ここ数年 男だけと住んでいるのですが
ワタシの父(83)は男といえど極度の整理好きでして
潔癖ではないのですが
とにかく なんでもきっちりしてないと我慢できない性格です
そのキッチリ度は病的なほどで
一緒に住むにはかなりの苦痛を伴いますが
年老いてきて 目も悪くなっていますから
だいぶ普通に近づいてきました
それでも母がいたころより、住まいはキレイです
👆母はおおざっぱでしたので
そしてワタシのダンナ様。
彼はとにかく動かないしめんどくさがり屋です
整理整頓がものすごく苦手だし
彼のものが占めている場所は いつでも汚くてイラつきます
なにしろモノを捨てないので
カミソリの刃とか、髭剃りクリームや洗顔クリームとか
白髪染めとか!
新しいのを使っているのに 古いものは捨てず
その上に何本も乗っかているという みただけで
ムカ💢っとくる光景だらけです
彼のモノをしまう引き出しも
よくわからないレシートだの カラの空き箱だの
いつ買ったかわからない飴だの(夏を越して形が変形)
とにかくグッチャグチャ
小学校低学年の頃、
教室の机は2席つながっている古いもので
下敷きを敷かなくてはとても字がかけない木の目がゴツゴツした
重たくて細長いものでした
机の下は木枠になっていて そこに教科書類を入れるのですが
ワタシの隣りの席のハナワ君が
それはもう 有り得ないくらいだらしない子で
机の中がグッチャグチャ!
給食の食パンまで入れちゃう!
それもジャムをつけたまましまってしまうんです!
ある日
先生が 男の子と女の子の列を入れ替えます
と言い出してワタシは ハナワ君の席に座ることになってしまい
この汚い木枠に 自分のものを入れなければならない恐怖に
登校拒否したくなりました
ぐちゃぐちゃのテストの答案からカビの生えたジャム付き食パン
もうよくわからないものがパンパンにこぼれ落ちんばかりに
ひしめいている机・・ 今にもショウジョウバエがブンブン飛び回りそう
いえ、ヘタすればGなんかも生息しているかもしれない・・・( ゚Д゚)
ハナワ君は回収することもせず しらんぷりでワタシが座っていた
キレイな木枠の中に教科書をつめこみはじめたので
思いあまったワタシは
「先生・・机の中に教科書を入れられません」
と、先生に言いつけました
机の中を除き あまりのゴミ溜め模様にビックリ仰天した先生に
ハナワ君はカンカンに怒られました
先生にこってり絞られて 木枠の汚物を片付けたものの
ジャムがべっとり枠内についたままだったので
ワタシの教科書はジャムでベトベトになりました
ワタシはハナワ君が大嫌いになり
こんな人とは暮らしたくない!とその時幼心に強く思ったのですが
ダンナ様の あまりの汚しぶりを見て
小学時代のダンナ様の机の中は
ハナワ君に勝るとも劣らないごみ溜めっぷりだったのでは・・
あんなに敬遠したかったハナワ君みたいな人と
もしかして ワタシ・・・結婚しちゃった?
ゴミをゴミ箱にも捨てないようなダンナ様は
結婚以来、家にいる時はリビングを1人で占領し朝から深夜まで
ずっとずっとずーーーーーっと家族用の大きいテレビをみているだけ!
