かなたんの更年期を楽しむブログ♪

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「春はあけぼの」枕草子勝手に言いたい放題

2018年02月09日 07時54分04秒 | ワタシが思うコト

清少納言さんが書いた随筆集

「枕草子」で有名な「春はあけぼの」ですが

今日、窓をあけて あけぼのを眺めていて

「春はあけぼの」を なんとなく思い出しました

そうです

明け方が、とても美しい季節は今なのです

旧暦の春って きっと今なのです

彼女の言うところの「あけぼのがいいと思う季節」って

やっぱり冬なのです(たぶん)

今の時期のあけぼのは最高にキレイです(*'▽')

「春はあけぼの」を改めて読んでみると

清少納言さんは

季節ごとに一番好きな刻を記しているわけで

春といったら「あけぼの」なのよ! と、言ってるわけでは

ないのです

しかも、1日の中で、やってくる時間を示しているので

毎日のように期待して楽しめる

今日のあけぼのは昨日よりキレイだった

今日のあけぼのは雨で見れなかった残念

でも、明日はきっとキレイなあけぼのがみれるかも

と、1つのことにちょっと気にかけるだけで

毎日が なんとなくワクワクした気持ちになったりします

昔の人は、テレビもラジオも携帯もない 

娯楽が圧倒的に少ない生活なので

自然の変化を楽しむのが一番の娯楽

今の人より、自然の色にも敏感だったと思います

キレイと言われる色調のバランスって 

自然のバランスと、ほぼ一緒ですので

キレイな色合いのものって 

だいたいが、どこかに存在している風景です

空も、いつでも真っ青ってわけではありません

ピンクと水色と白の優しい色合いなんて見かけると

平安時代の貴族は こういう色合いから

十二単の色調を取り入れたんだろうなぁ~とか

思わずにいられません(*'▽')

清少納言さんの言う通り

今の時期は 早起きしてでも

明け始める空を眺める価値があると思います

そんでもって彼女が勧める

「夏は夜」

ホタルがキレイだと言っています

ホタルが飛ぶ季節は6月です 

そして この時期というのが

一年で最も夜が短い季節です

夜が明けるのが朝の4時前で

日が暮れるのがも7時過ぎですので

1日がとてもとても長い

もしかしたら ちょっとヒマを持て余していたかも

しれません

やっと日がくれた8時すぎ

暗闇をホタルが尾を照らしながら

飛び交い始める様は 何とも雅ですね

とはいえ

ホタルって蒸し暑い無風の日に多く飛ぶので

たくさん飛ぶ日は 不快指数も高かったんではないかと

思ったりもしますが・・・(*´з`)

1つ、2つ スーッと消えたりついたり・・・

なんとなく そっちのほうが涼しげで

趣深い気もします

梅雨の時期ですので「雨もよい」と

しっかり書いておられますね

梅雨って気がめいるかもしれませんけど

この時期の木々は葉っぱが若いので

雨に濡れる様は 実に生き生きとしてキレイです

真夏を迎える前の この時期

雨が降ったら 緑をみてほしいです

ホントにキレイですから(*'▽')

「秋は夕暮れ」

これは、とくに空に興味のない人でも

感じるくらい キレイですよね

お盆も過ぎると 虫の音がやたらと響くようになります

この季節の風物詩ですね

鈴虫の音は ホントにキレイですけど

なにしろ鳴くのが夜中なので 

窓開けて寝てると 虫の音がうるさくて

眠れない・・・なんてこともあるくらい

この時期は大合唱

逆に、この時期しか聞けないので貴重といえば貴重です

お日様が南東へ遠ざかるので 光線も長くなります

色も赤味が増すので 夕焼けのすごいことったらありません

カラスは1年中いますけど 秋は特に鳴きますね 

なんと カラスは夏に子供を産んで

秋には家族の基盤を作る習性があるんだそうで

カーカー鳴くのは 子供を守るためなんだそうです

だから秋はカーカーうるさいし

群れを作って飛び、集団でねぐらに帰るんだとか・・

「冬はつとめて」

つとめては「早朝」

彼女は冬が あまり好きではないんじゃないかなぁ~

と思います

冬は葉っぱも散って お山も禿頭だし

いろんなものが枯れ果てて

なんとなく全体に茶色くて 華やかじゃない(--〆)

夜は寒いので 外を見るも何も 戸を開けることも

したくないでしょうし

布団から起き出したくない

くじけそうになる朝 

それが冬です

そんな中で なんとなくいつもより静かな感じがして

「?・・もしかしたら」と、思い切って戸を開けたら

一面が銀世界 

しかも、早朝なので誰の足跡もないまっさらな白!

これは息をのむほど美しいですよね

雪あかりという言葉もあるように

雪景色って、日がなくても明るいですから

誰もが納得ですね

彼女自身も「言うに及ばす」といった感じで綴っています

布団から出たくないほど寒いのに

「ハー さむいさむい」と

暖を取る道具を持って パタパタと廊下を

行きかう姿を見ると

「あー 冬がきたー」と

冬を実感する一コマだったのでしょう

でも 

最後の最後で 

なんとも風情のない指摘をしているのが

子供のころから なんとも解せない・・と思うのは

ワタシだけでしょうか

ここまで 風情のある文章を書きたてて

読んだ人をヒトを気持ちよくさせておいて

なんで最後に

火桶の白い灰がきたねーんだよ

となるんでしょうか(・・?

お茶目なの?

それとも さっさと片付けろっていってるの?


まぁ それはそれで 完璧すぎるより

面白いので

今でいうオチ? 

そんなものを狙っていたのなら

清少納言さんって ホントにスゴイ女性だなぁ

と感嘆せずにはいられません

とはいえ 雪が降るのはだいたい1月から2月

この時代の春と重なります

でも 彼女をはじめ、

やっぱり 「寒い」のが「冬」

冬は特に特に

カレンダーじゃないんです

寒けりゃあ 冬なんです

これは現代も共通認識・・


とまあ

勝手すぎる自己中解釈を長々と朝から

繰り広げてしまいました

ワタクシ学者ではないので(え?わかってる?)

全部 本気にしないでくださいね

でも、古文は昔から意外と好きです

しかも こんな感じに読むのが好き

読み手の気持ちと違う解釈でも

読んだ側が どう受け取り 

大幅に、多少勘違いに想像を広げようとも

何かがひらめく 思う 考える

この年齢になると 

こういう読み方は若い頃と違って

ボケ防止に一番のクスリになるハズです・・

 👆え・・そこ?


 



 







 

 

 


 


 



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