5作目は、2022年10月発表のテイラー・スウィフト「midnights」。
今年も新譜を発表しているからリリース頻度が半端ない!
新人ならわかるのですが、彼女のデビュー・アルバムは2006年だからぼちぼち19年経とうかってベテランです。
で、このクオリティを保ったままの多作とライブ活動、もはや化け物クラスです。
一番好きなアルバムは「フォークロア」ですが、リリース時期もあいまって夏のイメージです。
盛夏というよりも、山奥のキャンプ場で靄がかかっていて少し肌寒いイメージ。
実は、「秋の夜」にぴったりなPOPアルバムって意外と少なくて、この「ミッドナイツ」はそんな貴重な1枚。
1曲1曲のインパクトではなく、アルバムトータルとしての空気感で感動させるスキル、テイラー・スウィフトは卓越しているし唯一無二だと思えます。
"AメローBメローサビー転調ー大サビ"というお決まりのパターンで構成された、まるで和歌のような「歌」しかヒットしない日本においてこのテイラー・スウィフトのような「音楽」が売れていることは驚きです。
邦楽ばっかりしか聴かない人に、彼女の楽曲の良さが本当にわかっているのだろうか???
流行で聴いているだけだったらなんだか勿体無いなぁ…