昨夜の男子66キロ級、もっぱら旗判定が覆ったことが話題になっているけど、海老沼選手の柔道に向かう姿勢にめちゃ感動!あれこそ、ほんものの武道家。今朝のインタビューでのコメントもすばらしい。
海外のメディアでどう取り扱われているかみてみたら、Telegraphとかいう、イギリスの(?)ジャーナルでは、「会場のブーイングで判定が覆った、本人も後から負けを認めたのに」、みたいな書き方してるの、あったまにくる。だいたい判定がブーイングで覆ったんじゃないし、本人だって、あくまで審判員をリスペクトして、『自分の中では勝っていたと思ったけど、審判がそういうなら・・・』と、審判の判断を潔く受け止めようとしていたにすぎない。(とくダネでのインタビュー)
ここからは感情も入ってしまうけど、だいたい相手の選手は柔道着もぎりぎり短く、はだけても直さず、わざとつかまれたときの力をかわそうとしているしか思えない。とりくむ姿勢が卑怯なんだ。ぎりぎり反則まがいのことをしてたし。
海老沼選手の、たたみに入るときの一礼、試合終わったときの相手への一礼、たたみを下りるときの一礼、あんなに美しい、敬いの気持ちがにじみでている礼、見たことない。これが『道』。
柔道はgameじゃない、ただのmatchでもない。柔『道』のことなんか何もしらない外国人記者の薄っぺらい見方と記事の書き方にむちゃくちゃ腹がたった。