シャロンの部屋 Around

料理、ダイエット、インテリア、ガーデン・・・
日常のあれこれをつづる
All That Jazz!

ホイールズアップ、にっくき飲み放題

2014年10月22日 | ワンポイント英会話
昨日5時半、ご一行様が空港へ出発し、この一ヶ月の、休みなし、残業続きの日々が終わった。

あんぽんたんたちのとんちんかんな仕事のせいで、どんだけ苦労させられたか。

私の失敗といえば、アメリカ企業さんを東大の先生のところに面談に連れて行ったとき、車に通訳を乗せずに行ってしまったこと。。。会場から出てきたときに通訳なんかいたか?時間ばかり気になって通訳のことなんかあたまをかすめもしなかった。でも、東大の教授、助手の先生も英語でも会話なぞまったく問題なし。決して上手なわけではないが、明るい人柄もあって、会話がはずむはずむ。英語なんて、コミュニケーションの手段、うまいかへたじゃなく、意思疎通が図れればいいのだ。

昨日はwheels up、つまり打ち上げで恵比寿のビアガーデンへというお誘いだったが、飲み放題○○円!というのが世の中で一番嫌い、なのと、やつらの機嫌とりだけのお催しに、数千円ものお金をだすのはこのうえなくバカバカしいので行かなかった。代わりに、中目黒のイタリアンで絶品料理をたらふく食べた。梅スカッシュを一杯いれて6000円。大正解。
飲み放題ビアガーデンなんて、から揚げにフライドポテトくらいなもんでしょ。その程度の食べ物と他人の酒代に4000円もだすなんてありえねー

いままで何度、のん兵衛の酒代を払わされてきたことか。散々飲み食いして最終的に割り勘だとーっ!冗談じゃない。500円600円のビール、酒、ウィスキーを散々のみやがってよくもいけシャーシャーと割りカンだといえたもんだ。こっちは250円のジュース一杯だぞ!
というわけで私は酒飲みが大嫌いだ。自分がお酒が飲めないからだからではない、酒飲みたちのその無神経さとずうずうしさが大嫌いなのだ!飲み放題などという言葉自体に憎悪すら感じる。それは酒飲みしか対象にしてないから。世の中、飲兵衛のマインドセットで動いていること自体に腹が立つ!
ただこの10年ほどは、状況はかわってきて良識ある人たちは、じゃあ、あなたはお酒飲んでないから、3000円ね、とか言ってくれてお酒を飲んだ人たちよりも1500円くらい安くしてくれる人が出てくるようになった。
今日はアメリカ人に言ってやった!君はどうしてこなかったんだ、というから、
I hate all you can drink eventsってね。ジュースも飲み放題だよ、って、アホか、ジュースなんか5杯も6杯も飲めるか、って。

ちなみにwheels upは、帰る客が乗った飛行機が離陸した瞬間を祝うという意味。今日はワンポイント英会話だな。

     

写真は絶品ビーツのリゾットと絶品かぼちゃのニョッキ。



オーディションと極度の不眠再来とリフレッシュ

2014年02月13日 | ワンポイント英会話
今日は出かけた先のビルの地下にあった喫茶風のお店でランチをたべた。
あるもののオーディションに、ちょうど昼休みを利用してでかけたので、帰りに、乗り換えの銀座でちょっと下りて明日のプレゼントを買った。

昨夜また一晩中眠れなかったから、一日デロデロで、仕事帰りに寄り道するような力は残らないだろうと、さっさと買ってきた。昨日、思いのたけをつれづれと書いて送ったから相方とはギクシャクしてるけどね。それでも一応季節の行事はやっとかないとね。2012年2月は銀婚式だったのに、何も特別なことをしてくれなかったこと、うらんでるもん。

