ひとり山歩記

現実逃避の為に映画観て、ポテチ食べながら映画観て、甘めの珈琲と炭酸飲料飲みながら映画観て、これではいかんと山歩き。

妙見山、蛇山、藤の木山。

2024-05-12 21:48:07 | 山歩き
体調不良や天気等の諸事情で暫く山歩きが出来ませんでした。あと眠いとか寒いとか、ついでに鋸で親指切れました。


木草弥生い茂る前に妙見山。妙見山から白山への時計回り、その先が羊歯道と言う情報を得ましたので、冬に行く予定でしたけど、寒くて眠くて遅れ馳せながらの今日決行。


階段登り鳥居をくぐり坂道下りて登山口。ここで既に活動限界間近。 

少し歩いただけでこの絶景。悔いはない。後方で物音が聞こえた。熊か鬼か警官隊か、戻る選択肢消えた。


咲いてる。名前は失念したが、いやそもそも知らないのだろうけど咲いてる。山で誰かとすれ違う。どこから来たのか年齢職業支持政党なんかを聞いたりしない、挨拶はする。そういうもんだろ、名前を知らなくても花が咲いてると認識するだけでいい。と自分に言い聞かせる。つ、椿かな。

写真では伝わない絶景。上手く撮る人いますよね。同じ風景なのに別世界のような雰囲気になる。正直、写真興味ないから上達の見込はない悪しからず。


苔の巨岩。登りたいけど危なそうなので自粛する。勿論保険は加入しているが、出来る限り保険と警察と病院のお世話になりたくないのが儚く弱き人間の願い。

山桜だそうだ。山の桜と言う意味なのか山桜と言う種類なのか木草花の知識は乏しい。財布の札より乏しい。小銭は多いぞ。


天狗山から妙見山までの急登で桜。遅咲きなのか狂い咲きなのか咲く時期なのかすら知らんのだから桜咲いてるねとしか感想は出ない。

妙見山の立て看板。清々しいほど文字を読み取れない写真。人の心と未来は読める。空気と看板読めないもんだ。


見晴らしの良い場所が少ない。千ヶ峰登れば千ヶ峰から見える風景があり、笠形山へ登れば笠形山から見える千ヶ峰や町の風景が見える。ここは妙見山に登り妙見山を見る感じ。俺に登るなら俺を見ろ、他を見るなの。そんな亭主関白な山。いや、亭主関白なのか。

なんとか寺方面の下山看板を見つけた。膝ぷるぷるしてきたので下山することにした。


菜の花、なのか。それすら分からんが、満開である。

四時間の散歩道。予定通り歩けばもう少し時間がかかるかな。膝ぷるぷるするから仕方ない。無理はしない、山歩きに命賭けられるかよ、が僕の山歩きの基本。

白山、妙見山登頂から数週間後の黄金週間。人気のある山は家族連れで混んでいるだろうから人の少ない山で山歩きを計画した。で、ついでに保険切れてるので安全優先で山探し。保険は5月5日から有効。

毎月契約してるやつ。ここより安い保険はあるんだけど、コンビニ払い出来るのがここしかないんですよね。HuluもNetflixもコンビニで購入して支払い。不器用スから。


達磨岩。下の道路からも見えるくらい大きな岩。神が宿るのか境界線なのか無神論者なので詳しくは知らないが、しめ縄がある。どちらにせよ巨木や巨岩は崇める。


聞いていた話と随分違う。結構過酷な上りが続くんだ。登山道は歩きやすく整備されているけど、力尽きて干乾びて土に還る可能性もある。そう言えば狸と栗鼠がいるそうだ。下山してきたおばちゃまが教えてくれた。とりあえず狸と栗鼠の目撃を目標にする。


石垣が見える。あれが岩尾城趾。そういえば善防山や松尾山も城趾か。


井戸がある。こんな山に井戸がある。立派な石垣だとか井戸だとか、山頂とは思えない迸る気合。感服つかまつる。

山頂で360°撮影。世界を独り占めした気分になる。いや、独り占めしてる。そういう日もあるよ。

3㌔90分ほどの山歩きでしたが珍しく山頂で長めの休憩しました。そういう山。基本独り歩きの僕ですが、誰か連れてくるならここ。真夏は木陰ないから厳しいかも。

紅山30分、飯盛山1時間、藤の木山1時間30分、善防笠松山2時間30分。歩きたい時間で山を選ぶ。高い山に登りたいとか色んな山へ行きたいなんて欲求は薄く、同じ山を歩き続けたいと思う今日此の頃。活動日記で〇〇回目の三草山とか矢筈山〇〇〇回なんてのを見るんだけど、僕はそういうのに憧れる。で、何回目か分からないけど藤の木山。


