グラスヒュッテ駅のホームからNOMOS社屋を見るとこのような感じです。
以前は社屋側にも線路が通ってたんでしょうか?
グラスヒュッテにあるNOMOSブティックに行ってきましたが、
残念ながら珍しいものはほとんど無かったです。
ただベンペのトゥールビヨンが並んだいたのには驚きました
午後からはムーブメントの組み立て、アフターサービス部門などの
旧社屋の工場見学に行きました。
まずはアフターサービス部門から
オーバーホールを終えた時計が回っていました。
こちらでは手巻きムーブメントの組み上げ、
調整が行われていました。
ケース、ガラスなどの検品中です。
GMT、パワーリザーブの組み立てを行う部門です。
自動巻の時計の組み上げを行っています。
出来上がったタンゴマットです。
生産量が少しづつ増え手狭になってきてる感のある旧社屋ですが
以前よりも体制が確立されてきているなと実感しました。
以前NOMOSの食堂にランチを作りに来られていたシェフが
数年前にグラスヒュッテに新しくオープンしたお店です。
グラスヒュッテで働かれている職人さんも来られていました。
結構職人さんのたまり場のようです。
ドイツではもちろんランチビール。
本日の日替わりのチキンのシチューのようなお料理を頂きましたが美味かったですよ。
クリストフさんにより午前はパーツ製造の工房を案内してもらいました。
駅と併設しています工房の1階に多軸旋盤や放電加工機が置かれています。
ここで作られる真鍮やスチールのパーツの説明を受けました。
これらの機械から出来上がったパーツをチェックされています。
竜芯の穴あけをする為に地板をセットしています。
地板、受け板などの穴の大きさをチェックする為の工具ですが
写真の真ん中の工具は6ミクロンの違いまでが許容範囲だそうです。
こちらではペラルージュ加工などのムーブメントの装飾と
固有番号を地板などにいれています。
各穴車の装飾も違う小部屋で行われていました。
長い筒状の真鍮、スチールを加工する機械です。
こちらが素材の原型です。
これらから歯車などのパーツを作り出していました。
規模は小さいですが以前に来た時よりも人の数が増えて
しっかりと時計作りをしています