愛憎とはよく言ったもので、このふたつは同じ感情だわ。表裏一体というか、根っこが同じってか。もう長年のうらみ思い出したらきりがないほどだわ。昨日の思いのたけに過去をほじくりだしたりして・・・世の男は、またそんな昔のこと蒸し返して、なんていうのだけど、あのね、記憶のリフレッシュは大事なことよ。じゃないとまた図に乗るじゃない。勤務先では毎年消防訓練や地震訓練、テロ訓練なんかをやるんだけど、そうなのよ、人間通り過ぎたことは忘れていく。だから忘れてもまた、そうだ、と思い返すように訓練を毎年する。それを英語ではリフレッシュというのよね。気分をすっきりさせるだけじゃないのよ、リフレッシュは。

腹が立つほど眠れない一晩だった。夜中に起き上がってもう一度安定剤と痛み止めを飲んだ。それでもだめだった。
ここ数日は、少なくとも4時間くらいは眠れていたんだけどな。このイベントが終わったら、絶対また倒れる。。。帯状疱疹になる。英語ではshingles という。建築用語では屋根材みたいな意味らしい。確かに、水泡がつぶれてかさびたになると屋根材みたいだ。わっはっは。英語って概念でできている。。。一見まったくちがうことのようだけど、概念が同じだと同じ単語を使う。なんて、学者ぶってる場合じゃないわ~。この不眠なんとかしてくれ。。。。。いや昨晩の原因は身体的なものじゃなくてひとえに相方への恨みだな。






居残りかお仕置きか

2011年01月19日 | ワンポイント英会話

久々のワンポイント英語。

昼休み、教師が生徒の親を訴えたというニュースをやっていて、そこから体罰の話しになった。「昔は先生にゲンコツなんてされたよね、でも今なら大問題になっちゃうね」って。アメリカはどうか、きいてみたら、やっぱり、現代はなかなか難しいらしいけど、南部ではまだ残っているらしい。でもルールがあるんだそうな。まずは、口頭で一度は注意をしなければならない。そしてもういちどやったら居残りかお仕置き(お尻をたたかれる)だぞって先生が警告し、生徒はもいちどやらかすと、居残りかお仕置きのどちらかを選ぶ。で、居残り、detentionを選ぶと、スクールバスに乗り遅れ、親に電話して迎えにきてもらわなければならないので、悪さしたことがバレてしまう。だからその同僚アメリカ人は、いつもお仕置き、licks (正式にはcorporal punishmentというらしい)を選んだそうです。

お仕置きにもルールがあって、男性教諭は男子のみ、女性教諭は女子のみお仕置きすることが許されていて、お仕置きしたい子が異性の場合、教諭がその生徒と同性の教諭にお仕置きをお願いするんだそうな。"I have an issue here"って。場合によっては、お仕置き現場に証人を立てるんですって。で、ホールで誰かがお仕置きされるとき、クラスの他の生徒はすごい静かになるんだそうな。授業の時はうるさいくせに。つまり聞き耳を立てているわけ。で、パーンと音がすると「おおっ、今のはかなり痛いぞー」などと、生徒同士で盛りあがっったりするって。おもしろい。

で、detentionが、居残り。拘留とか拘置、身柄拘束、監禁、引き止めるといった意味合いの概念なので、そうね、確かに学校だと、居残りだー! licks というのは、〇発かます、的な表現で生徒たちが使う俗称。相場は3回なので、3発くらう、といった感じかな。

ランチルームでの会話でいきついた結論としては、カッとなってその場でぶったりするとそれは暴力とみなされる。警告の上、別に場を設けてぶつのは指導というわけ。なるほどね。アメリカはとにかく、なんでも仕組みづくりがうまい、と妙に感心した次第で^^)

 


ショットガンウェディング

2010年11月17日 | ワンポイント英会話

久々のワンポイントイングリッシュ!

チャールズ皇太子が結婚することになったニュースがオフィスのランチルームで話題に。

「まさかショットガンウェディングじゃないでしょうね」って。

いわゆるできちゃった婚。最近では授かり婚というらしいけど。やることがすばやいからショットガンなのかと思ってたらさにあらず。娘を妊娠させてしまった相手の男にショットガンを向けて、父親が「男の責任をとれ」と迫ることからついた呼び名で、訳すとできちゃった婚というわけです。

表現は文化が根っこにあるから、文化がちがうと表現することばもちがうわけですね。

 

 


私、ハンバーガー!