反時計回りに歩いてみる。焦らず走らず怒らず怯まず屈せず優雅に歩く。蜂はいない熊もいない人間もいない、僕がいる。

神谷池。猫で言えば尻尾部分。それぐらい大きな池。水のある場所に生命有り。熊とか猪とか鹿と未知の生き物が水飲みに行く。居るかも知れないし、居ないかも知れない

山頂で拉麺煮たり弁当食べるのが登山の醍醐味らしいのだが、未だそういう人を見たことがない。昼には下山してるか昼から歩き始めるかだから、ないか。拉麺ですか、いいですね、ひとくち頂戴なんて状況を夢見てる。いや、変質者かよ。


東の山で放心する。日曜日の夜に似てる。明日から仕事か、辞めちゃおうか、休んじゃおうか、このままここに留まろうかと考える。白い何かを見つけた。見て見ぬふりも出来るけど、多分明日の僕が後悔するから斜面滑り降りて確認してみることにした。


風鈴である。割れて泣いてる姿が似合う。この風鈴、表情は違うけど色んな山で見る。組織的なものだろうか。放置するのも可哀想なのでとりあえず救助した。東の山の看板も傍に落ちてた。風に飛ばされたのだろうか。


風鈴様の帰還である。看板と風鈴は別の枝にぶら下げられてたとはずなのだけど、ふたつ同時期に飛ばされるものだろうか。いや、勘繰るまい。


妙見山、蛇山、藤ノ木山まとめて書いてみた。



鈴堀山で瓶を掘る。

2024-02-19 12:46:00 | 山歩き
山歩きには夏より寒いくらいの冬のほうが快適だろうと考えておりましたが、寒いよ眠いよと駄々を捏ね、目覚めた頃にはお天道さんか真上にある。これから移動して日没までに下山するには時間的余裕がない。
2024年02月17日。


鈴堀山、和布山を練り歩くことにした。西脇市の、国道から少し逸れた所。職業安定所も近い。

大人の階段のぼる。ひしぶりの山歩きで多少気分は高揚しているが、まだ走り出すには早い。正直なところ、階段を登り、小休憩中に下山の選択肢が脳裏を過る。早すぎる。


缶が実る木。これが自然の神秘と言うやつか。御利益がありそうなので空き缶を回収してみる。

腹巻きなのか帽子なのか分からないが、落とし物のようだ。回収すべきか迷いましたが数日前から放置されてるようなので山の恵として回収しておく。

山頂まで半分も歩いてないのだが暑いので脱皮。いつも通り夏服になる。長袖だけど半袖でも快適な気温。


善防山のような登山道。人の気配がないのが不思議なくらい良い山。僕の良い山基準は甘々ですので参考にはならないと思いますが、そもそもこんな駄文を参考に鈴堀山登る人もいないだろうて。


ここでまさかの御褒美休憩所。数ヶ月ぶりに単眼鏡で街並み眺めた。衝動買いした時には使うのが楽しみで山歩きの必需品のように思えたが、そうでもない。そんなもんだ。


日本放送協会の中継放送所らしい。有害な電波が出ていそうで近寄り難い。

直進すると恐らく下山。左に僅かな踏み跡を見つけて辿る。どうやら正解のようだ。ここまでが準備運動、程よい疲れで足首も滑らかに動く。

走る準備は出来たのに心の準備が整わない。所々鉄棒が突出しているので落ち葉で滑ると危険。そう用心しながら足元ばかりを見ていたら太い枝に前頭葉やられた。

断言は出来ないけど、多分大坂山。や、数曽寺山塊ですね。また歩きたい山だけど三草山駐車場から結構遠い。土の上を歩くのと舗装道路を歩くのはまるで別物。正直なところ僕は歩くのが嫌い。

