ひとり山歩記

現実逃避の為に映画観て、ポテチ食べながら映画観て、甘めの珈琲と炭酸飲料飲みながら映画観て、これではいかんと山歩き。

善防公民館閉鎖で道筋変更。

2023-09-24 21:18:56 | 山歩き
硬貨を投げて表が出たら平荘湖周回、裏が出たら善防山、笠松山に行こうと決めました。結果は表、でも善防山、笠松山へ行くんです。誰かに決められるのではなく、自分の意思で決めるんです。それなら硬貨を投げる意味がないと思うだろうけど、これが独り歩きの特権。

なにかの行事があるようで善防公民館の駐車場が閉鎖されていました。これが硬貨占いの結末か。しかしいつも通りなのも面白くない。こういう突発的な問題に対処するのも意外と楽しめるもんだ。古法華自然公園駐車場に車を止め、吊り橋から歩き始めることにした。


善防山の木、だと思う。山に登る理由のひとつとして、そこに山があるからなんてのが定番ではあるが、ふと違和感を覚えた。僕も山歩き始めた理由が、そこに七種山があるから山歩き始めたもので、そこに七種山がなければ山歩きは始めていない。しかし『そこに山があるから』でいいのか。冷蔵庫にプリンがある。食べていいのか、食べていいんだ、そこにプリンがあるから。お金が落ちてる。頂戴してもいいのか、いいんだよ、そこにお金があるのだから。理性を持て。なんてことを考えながら休憩なしで笠松山展望台を素通りして馬の背に到着した。体が軽い。これが秋の山歩きなのか。

随分風が強い。吹き飛ばされそうにもなるけど、身も心もそこまで軽くない。ふと気付いた。ゴミが落ちてる。拾うか見過ごすか、拾うんだな。そこにゴミが落ちてるから。山に登る、そこに山があるから。そういうことか、本上まなみ。


馬の背で十数分下界見下ろし仙豆数粒噛み砕く。飲料水の消費は少ない。このまま紅山にも行けそうな時間だけど、帰宅して夏海様の籠掃除しなきゃならんのだ。


吊り橋から笠松山、馬の背を経て善防山に到着。いつもとは逆に善防公民館へ下山して舗装道路歩いて駐車場。こういうのも悪くない。

明神山と再挑戦予定。

2023-09-18 14:00:00 | 山歩き
日曜は山歩き休んで敬老の日に明神山。七種山にも再挑戦したいのだけどね、山頂手前で迷子になり下山した敗北感が未だ拭えない。


正面に見えるのが多分明神山。そういうのよく分かんないんですよ。今からあの山頂行くぞと登り始めても、数分後には『あの山頂』を背にして歩いてたり、山頂着いたら『あの山頂』を隣に見てたりする。

蜂が追いかけてくる。休憩しようとすると蜂がくる。彼から逃げ切れたとしても到着した場で違う奴がお出迎え。ここも駄目かと離れるとまた先の場所にはアレがいる。縄張りか。


気合いだけでなんとかなると思うなよ。昔はよく言われたものです。今は、今も大抵の事は気合いでなんとかなると考えてる。


山歩き初心者の僕でも気合いで明神山登頂出来ました。山頂にはおじさまおばさまの団体がお食事会の最中。

下山は分岐点で数回間違い十数分獣化して山中徘徊していたのだけど、順調かな。今回短距離の道筋で登頂したせいか、幾つも見所を逃したようだ。次は予め調べて明神山を堪能する。



千ヶ峰に再挑戦。

2023-09-16 12:44:00 | 山歩き
九月中旬なのにまだまだ暑い日が続くようなので前回挫折した千ヶ峰に再度挑むことにした。人の居ぬ間に千ヶ峰。今回は昨晩から凍らせた飲料水と国道沿のコンビニで不足分を補充。

天空を歩く。以前妙見山から見た千ヶ峰は雲の中。雲の中を歩くのか、雲の上に出るのか数時間後には分かる。霧も雲も同じ水滴なのだけど、家で食べるおにぎりと山頂で食べるおにぎりは違うようなものだ。同じだけど。


真新しい丸太橋。善防山と笠松山を繋ぐ吊橋ほどに揺れる。そう言えばあの吊橋近々改修工事で通行出来なくなるそうだ。善防山から馬の背経由で笠松山へ登り下山するしかないのか、いや当分行かんけど。確か15日迄か。


登山口から十数分、川沿いを歩く。山歩き経験の少ない僕にはこれが新鮮且つ刺激的なものである。山頂よりも山中のほうが落ち着く。登山より山歩きを目的とする僕には道中の景色が重要。花や蝶は撮らんけど。

足元の土が削れ登山者に根を踏みつけられても真直ぐ伸びる杉。杉花粉の発信源だ。いや、花粉症とは縁遠く、好んで杉材使う僕には杉の乱立するこの空間は杉の聖地と言える。因みに僕の部屋の扉と鳥籠置きと小物箱は杉で作製。

分岐点で小休止。ザックを下ろして熊を警戒しつつ仙豆を貪る。熊鈴は車の中に忘れたし、今日は戦える状態ではないし穏便に済ませる手土産もない。遭遇しないことを願うだけ。