2010年05月14日 | ワンポイント英会話
若干名のファンの方のために、続けてワンポイント英会話 (ってほどでもないっか)。

思えばかれこれ33年前渡米したのであるが、日本には知られていない、ワシントンDC郊外、バージニア州の小さな女子大(今は総合大学)には、私の他二人の日本人学生がいました。一人は、お父さんが自衛隊さんとかで、お父さんの仕事の関係で家族で生活していました。名字は忘れたけど、確かアキコ(安芸子だったはず)といった彼女は、数学がよくできて、先生からたいそう誉められていたっけ。ある日雑談途中、「うちの父ったら、ひどいのよ。このあいだ家族で食事に行ったら、アイアムアハンバーガーって言ったのよ!」とかなり憤慨した様子だった。
で、その場にいた日本人数名、大爆笑っ!そうです。I am a hamburger. 私はハンバーガーです、ですからね。レストランの人もたいそうおかしかったにちがいない。
確かに日本では、「えっとー、私、カレーライス」「じゃあ、俺ハンバーガー!」などと注文する。
お父さんは、この、am (is, are などいわゆるbe動詞)の概念を理解していなかったのだろう。もちろん、~である、と状態を表し、前と後ろの言葉がイコールの関係にあることを意味しているのだけど、その概念をつかまずに、単語だけつらねちゃって、アイアムアハンバーガーになっちゃったわけですね。ご丁寧に、不定冠詞のaをちゃんとつけたところが、涙を誘います。
それでも仕事でワシントンDCに赴任したんだから、すごいわー。

余談だけど、英語ができなかったころ、「あの人英語ぺらぺらなんだって」などと噂話を耳にすると、いいなあ、英語ぺらぺらなんだぁと、うらやましく思ったりしたが、実際自分が英語少しできるようになると、周囲のその「ペラペラ」という表現がまったくあてにならないことがよくわかりました。そもそも、ペラペラかどうかなんて、英語が話せない人に判断できるわけがないのだ。英語をまったくしらなければ、極端な話、アイアムアハンバーガーでも、ペラペラに聞こえるのだろうから。

だからといって臆してはいけません。ちがう言語を知ることは本当に世界が広がります。英語はとーっても便利だし!オモシロイ!


もとい

2010年05月12日 | ワンポイント英会話
アメリカの兵士さん同士が電話で会話しているところに居合わせたときのこと。「ナンタラカンタラ、Oh, scratch! ナンタラカンタラ」と言った瞬間、えっと私の頭の中には閃光が走りました。『もといっ!これはもといだっ!』つまり、訂正の意。もといなんて最近つかわないけど、消防隊や警察、自衛隊さんなんかでは、たぶん、番号っ!とか叫んで、イチ、ニ、サン、・・・もといっ!イチ、ニ、 サン、ってぐあいに、訂正したり、やり直しなんてときに、もといって使っていて、それが英語だと、スクラッチーscratchなんだーっと、とその一瞬に気がついたわけです。いわゆる、目からうろこ、英語でいうところの、Aha!体験です。

このscratch、動詞では引っ掻く、こする、書き損じの上に線を引いて消す、といった意味で使うんだけれど、名詞だと引っ掻き傷とか、スタートライン(棒で地面に書いた線)といった概念。だから、from scratchで、ゼロから始める的な意味があります。
Did you make this from scratch?
といえば、『へーっ、最初からつくったの?』例えば、ピザだったら、どこにも出来合いを使わずに、小麦粉こねて生地作って、とか、トマトを煮てソースをつくってとか、まったく無から全部つくったり、立ち上げたりするること。状況によって、かっこいいことばを使えば、仕切りなおす、原点に返って計画を練り直すなんていうふうな表現もできるわけで。それでもやはり概念はひとつ。日本語表現が多様なんですねぇ。
いつもいく回転すし屋も、待っているお客の名前リストがあって、順番がきたら名前の上に線を書いて消してますね。scratch out しているんです。メモ用紙をscratch paper といいます。走り書きをすることもscratchだから。

