共働きや祖母の病院での看病などの理由で 両親 は不在がちだったので、私が代わりに 米をとぐ 機会は多かった。 そのころの ”とぎ汁” と云ったら 見事なほどに真っ白に 白濁 するのであった。

それだから当時、母から 「お前が小さかった頃は、米のとぎ汁で育てた」 と 聞いても、 『そうか 米というのは、御飯 として食べるほかに、赤ん坊のミルク代わりにもなるのか』 と子供心にも 米パワー には感心していたものである。

近年母親が言い出した。
「夜中の3時頃陣痛が始まって、父さんが慌てて産婆さんを迎えに行った。産婆さんには3,000円を渡すだけで子どもが産めた。昔は安かった」 「父さんは駅に勤めていたけど月に8,000円の給料だから 貧乏て ミルクが 買えなかった

”米のとぎ汁” はミルクの代わりかい!? 色は似てるが 成分は違うだろ!!


<<= まんまと 騙された子
(祖父母の家で)

幸いにも、私が産まれたときには、祖母も大きな腹 を抱えて私の世話をしてくれていたという。 祖母の最後の子は 死産 との事だから、祖母からも 母乳 を貰っていた可能性も否定できない。

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08/26 ジョージィの住環境と略歴(3)-2シェー!

カラスが2羽 part-1 「呼びかけ」

2007年02月02日 12時55分51秒 | Weblog
[個人史]:カラスネタ

最近は陽気も良く、東横線車窓から マンションなどのアンテナの上に並ぶ2羽のカラスが目に入った。 暖かいから ペアリング(子育て)の時期なのかな? とも思った。最近自宅付近でも ごく近い距離で鳴く2羽のカラスの声が聞こえていたからだ。

それにしても最近見受けられる 丸々とした大きな体躯のカラスは 一般の人が見たなら 不快(不気味) なのだろう。とも思うのだ。

私の自宅付近をナワバリとするカラスも、いまだにときどき 声をかけにやって来る。 いまは一応冬なので、窓やドアを開けてまで返事をする気もないから シカト(無視) しているから、そのうち諦めて去っていく。

それにしても カラス の賢さには感心する。
自分たちカラス仲間同士で交信するときと私への呼びかけには鳴き方を変えてきちんと使い分けている (私に対しては(手抜き型の)私の鳴き真似をする)。 カラスが発する呼び声が聞こえてくると私もつい苦笑してしまうのだ。

『呼びかける』 と言っても何かをして欲しいと云って来るのではない。 その場合は 鳴き方が異なるのである。

「おとなりさん、いますか?」 と尋ねて、引っ越した(不在)のようなら 自分のナワバリ拡大 のチャンスを狙っているようなものだ。 強引にではなく 相手を尊重しながらのご近所づきあい(ナワバリ)のマナーが カラスにはあるようだ。

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09/23 嫌われ者ジョージィ、カラスとの新たな関係(?!)

<記事盗用>朝日新聞カメラマン、読売HPから

2007年02月01日 21時07分26秒 | 格差社会と政治
朝日新聞が記事盗用=カメラマン、読売HPから時事通信) 2月1日19時0分配信
【記事抜粋】 朝日新聞東京本社のカメラマンが、写真に付ける記事を読売新聞のホームページ(HP)から盗用していたことが1日、分かった。・・(中略)・・ 同社編集局の丹羽敏通写真センター員(46)=新潟総局駐在=が富山県立山町で同月29日に取材・撮影したが、読売新聞のHPが27日に掲載した「寒風で育つ『かんもち』」を、ほぼ全文にわたって盗用していた。
[記事全文]

首をかしげてしまう出来事である。
盗用はすぐに判る(バレる) ことは分かっているはずなのに なぜ?!

使ったのは朝日新聞のカメラマンだが、読売にも記事を渡した人物が 同じだったか? (同一ソース)。 読売の記事を見て カメラマン魂が揺さぶられ この文章にぴったり合う写真は 自分の写真だ。と、わざとやったのか?

