日本でいうところの2時間ドラマっぽい雰囲気のあるミステリーでした。
（あくまで個人的な感想です）
ストーリー：
85歳の誕生日を迎えた世界的ミステリー作家のハーラン・スロンビー（クリストファー・プラマー）が、その翌日に遺体で見つかる。名探偵のブノワ・ブラン（ダニエル・クレイグ）は、匿名の依頼を受けて刑事と一緒に屋敷に出向く。ブランは殺人ではないかと考え、騒然とする家族を尻目に捜査を始める。
アガサ・クリスティー作品に馴染んでいる人にも楽しめる感じで、ポアロやミス・マープルのような癖のある探偵役も登場。だからかな？茶の間で家族と見るような2時間ドラマを彷彿とさせたのは(笑)まもなく公開の007の最新作も控えている探偵役のダニエル・クレイグ良かったです😊
クリストファー・プラマーが冒頭で死んじゃって、え！？うっそー😱って思ったのですが、回想シーンが重要でした。あっさりと犯人がわかっちゃって、どうやって犯人とばれないように立ち回るんだろう？というところを楽しみました。マルタちゃんが必死で少し笑えたなー。
ところが、実のところ真相は意外なもので…。
キャプテン・アメリカのクリス・エヴァンスが正義の味方とは全然違う役どころで新鮮でした。悪い役ではありましたが、最後は災難でした💦あそこで一番の笑いが起きていました(笑)悪いことを企んだのに、結局空回り気味なのも憎めず。
残虐なシーンはないし、クスっと笑えるところもあるし、それでいてちゃんとミステリー。あとは何かしら問題を抱えている家族メンバー同士の腹の探り合いもアガサ・クリスティーのようでした。こういうの好きなので、私は十分に楽しめました。年配の方々も多かったです。おじいちゃんとか。
日本でリメイクしても面白そうだけど。それなり実力と雰囲気を持った俳優さんたちが集結したらそれこそスペシャルドラマとして成り立ちそうだよな～って考えていました。何目線なのかしら自分😅
前回観たパラサイトがちょっと重めなテーマだったので、娯楽な要素が高めな今作はちょうど良い気分転換になりました。おすすめ映画です。
