気が弱く、かなり不安の強い長男の毎日は、ほとんどパソコンでのゲーム一色でした。
オンラインでの、ロールプレイングゲームというのでしょうか、キャラクターを着飾ったり、武器を手に入れたり、レベルを上げるために、お金をいくら使ったかわかりません。無心というのです。万単位でお金がなくなりました。
側から見れば、馬鹿な親かもしれませんが、決して甘やかしているわけではありません。長男には、そこが居場所だったんだと思います。話し合いながらでしたが、今思えば、それも必要だったのかもしれません。
医師に、この子はゲームの中に生きていると言われたこともあります。
この頃、中学生時代の友人とも、たまに会っていました。友人は、宝ものでした。