『ありがち日記』

「清須会議」

本日は2本目の映画投稿。

三谷幸喜の「清須会議」。今回は洋ちゃんも出るから、ずっと楽しみにしててん…

全体的な印象としては、コメディ要素少なめで、歴史ものとして捉えた方が近いかも。
三谷作品が好きな人でも、“笑い”を期待していった人は、ちょっと肩すかしを喰らう感じ。
事前に、この歴史的にも重要な会議のことについては、学習した方が良いと思われます。
それに、人物関係が分からないと、置いてけぼりになっちゃう恐れも。

そうやって観てみると、とっても面白い映画だった!

秀吉役の洋ちゃんが、とにかく存在も頭も光っててね(笑)
コミカルな演技、腹の内で何か企んでいるような表情、さすがだな~。
三谷作品の見物と言えば、豪華キャストと、まさかの配役。
そんなんこの人にやらせちゃうの~って思うと同時に、それが皆さんハマり役で。
松山ケンイチとか天海さんが、ちょろっとしか出てないのも、可笑しい。
そんなチョイ役で!と突っ込みたくなること間違いないね。

女性陣のメイクもすごかった。
なぜここだけリアルを追求したのか、三谷監督(笑)
お歯黒もマロ眉も、現代からしてみたら、お化けとしか思えない。
とにかくそこが強調されてて、ここに違和感を覚えた方もいらっしゃったみたいだけど、
私はこれ監督わざとだね…って思って。狙ったね…。さすがです。
中谷さんなんて、わざと田舎風の太眉。あんなにきれいな人なのに…(プッ

分かりやすく笑えるところは、今までのよりも少ないかもしれないけど、
今思い出すと、じわじわとその面白みが分かってくるような、そんな映画だった。

ステキな金縛りが昨日テレビで放映されていて、監督もちょろっと言ってたけど、
西田敏行さんの六兵衛さん、生きている状態で少しご出演されてましたよ!
ぜひそこのところもお楽しみに! 


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