かなたんの更年期を楽しむブログ♪

ただいま 更年期真っ最中のアラフィフ女デス
自分のこだわり・思うコトなど
独断と偏見で言いたい放題綴ってマス 

りんごがぼける

2017年11月16日 06時29分13秒 | 長野

最近 気づくと長野のことばかり考えているような気がします

なんなんでしょう

考えてみたら美ヶ原高原も長野県でした

長野県は大きな内陸県なので たくさんの県に囲まれています

長野県歌には 「信濃の国は十州に境連ぬる国にして♬」とあります

 👆この歌詞が書かれたのれんが子供の頃、家にありました・・・

    確か県歌になった記念とかで親戚が送ってきたような・・

母が「十州に囲まれているのよ!!」と得意満面によく歌っていましたが 

音痴なので なんだかよく分からない平たい歌だったという印象しかありません・・

なんでも高校生の時 上級生になると体育祭で この曲に合わせて踊る演目があったらしく

それを踊るのが女学生の夢?だったとか

へんな帯?みたいなものをもって新体操のリボンみたいに振り回すとか?

そんな感じのマネをしてましたけど・・ 

母が通ってた学校だけでしょうか? 今は やらないですよね

長野はとにかく大きいし山でいくつも隔てられているので

飯田やら松本やら佐久・上田に長野と、東西南北信

かなり地域性に違いがあるように見えますけど 

みなさん同県の意識はあるのでしょうか?

と県外のワタシなどは思ってしまいますけど・・

以前働いていた職場で長野出身者が2人いまして

1人は長野市内、もう1人は松本出身で

昼休みに 誰かがリンゴを持ってきたので 切り分けてみんなで食べたのですが

ワタシが そのリンゴを食べて

「暖かくなってきてるから ちょっとボケてますね」と言ったら

長野出身者の2人に

「やっぱり言ったわね。かなたんはご両親が長野だから~」と笑われました

この指摘を受けるまで 「リンゴがボケる」は一般用語だと思っていました

「ボケる」以外に 

この状態をどう表現するんですか?

と ワタクシ かなりビックリしたのですが・・

考えてみたら 「ボケる」・・確かにおかしい表現ですね・・

なんで この食感が「ボケる」というんでしょう? 

このボケるは どういう語源なんでしょう? 

認知症のボケる? 味がぼやける? どっち?

たぶん・・・認知症のほうに近いような気がするんですよねぇ・・・

だって 「このリンゴはダメだ!ボケてる!」ていう表現と

「じいさんはボケてるからダメだ!」ていう表現は なんか似てるし・・

旬が過ぎ去ってスカスカ モシャモシャになっちゃった状態をいうので

うーーーん・・・ 追究しないほうがいいかも・・・

でも いろんな人に この状態をなんていうのか聞いてみたところ

「うーん 歯ごたえがない?」「もしゃもしゃ?」かなり曖昧でした

というか みんな リンゴの食感なんて美味いか不味いかくらいしか考えてない感じ?

りんごに厳しい県だからこそ!の、この表現なのかのもしれませんね

りんごを擬人化して りんごと人の一生をリンクさせる・・・ 

晴らしいりんご愛といえるのではないでしょうか・・

りんごは毎年 田舎から買い付けていたので 

近所のスーパーで買ったことがなく

母が亡くなって買い付けをしなくなってから

たまに父がスーパーで買ってくるのを今は食べたりしますけど

歯ごたえが全然違う・・

ホントに美味しいフジりんごは

シャキッと噛んだ先から汁が吹き出し

お菓子のように甘いです 

凄くあまいのに スッキリ爽快な後味

あれがフツーと思って食べてた自分・・もっと感謝して食べるべきでした・・

鮮度がスゴイのでボケ始めるとすぐわかります

「ん!ぼけはじめた 早く食べなきゃ」となります(*´з`)


この他にも 標準語と信じて疑わなかった言葉に

「水くれる」 

「花に水くれてやった」とか「花にに水くれてくれや」とか使います

  👆過去形(自分がやった)  👆お願い(相手に頼む)

「飛んでいく」 これも

「とんとーんと飛んでってくれや」とか「ちょっと飛んでってくるから」と使います

 これは速くとか 急いでいく そんな感じで こう言われると 

走って行かないといけないような気がします 

このあたりは 全然地方の言葉って気がしませんけど・・

 

余談ですが 松本出身の方に 

長野県の県庁所在地ってなんで あんな北にあるんですかね?松本あたりの方がずっと都会だし

 松本城もあるのに」と言いましたら

「そうなのよ。 きっと善光寺があるせいよ!」

「・・・」

うちの両親もですが・・長野県民にとって善光寺は どうも特別な寺・・?

というような気がするのはワタシだけでしょうか?(*_*;


と、長野県歌のように 我が横浜市にも横浜市歌というタイヘン立派な市歌がございます

ハマっ子で この歌を嫌いな人はいないんじゃないか・・というくらい

カッコイイ曲です 作詞はなんと あの森鴎外なので 歌詞も素晴らしい!!

1番と3番が同じ曲調で2番だけが違うのも またグッとくる感じでイイんです

うちの子供たちは高校まで市立だったので 

入学式卒業式では この歌を毎回斉唱しました

私自身も子供の頃から運動会やらなにやらでも常に歌ってきたこの歌を

歌うコトに何の不思議も感じたコトはなく 

ピアノのイントロが流れてきた時点で 気持ちはアゲアゲ テンションMAX

国歌と同様 保護者にも斉唱を促されるので 気持ちよく歌いあげるわっ

「わーがーひ・の・も・と・は」とごくフツーに口ずさむと ワタシの後ろの母集団が

「え、え、え、 なにこのうた? なんでみんな歌えるの? やだ わかんないわ!」と

ささやく声が聞こえてきたことが何度かありました。

こんな名曲を知らない横浜市民がいるなんて と正直ワタクシびっくりしたのですが

それと同時に 生まれてから死ぬまでずっと同じ場所で過ごす人なんて

ホントに一握りなんだろうなぁ・・ と なんかしみじみ・・な気分になってしまいました

ワタシの子供たちも いずれは横浜を離れて どこかに定住するのかもしれません

確かに私自身は全く動いていないけど ワタシの周りはどんどん入れ替わっています

ワタシなんて幼稚園から学校も就職先も全て横浜市内だったので 

改めて・・

行動範囲が狭すぎな半世紀じゃないの・・・

なに この狭さ・・ この時代にこんな人います?・・

高らかに横浜市歌 歌い上げてる場合ぢゃないでしょ・・・

ということに 今気づきました・・