山歩きには夏より寒いくらいの冬のほうが快適だろうと考えておりましたが、寒いよ眠いよと駄々を捏ね、目覚めた頃にはお天道さんか真上にある。これから移動して日没までに下山するには時間的余裕がない。
2024年02月17日。
鈴堀山、和布山を練り歩くことにした。西脇市の、国道から少し逸れた所。職業安定所も近い。
大人の階段のぼる。ひしぶりの山歩きで多少気分は高揚しているが、まだ走り出すには早い。正直なところ、階段を登り、小休憩中に下山の選択肢が脳裏を過る。早すぎる。
缶が実る木。これが自然の神秘と言うやつか。御利益がありそうなので空き缶を回収してみる。
腹巻きなのか帽子なのか分からないが、落とし物のようだ。回収すべきか迷いましたが数日前から放置されてるようなので山の恵として回収しておく。
山頂まで半分も歩いてないのだが暑いので脱皮。いつも通り夏服になる。長袖だけど半袖でも快適な気温。
善防山のような登山道。人の気配がないのが不思議なくらい良い山。僕の良い山基準は甘々ですので参考にはならないと思いますが、そもそもこんな駄文を参考に鈴堀山登る人もいないだろうて。
ここでまさかの御褒美休憩所。数ヶ月ぶりに単眼鏡で街並み眺めた。衝動買いした時には使うのが楽しみで山歩きの必需品のように思えたが、そうでもない。そんなもんだ。
日本放送協会の中継放送所らしい。有害な電波が出ていそうで近寄り難い。
直進すると恐らく下山。左に僅かな踏み跡を見つけて辿る。どうやら正解のようだ。ここまでが準備運動、程よい疲れで足首も滑らかに動く。
走る準備は出来たのに心の準備が整わない。所々鉄棒が突出しているので落ち葉で滑ると危険。そう用心しながら足元ばかりを見ていたら太い枝に前頭葉やられた。
断言は出来ないけど、多分大坂山。や、数曽寺山塊ですね。また歩きたい山だけど三草山駐車場から結構遠い。土の上を歩くのと舗装道路を歩くのはまるで別物。正直なところ僕は歩くのが嫌い。
この辺りが鈴堀山だと思う。応神天皇が鈴を落として土を掘り起こしてまで探したのが鈴堀山の由来らしい。多分、八木アンテナ。記念碑ではない。
少し下り少し登れば和布山。西光寺山から洞ヶ山、加東神山に散歩するような感覚。暫くここでうんこ座りで待機する。下山してから八日山か比延山か矢筈山のどこに行こうか検討する。
鈴堀山に登る途中で手袋と瓶を多数発見。掘り起こして回収する。ここは瓶堀山なのか。掘ればまだまだ発掘出来そうな雰囲気。
瓶の実る木。これが自然の神秘と言うやつか(二回目)。弁当の底も見つけた。蓋は見当たらない。
ザックを背負い手ぶらで歩き始め、下山する時には大荷物。次はどの山に行こうかなんて気分は消え失せ帰宅。
二時間未満の散歩道。
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