概念はイメージ。ことばで意味を考えるのではなく、状況を頭の中で描くようにする、つまりイメージすると、単語がそれぞれ一つの世界を持つようになる。おもしろい。


フラッシュ

2010年04月14日 | ワンポイント英会話
春、なのに雪が降ってます。

久しぶりのワンポイント英会話。
昨日のお昼のニュースで、下半身を露出したおっさんが逮捕されたと報道されていたけど、春、木の芽時、いろんな人が出てきます。露出狂を英語ではフラッシャー - flasherというんですが。
そう、カメラのフラッシュ、懐中電灯(フラッシュライト)のフラッシュ。更年期のホットフラッシュのフラッシュ(カッと熱くなる)。ピカッとする、点滅する、閃光が走る的な、概念としては、一瞬、シュパッと視界に飛び込んでくる、感じ。
で、フラッシュを他動詞で使えば、(電気などを)ぱっとつける、(光などを)ぱっと放つ、一瞬ぱっと見せる、といった意味。う~、確かに同じ概念だぁっ!やだぁっ!
問題は、フラッシャーはフラッシュをする人、と単純なわけでなく、露出する人になってしまうところ。

最近、広告業界では、ウェブで使う広告素材のフラッシュを開発する人をフラッシュデベロッパーとかいって、それを縮めてフラッシャーなどというらしいが、それって軽く、ヤバくな~い?
He is a flasher. I want to be a flasher.
などと言おうものなら、大変なことになるぅ~!
ネットにもありますねぇ、『フラッシャーの転職サイト』って、どんなサイトだーっ?なんて。

なんでも調べないで勝手に使ってしまう、日本人の悪いクセです。

ちなみにトイレを流すのはflush。スペリングも発音もちがうけど、日本語だと、カナ表記も発音も同じになってしまうのです。カメラのほうをフラーッシュ、トイレをフラッシュと表記すればいいのにね。




結果はあとからついてくる

2010年03月04日 | ワンポイント英会話
シャロンのワンポイント英会話その2。

オリンピック終わってしまって、なんとなく毎日楽しみにするテレビがなくなっちゃった感じ。
たまたまモーグル女子のライブ中継をみていたら、外国人選手が、『自分のベストをつくせば結果はあとからついてくる』と言っていました。へーっ、英語でもそういう表現使うんだぁと、なんだかあらためて納得してしまったというか、再認識したというか。彼女は、"・・・Results will take care of themselves."と言ったのですよ。これ、私たちがよく使う表現そのまま。思わぬ場面でAha体験をしたのでした。take care of ~というのは、ほにゃららの面倒を見るとか世話をするとか、やってしまうとか、英語ではしょっちゅう出てくる、いわゆる熟語。直訳すれば、結果は結果自身の面倒を見る、だけど、日本的に言うと確かに、『あとからついてくる』、だよねぇ、ふむふむ。オモシロイ。

盛り付け

2010年01月27日 | ワンポイント英会話
今日はシャロンの英会話ワンポイントレッスン!
料理といえば、内容やつくりかたはもちろん、盛り付けも大事。
この盛り付けを、英語ではpresentation(プレゼンテーション)という。
プレゼンというと、企画などを人前で発表するという意味でよく使うけど、基本、人に示すという意味で、盛り付けも発表も概念は同じ。おもしろいねーっ!

英語にはよく、いろいろな意味がある、といわれるけれど、意味、つまり概念は、実は一つしかない。その概念を表す日本語の単語がたくさんあるだけなのです。同じ概念だけど、日本語は、時と場所と状況でことばがちがったりする。そこが、逆に外国人にとっては日本語の難しいところなんでしょう。