この辺りが鈴堀山だと思う。応神天皇が鈴を落として土を掘り起こしてまで探したのが鈴堀山の由来らしい。多分、八木アンテナ。記念碑ではない。


少し下り少し登れば和布山。西光寺山から洞ヶ山、加東神山に散歩するような感覚。暫くここでうんこ座りで待機する。下山してから八日山か比延山か矢筈山のどこに行こうか検討する。

鈴堀山に登る途中で手袋と瓶を多数発見。掘り起こして回収する。ここは瓶堀山なのか。掘ればまだまだ発掘出来そうな雰囲気。


瓶の実る木。これが自然の神秘と言うやつか(二回目)。弁当の底も見つけた。蓋は見当たらない。


ザックを背負い手ぶらで歩き始め、下山する時には大荷物。次はどの山に行こうかなんて気分は消え失せ帰宅。


二時間未満の散歩道。



数曽寺山塊、大坂山。

2024-01-18 12:18:39 | 山歩き
1月18日。そろそろ五時間程度の山歩きにも挑戦しようかと早起きしてみた。候補地は丹波の妙見山か向山連山か大坂山。車に乗り込み加東市を目指す。天候、気温、道路状況、時間帯、あとは気分で即断即決。


昨年夏に登山口に辿り着けずに下山した大坂山。登る前から下山と言うのもおかしなものだが、ドルがなくてもドル売り円買いが出来るようなもの。分かる人には分かる。

舗装道路ッス。蹄が悲鳴あげてるッス。

今回は難なく登山口を見つける事が出来た。住宅の鉄柵伝いに登る。物凄く気を遣う。なんだか申し訳ない気持ちが溢れてくる。岩場を登りきり半袖になる。もしかしたら年中夏服でいけるんじゃないか。


ほぼ岩登り。笠形山で痛めた足はまだ完治しておらず、爪先と足首に少しばかり痛みがある。不思議なことに膝に問題なし。当分下山時に走るのは自粛する。多分、走るんだろうけど。

今日は気温9℃で荷物も少量だが汗をかいて息を切らして歩いてる。前回夏に大坂山歩きを断念したのは敗北ではなく勇退であると言える。乾涸びて山の肥やしになるのは御免被りたいのだ。


正面にあるのが多分、大坂山。ここから数曽寺峠分岐の標高181mまで急下り、大坂山449mまで急登が続くようだ。体力的精神的に過酷な修業。数曽寺池へ向かい駐車場に戻るのも吝かではないが、前回登山口に辿り着けずに断念し、今回大坂山の登山口に辿り着いて断念するのは念願の福袋を購入したけど商品置き忘れて帰宅するようなもんだ。異論は認めない。因みにこの辺りは数曽寺山塊と呼ばれているそうだ。数曽寺山塊の大坂山。


岩場と羊歯道が続く。足首が埋まる場所もあれば腰にまで届く羊歯もある。とは言え僕の腰の高さなんて誰も知らないだろうから参考にはならない。余談だが、腰は低めに頭は高くと言うのが僕の人に対する基本姿勢。

大自然の驚異であり脅威でもある。白髪岳を連想した。そこまで険しくはないが雰囲気は似てる。右斜に傾いた岩に腰掛けて風景でも眺めていたいが残念なことに木々に囲まれた登山道。日曜日なのに誰もいない。


はしご岩。僕の知識の中にある梯子とは若干違うが、高い所へ登る道具と言う意味ではこれも梯子と理解出来る。登らないけども。

悲願の大坂山登頂。見晴らしが良い反面風通しも良く汗ばんだ夏服では心做しか寒い。大坂山の看板が三枚もある。噂では自作看板を勝手に設置する登山者がいたり、それを撤去する登山者もいるそうだ。ここの看板がそれなのかは知らないけど。


気付けば走り出してた。どうやら僕は二時間程度歩いてから調子が出てくるようだ。遅咲きの花。咲くかどうかは未知数だけど、やれば出来る子、やらない子。


紅白の鉄塔。高さ60mを超えると飛行機がぶつからないよう紅白に塗装されるそうだ。これがそれなのかは知らないけど(二回目)。


休憩するには最適な岩。心に余裕があれば世知辛い日常を忘れ呆然と過ごすのだけど、寒い。服は禰豆子ん中に数着詰め込んである。取り出して着込めばいいのだけど敗北感を味わう予感がするのだ。要は面倒臭いんだと思う。