初の1000m登頂。駐車場で既に標高400mあるのだから実際登るのは600m程度。


誰もいない。日陰はなし、風もなし、鉄の椅子はちと熱い。天空歩くとはそういうことだ。360°の景色をまとめて撮る。で、どうしようかと悩む。とりあえず飲料水の交換とおやつ食べ、どうしようかと考える。暑いし。下山するしかないようだ。

下山は順調、気付けば丸太橋まで下りていた。汗だくの前足を水で清めた。腰にぶら下げた飲料水より冷たい。さすがに飲むのは躊躇うが澄んだ水だ。そう言えば今年は阪神が優勝したそうで、今回も大阪道頓堀に飛び込む人が数人いたそうな。阪神優勝の恒例行事のように言われているけど、阪神の本拠地は兵庫県で、最初に飛び込んだのは「阪神優勝したら道頓堀飛び込む」と宣言した巨人ファンですからね。

道の駅で千ヶ峰バッジ購入。これであとは笠形山を残すのみ。







準備不足で予定は崩壊。

2023-09-13 12:40:58 | 山歩き
先週の妙見山に続いて今週は千ヶ峰、来週は笠形山で多可三山登頂する予定でした。おやつと保冷剤を禰豆子に詰め込みバナナ飲み込み意気揚々と出発。飲料水は千ヶ峰手前で調達するつもりでしたが、これが悪夢の始まり。そんな大袈裟なものでもないけど、目前に千ヶ峰、コンビニも自販機も見つからず。見上げるくらいに千ヶ峰、直前に自販機見つけて小銭連投すれば返却口に貯まるだけ。道は細くなり上りが続き、車は息切れしながら鈍足気味。千ヶ峰登山口通り越しても飲料水の確保出来ず、気付いた頃には遥か後ろに千ヶ峰。蛇山、矢筈山、丹波の妙見山、行きたい山なら幾らでもある。


辿り着いたのが黒木山。居心地の良い空間。エンジンの音と蝉の声と子供等の笑い声が混ざり合う山歩きには珍しい騒音。いや、雑音。三重奏と言えば無難なとこか。悪い意味ではない。山頂まで行けば蜂や虻やらの多重奏。


試練の場。大声を出すことに抵抗がある。無邪気に破廉恥に大声で騒いでいた頃が懐かしい。


木と草と土と岩の絶妙な比率に感動する。これぞ絶景と言える。千ヶ峰には負けるまい。

笠形山と千ヶ峰と妙見山。どれがどれだか判断出来ないけど、今いる場所は黒木山。それだけ分かれば問題ない。

軽めの山歩き。二時間近く経過してるが、殆どが山頂でうたた寝してた時間。

日曜日の天気予報は雨でした。車も調子悪いし、遠出は控えた。しかし昼過ぎても雨の降る気配はなく痺れを切らして惣山、紅山へ旅立つ。同じ境遇の人がいたのか、4人の登山者と遭遇した。

火曜日、仕事帰りに紅山へ。全力で登り、息を切らして休憩し、また全力で駆け上がる。4分50秒、老いたのか夏のせいか体力不足なのか。

暫く休憩した後、次は体力の配分に気を遣いながら休憩なしで登り切る。4秒しか違いがない。ひとつ学んだ気がした。また下りて挑戦しようと考えたが、もう既に周りも暗いので時計回りに帰ることにした。足腰の鍛錬にも良かろうもん。


下山した頃にはほぼ暗闇。カメラでは明るく映るけど実際は足元も見えない。日の入りは18時13分らしい。

因みに月曜日に書き上げた文章全て消失したので改めて三日分の山歩記を書いてみた。





足は痛いが藤ノ木山。

2023-09-03 12:37:00 | 山歩き
土曜日に初めての山に挑戦し、日曜日に近場の慣れた山に行くのが定番になりつつある。

今日は加西市の藤ノ木山。昨日も今日も誰とも出会わない。避けられてるのか。時間帯かな。基本的に早朝は登らない。登れない。起きられない。ここ重要


前回よりも楽に歩ける気がする。気温は36℃あるらしいので発汗量はいつも通り。右足首が少し痛む。捻挫のような痛みだけど今日は楽に歩ける気がする。


捻挫してるなら安静にしておくべきだとは思うのだけど、僕は医者ではないから足の痛みを捻挫と結論付ける根拠がない。ので、歩く。ある意味刹那主義と言える。難なく東の山に到着。負傷しながらも試合に出続ける野球選手の気分だ。そんなことより風鈴初めて見た。


水分補給と仙豆を数粒噛み砕く。食事休憩は以上となるが、日傘広げて暫くの間、呆然と山を眺めて過ごす。微風が汗を撫で、気化熱で体温の下がるのを待つ。


藤ノ木山到達。足に痛みはなく疲れも感じない。これが怪我の功名と言うやつか。普段より姿勢を正し重心移動を意識しながら歩いた成果なのか、気のせいか。ここでも日傘広げて呆然と看板眺めて過ごす。この丸太は担いでここまで運んだのか、どのようにして地面に刺したのか興味が湧く。風鈴見つけた。


下山は前回と違う道を選んでみた。反時計回りで歩くのも有りだなと考えたが時既に遅し。因みに今回の戦利品は手袋やら手拭いやら燃えるゴミで袋ぱつんぱつん。