今日は良き雲海に巡り合える。そう思いながら二度寝。霧も晴れかけた頃、正気に戻り山歩きの準備を始めた。善防山手前の交差点で登山武装した20人前後の団体さんが信号待ち。善防公民館の駐車場は既に満車。今日の善防山登山道は参勤交代状態になると予想して素通り。静寂を求めて藤ノ木山へ向かう。
山茶花なのか椿なのか分からない。公園で中学生と高校生が喧嘩しているとしよう。あの中学生は田中さんちの子供か鈴木さんちの子供かなんてのはどうでもいい話。おいおい君達喧嘩なんてやめなさいなと仲裁してみたらどちらも知らない人でした、と。そういうことだ。山茶花なのか椿なのかは重要ではない。咲いている事実を受け止め、写真を撮る。それだけだ。
歩き慣れ、見慣れてきた道ですが、同じではないんですよね。季節が違い気温が違い歩く日の心境も違う。同じ山ではあるが同じ山ではない。ヘラクレイトスの川と同じ。いや、ここは東の山だけど。説明は割愛する。面倒臭いからだ。
靴の中に異物を感じた。棘なのか石なのか爪なのか兎に角、尖り野郎が足裏に刺さる。下山しようかと悩んでみる。靴を脱いで確認する選択肢はない。面倒臭いからだ。
藤ノ木山までの急登が始まる。落ち葉が絨毯のように足にかかる負荷を和らげてくれるが、足裏に刺さる異物の刺激を緩和してくれることはない。ここで靴を脱ぎ捨て異物除去作業することは敗北を意味する。面倒臭いからだ。
ここが人生の分岐点。靴底に鎮座する異物の除去作業を完了した。これは敗北ではない。藤ノ木山へ挑むにも下山するにも足裏の異物は快適な山歩きを阻害する。夜中誰もいないはずの廊下で物音がする。虫か獣か幽霊かと正体を確かめなければ安心して眠れない。そんな感じで靴底確かめた。棘でした。だから敗北ではない。そもそも靴の中に異物があるのを確かめることに勝利も敗北もあるものか、と。自分で決めておきながら最終的には白紙に戻す。面倒臭いだろ。
このブログは備忘録的日記であり山歩き成長記録であり自分の考えを客観的に観察する為のものであり語彙や表現力を増す為のものであり、だから山の情報は殆ど書かない悪しからず。
先日購入した軽量ザック。水と食料と着替え詰めてもまだ余る。僕が歩く山の殆どはこれで行けるかな。四時間以上歩ける自信はまだないけど。
ここまでが12月10日の山行記録。2024年1月6日再び藤ノ木山。
咲き乱れる山茶花の花。椿と山茶花の違いは把握した。愚生とて同じ山を歩き続けていれば少しは成長するもんだ。藤ノ木山に咲くのは山茶花だと。他の山で似たような花を見つけても分からん。
笠形山以来巨木が気になる。このパンダが張り付いていても不思議ではない巨木。実際パンダが居たら不思議だが、枝に張り付いてある姿は不思議ではない。二律背反か、違うのか。
小動物のうんちを発見。鹿か猪か犬か、小動物ではないけど熊と比べれば小動物。因みにパンダのうんちは緑色。
いつもの藤ノ木山。安定の安心感。誰もいない静寂。今日も善防公民館満車でしたので藤ノ木山に来ましたが、概ね満足です。正直物足りなさはありますが、概ね満足です。二回繰り返しましたが、概ね満足です。
枯れ木に咲く白い花、のようなゴミ。登山道から離れた場所にも咲いてるゴミ。今日の戦利品はこのふたつ。
これから暫く山を歩いた日は500円を能登半島地震義援金に寄付してみます。とりあえず笠形山と藤ノ木山二回分、少ないですが小市民の僕は地道に支援することにする。
キボウのカケハシ
能登半島地震災害義援金
https://kakehashi.kddi.com/
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