意外と呆気なく麓まで下りてきた。小洒落た落ち葉の道を十数分歩き数曽寺池の舗装道路に出る。五時間前後の山歩きを試みたのですが、四時間にも満たない。飲料水200ml、行動食15g程を消費、休憩八分。心にゆとりがない。


大坂山だけの予定でしたが数曽寺山塊踏破で御満悦。千円寄付させて頂く。来週土曜日曜は雨の予報。





藤ノ木山二回分。

2024-01-07 17:51:48 | 山歩き
今日は良き雲海に巡り合える。そう思いながら二度寝。霧も晴れかけた頃、正気に戻り山歩きの準備を始めた。善防山手前の交差点で登山武装した20人前後の団体さんが信号待ち。善防公民館の駐車場は既に満車。今日の善防山登山道は参勤交代状態になると予想して素通り。静寂を求めて藤ノ木山へ向かう。


山茶花なのか椿なのか分からない。公園で中学生と高校生が喧嘩しているとしよう。あの中学生は田中さんちの子供か鈴木さんちの子供かなんてのはどうでもいい話。おいおい君達喧嘩なんてやめなさいなと仲裁してみたらどちらも知らない人でした、と。そういうことだ。山茶花なのか椿なのかは重要ではない。咲いている事実を受け止め、写真を撮る。それだけだ。

歩き慣れ、見慣れてきた道ですが、同じではないんですよね。季節が違い気温が違い歩く日の心境も違う。同じ山ではあるが同じ山ではない。ヘラクレイトスの川と同じ。いや、ここは東の山だけど。説明は割愛する。面倒臭いからだ。


靴の中に異物を感じた。棘なのか石なのか爪なのか兎に角、尖り野郎が足裏に刺さる。下山しようかと悩んでみる。靴を脱いで確認する選択肢はない。面倒臭いからだ。


藤ノ木山までの急登が始まる。落ち葉が絨毯のように足にかかる負荷を和らげてくれるが、足裏に刺さる異物の刺激を緩和してくれることはない。ここで靴を脱ぎ捨て異物除去作業することは敗北を意味する。面倒臭いからだ。


ここが人生の分岐点。靴底に鎮座する異物の除去作業を完了した。これは敗北ではない。藤ノ木山へ挑むにも下山するにも足裏の異物は快適な山歩きを阻害する。夜中誰もいないはずの廊下で物音がする。虫か獣か幽霊かと正体を確かめなければ安心して眠れない。そんな感じで靴底確かめた。棘でした。だから敗北ではない。そもそも靴の中に異物があるのを確かめることに勝利も敗北もあるものか、と。自分で決めておきながら最終的には白紙に戻す。面倒臭いだろ。


このブログは備忘録的日記であり山歩き成長記録であり自分の考えを客観的に観察する為のものであり語彙や表現力を増す為のものであり、だから山の情報は殆ど書かない悪しからず。


先日購入した軽量ザック。水と食料と着替え詰めてもまだ余る。僕が歩く山の殆どはこれで行けるかな。四時間以上歩ける自信はまだないけど。

ここまでが12月10日の山行記録。2024年1月6日再び藤ノ木山。

咲き乱れる山茶花の花。椿と山茶花の違いは把握した。愚生とて同じ山を歩き続けていれば少しは成長するもんだ。藤ノ木山に咲くのは山茶花だと。他の山で似たような花を見つけても分からん。

笠形山以来巨木が気になる。このパンダが張り付いていても不思議ではない巨木。実際パンダが居たら不思議だが、枝に張り付いてある姿は不思議ではない。二律背反か、違うのか。


小動物のうんちを発見。鹿か猪か犬か、小動物ではないけど熊と比べれば小動物。因みにパンダのうんちは緑色。

いつもの藤ノ木山。安定の安心感。誰もいない静寂。今日も善防公民館満車でしたので藤ノ木山に来ましたが、概ね満足です。正直物足りなさはありますが、概ね満足です。二回繰り返しましたが、概ね満足です。