理由を伝える追加記事が欲しいものだ。

<住基ネット>2審も住民敗訴 -名古屋高裁

2007年02月01日 18時53分22秒 | 格差社会と政治
住基ネット、2審も住民敗訴=「権利侵害認められない」-名古屋高裁時事通信) 2月1日17時31分配信
【記事全文】 住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)はプライバシー権を侵害し、違憲だなどとして、愛知県の住民12人が県や国などを相手に、住基ネットの運用差し止めや損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が1日、名古屋高裁であった。野田武明裁判長は「ネット自体からの情報漏えい事故は現在まで起きておらず、プライバシー権の侵害は認められない」などとして、一審名古屋地裁判決を支持、原告側の請求をいずれも棄却した。
 原告側は上告する方針。 
[記事原文]

相変わらず 不透明な住基ネットに対する 棄却判決 である。

そもそも国が 住基ネットを必要とする理由は何か? 現行 パスポート申請時の本人確認や 社会保険庁 での利用で 情報漏洩が無い 等と云っても、漏洩がない事の検証すら無い。 国は漏洩が無い事の証明をせよ!

頂いたコメントが正しく、社会保険庁のコンピュータは住基ネットとは繋がっていない とすれば、国全体を結ぶような リスクが高く、設備・施設管理に巨額の費用を要する ネットワークなど無用ではないか。

しかも 政府・与党(自民党・公明党)は、 住基ネットを利用する 社会保険庁業務の民営化に熱心なのである。
どこの企業連合に 無駄に税金をばらまいているのか 明らかにして欲しいものだ。

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01/24 <住基ネット>社会保険庁などとの接続方式とは?

<内閣支持率>報道各社により異なる「数字」

2007年02月01日 13時22分37秒 | 格差社会と政治
<内閣支持率>どうして報道各社により「数字」違う?毎日新聞) 2月1日10時38分配信
【見出し記事】 安倍内閣の支持率下落が止まらない。毎日新聞の先週末(27~28日)の全国世論調査では前回から6ポイント減の40%。「産む機械発言」で揺れる柳沢伯夫厚生労働相問題でさらに追い打ちをかけている状態だ。だが、この支持率の数値、1週間前の読売新聞の調査では48%と高かった。どうして報道各社によって違う数字が出るのか。【田村佳子】(毎日新聞)
[記事全文]

「電話調査」の 毎日、朝日、NHK の3者は ほぼ同じ数字となるが、「面接調査」の読売は 毎回支持率数値は頭一つ高く、不支持率は逆に低いという。

世論調査に関しては、一昨年の 郵政事業民営化 論争の時から急激に関心を持ち始めた。 そして私の周りの人々が感じている意識との ズレ に面白く思っていない。 だが今回、「電話調査」の 毎日、朝日、NHK の3者は ほぼ同じ数字だとの事で 少々納得した。

だが、読売だけは「面接調査」との事で、示された 数字 を裏付ける根拠を持たないに等しい。

そもそもサンプルの抽出方法にせよ、どこまで信頼性を持たせられるか疑問なのである。

電話調査では 勤労者の職場で電話を繋いで貰う事はできない。 一般家庭か自営業者等からの回答が多くなるだろう。 聞き取った曜日や時間、電話を受けた場所(自宅/職場)、年齢、性別、職業、そして、個人の意識に影響を与える普段視聴している番組や時間帯、などの情報も合わせて 報告して貰わなければ なるまい。

また、対面式であるならば 調査員の人格も 影響を与えるものだ。 調査数が 成績に比例するのなら、なおさらその数字の正確性を裏付けなければならない。

「データねつ造」 が騒がれている昨今、 比較可能な数値の提示 も考えた方が無難だと思うが..。

<東大>保険料は大学負担で全学生に障害保険

2007年02月01日 01時57分15秒 | 格差社会と政治
<東大>国立で初、全学生に傷害保険 保険料は大学負担 (毎日新聞) 1月31日19時26分配信
【記事抜粋】 東京大学(東京都文京区)は31日、07年度から全学生約2万9000人を傷害保険に加入させることを発表した。大学生や大学院生らが対象で、年間約2800万円の保険料は大学が負担する。 ・・(中略)・・ 東大では学生生活での災害事故に備え、同協会の「学生教育研究災害傷害保険」(学研災)への加入を学生に勧めてきたが、加入率は7割程度。未加入者が多額の治療費を自己負担しなければならないケースもあった。
[記事全文]

納得がいかない!
未加入者3割の中に 多額の治療費を自己負担 した者がいたからと云って、7割の加入者がいる実態で 何故大学が全学生の保険料を負担するのか? 多額の費用を自己負担しなくても良いように備えるのが 保険の趣旨 ではないか!?

一団体で年間2800万の保険料は 保険代理店収入としても決して少なくはない。 成績報酬にも関係する。 容易に官民癒着に繋がる。

国立大学であるならば 保険契約代理店等詳細も明らかにすべきだ。