テレビの音が聞こえないから掃除機もかけるなという程で
子育て中もずっとずっとずーーーーーっとそうでした
結婚して20年も過ぎたころ
さすがにワタシはキレました
キレたワタシは ダンナ様専用のスペースをこしらえました
ちょうどピアノを置くために作られた一畳へこんだ部分があったので
その一畳に彼の為に彼専用の小さいテレビを購入し
ヘッドホンもつけ 一日中テレビを観たいならヘッドホンでどうぞ!と
申し渡し 存在感だけやたらにあってリビングにまったくそぐわない
ワタシが大嫌いな彼愛用の黒い手すり付きのデカい座いすを
どーんと置いてあげました
最初は「ふざけるなー!なんで俺がこんなとこに追いやられるんだ!」と
怒ってましたが ワタシの怒りの方がさらに大きかったので
しぶしぶ一畳スペースで生息するようになり
ワタシのストレスも幾分和らぎました
とはいえ その一畳スペースが とにかく汚い
たかが一畳・・されど一畳
一畳といえど つい目に入ってしまうので
何週かに一度は 徹底的にワタシの見張り付きで片づけさせています
片づけても片づけても2,3日で すぐにゴミだめ状態にもどるので
ホントに不思議です
この一畳さえなければ リビングにお客様を呼べるのに・・・
そして息子。
息子は とにかく家にいないので
掃除をしません
たまーに軽く掃除機をかけているようですが
数カ月に1度、しかも 四角い部屋を小さい丸でかけるタイプ
足の踏み場もないので窓も窓枠も掃除できず
他をキレイにしても この部屋があるあぎり
なんか家がゴミ屋敷みたいな
モヤモヤした気分がぬぐえず
とにかく年末までに徹底的に大掃除をしてもらわねば!
来週はクリスマスだし その次は晦日ですので
昨日の日曜日が勝負!と思い
なにがなんでも 日曜日外出せずに大掃除をしないなら
ハウスキーパー代3万円徴収します!
と宣言したおかげで昨日 やっと大掃除を決行できました
彼の部屋は四畳半なのですが
この四畳半に どんだけあるの?というくらい
まず洋服がてんこ盛り!
古着屋で買ったとかいうヨレヨレのへんな服ばかりが
ごっそりと出てくる出てくる・・1人が着る量超えてますから!
長く着れる良いものを数着買え、と教えてきたのに
大学時代から出歩いてばかりなので
質より量で勝負とばかりに
どこで選んだら こんなヘンテコなものばかり集められるの?
てなくらい安物買いの銭失い的な品々に唖然としました
それから大量のマンガ類!
最近のマンガってコマが大きいせいか分かりませんけど
1巻の内容が薄いわりにものすごく長い連載モノが多くて
1つの作品で10巻20巻はザラ
ワンピースに至っては80巻以上出てますからね!
からくりサーカスだの月光なんとか? スラムダンク?
何十巻も出てるものばかり!
法学部を出た学士のハズなのに
法学関係の教科書は1つも見当たりませんでした( ゚Д゚)
そして絨毯はホコリで色がかすむほど・・・(/・ω・)/
部屋の隅々には 大きな綿ぼこりがボコボコと形成され
窓枠なんて3回以上拭きました
彼の部屋にプーさんの大きなぬいぐるみが置いてあるのですが
先日調子を崩して帰ってきた娘が
そのプーさんをだっこして「プーさんただいま~」なんてやっていたので
イヤな予感がしたのですが
プーさんを抱っこして10分後
娘は鼻水が止まらなくなり 体中かゆいかゆい・・咳もごほごほ
案の定アレルギー症状で
「なんなの? これ一体なんなの?」と叫んでました
こんな中に置かれて プーさんも気の毒です・・・
とにかく信じられないほど息子の部屋は
部屋中ほこりだらけで
昼食を作るためにキッチンに移動したら
なんだかキッチンが聖域?てなくらい
清らかな空間に感じました
掃除機にたまったゴミを3回も捨てて
1日かかって やっと どうにか 息子の汚部屋は
人が住める程度の部屋に生まれ変わりました
昔、戦争中 兵隊さんは
ものすごい所にテントを張って陣営をつくり
そこでサバイバル生活しておられたようですが
ダンナ様と息子を見て
こんな汚い所でも平気でいられるんだから
男って スゴイ・・
女は絶対 そんなところで生きていけない・・
という
決定的な男女の違いを
ワタクシ 今回ものすごく強く感じてしまいました
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