枯れ木に咲く白い花、のようなゴミ。登山道から離れた場所にも咲いてるゴミ。今日の戦利品はこのふたつ。


これから暫く山を歩いた日は500円を能登半島地震義援金に寄付してみます。とりあえず笠形山と藤ノ木山二回分、少ないですが小市民の僕は地道に支援することにする。



キボウのカケハシ
能登半島地震災害義援金
https://kakehashi.kddi.com/




笠形山。

2024-01-07 16:00:00 | 山歩き
頭痛がするとか腹痛の気配があるとか準備不足や眠い寒い歩く気分ではない時は山歩きを断念する。そうした不安要素を極力取り除かないと僕は純粋に山を楽しめない。山で怪我はしたくない、山歩きなんかに命懸けられるかよと、ある意味山を舐めてると言えるかも知れない。


年末の人が少ないと思われる時に笠形山に来てみた。これで多可三山は登頂完了、の予定。しかし舗装道路が長い。このまま山頂までこの状態が続くなら蹄が割れてしまう。因みに今日は12月30日。


暑さや急登や羊歯道には慣れてきたのだけど舗装道路は慣れない。途中で犬連れの登山者と遭遇した。歩くたびに爪が削れるような音がする。肉球は大丈夫なのか。


休憩場所が多い。上着を脱ぎ捨て防寒手袋を放り投げ、禰豆子を床に下ろし上着を拾い手袋を回収し、小さく畳んで禰豆子に詰め込む。冬装備買い揃えたけど結局今日も夏服。


熊が乗ろうと折れそうにない太い枝。子供の頃の僕なら小躍りして登る。そして苔で滑り、しがみついてやがて落ちる。僕がパンダなら躊躇いなく枝の尖端目指してる。


40分歩いて登山道の雰囲気。そこから10分で笠形神社。駐車場が標高261m笠形神社が639m笠の丸が883m。間もなく山頂ではないか。笠形神社の御神木が姫路城の柱に使われているそうだ。テセウスの船を思い出した。思い出しただけなので説明は割愛する。


大きな岩に赤い褌。赤色はアドレナリンを分泌したり気分を高揚させる心理効果があるそうだ。血圧や脈拍を上昇させる。僕が闘牛なら迷いなく岩に頭突きしてる(二回目)。


笠形山名物無言坂。笠の丸かな。そもそも独り歩きだから無言なのだけど、妖言戯言独り言は稀に出る。


笠形神社を通り過ぎ笠の丸に着き笠形山を目指す。笠形山は笠形山、杉の丸、笠の丸の総称だそうだ。雪彦山のようなものか。労働法や風邪もそんな感じ。思い付きですので説明は割愛する(二回目)。

倒木から石が生えることもある。飛び越えることも可能だが先人達の軌跡を崩す恐れがあるので迂回する。

水分と豆を捕食して数十秒の休憩。仙人滝経由で下山する。ほうらい岩と仙人滝、ここから本気出す。


お洒落な門と至る所にある休憩場所。笠形山は登山者に優しい。勿論休憩した。


ほうらい岩の看板を辿り、それらしき岩を発見。数枚写真を撮り岩に乗る。なにか違う気がする。

見覚えのある岩。これがほうらい岩なのか。とりあえず数枚写真を撮り岩に乗る。なにか違う気がする(ニ回目)。そこに居合わせた小洒落た登山おじさんに聞いてみるとほうらい岩はまだ下のほうだと言う。あるようでない道を下る。


三度目のほうらい岩。数枚写真を撮り岩に乗る。


なかなかの絶景。苦労して辿り着いた甲斐がある。僕が鸚哥なら即断即決でここから飛び立つ(三回目)。


笠の丸からほうらい岩を経由して仙人滝まで下りてきたのだけど、逆に登りは過酷な修業となりそう。華奢な僕では千鳥足で山頂着くのに日が暮れる。そんな急登が続いてる。多可三山の妙見山に似ている気もするけど、あちらは愛想のない頑固店主の絶品拉麺のような雰囲気。多可三山それぞれ違う味を醸している。で、仙人滝。凍結してる写真を見たことがある。見たいのだけど、二度寝するし寒いしので精進する。


暫く舗装道路が続く。少し小走りで走り出すと止まれない速さに到達。仕方ないので力尽きるまで走り続けることにした。右膝を負傷したようだ。左足首を痛めたようだ。肩が壊れたようだ。ついでに右手首が痛い。ならばなぜ走るのか、そこに坂があるからDA。


相変わらず四時間以内の山歩き。丹波の妙見山や大坂山にも行きたいのだけど、しんどいやん。