泥から咲いた蓮の花

現在、リハビリ中なブログです。長い目で見守ってくだせ~

繁忙期が過ぎ

2005-05-09 10:10:20 | どろな話
年度の初めに開催される諸々の会議。自分が最も関係していて責任のある会議が昨日終了し、忙しい時期も一段落。今日は一日呆けることにする。GWはもうずいぶん昔から外にはでかけない。正月もお盆休みも。理由は「混んでる」に尽きる。喧噪な日常に疲れているところを、さらに喧噪な休日を? いやだいやだ。部屋の窓から遠くに東名高速がみえる。休みの時期、渋滞で動かなくなった車の列をみるにつけ、あの不自由さを代償に得るものはなんだろう…と眺めているのであった。

かわいそうなのは子供たち。休みにどこにもいかないし、親は忙しいしで、自然とひとり遊びが上手になる。息子はゲームの達人と化し、娘は絵描きと工作職人になってしまった。そんな子供たちが不憫で、去年はフランス行き当たりばったり旅行に連れ回したりしたが、「地下鉄がくさくて、道にネズミの死体が落ちていて、牛乳を熱くして飲む国」という印象を与えてしまったようだ。そういう爆発的なイベントはやめて、おたまじゃくしの池に遊びに行くようなことを重ねた方がよさそうだ。

昨日、ある人と「新聞をどう読んでいるか」という話になった。その人はスポーツ欄をちらっと見るだけになったという。私も三面記事はたくさんだと感じている。悲惨な出来事ばっかりなので、そういった事件報道からは、なるべく目をそらすようになった。だから、JR西日本福知山線の脱線事故も、死者が100人を超えたということくらいで詳細は知らない。もう、それだけで充分悲しい。悲しい話はもうたくさん聞いてきた。心が楽になる話を、積極的に求めていくとしましょ。